|
カテゴリ:健康・福祉
11月26日に、市民のみなさんを対象とした「認知症サポーター養成講座」を開催し、新たに15名の認知症サポーターが誕生しました。
「認知症サポーター」とは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対して、できる範囲で手助けをする応援者のことで、市内には約9,700人の認知症サポーターがいます。 ▲高齢福祉課職員による講義 ▲寸劇の様子 講座では、認知症の症状や特徴についての講義に加え、認知症の症状が出始めた「トメさん」の様子や対応の仕方などについて、寸劇を交えて行いました。 受講者からは、「今までと認知症に対する考えが変わって、しっかり寄り添って理解することが大切だと思いました。」「認知症サポーターとして、できる範囲でお手伝いができればと思っています。」「認知症の人と出会ったら、今後は見て見ぬふりはしないと思います。」などの感想が寄せられました。 【トピックス】 今回の寸劇の主役である「トメさん」人形は、平成24年から活動を続けてきました。市内各地を飛びまわり活躍するうちにすっかり傷んでしまっていたトメさんの人形を、ひきこもり当事者※の方が修繕してくださいました。 以前から何とかしたいと思いながらも、職員はお手上げ状態で困っていました。そんな時、ひきこもり当事者の方で裁縫が得意な方がいらっしゃると知り、修繕のお願いをしたところ、快く引き受けてくださいました。 下の写真からもわかるように、見た目がとてもきれいになり、顔立ちもはっきりしてより素敵な「トメさん」になり、また見た目だけでなく、職員が動かしやすいように見えない部分まで直していただいています。 ▲NEWトメさん! 生まれ変わってパワーアップしたトメさんが活躍する「認知症サポーター養成講座」。次回のトメさんの登場は3月の予定です。詳細は、広報みのかも2月号や市のホームページなどでお知らせします。ぜひみなさんもご参加ください!! ※ひきこもり当事者の方の活動について: 美濃加茂市社会福祉協議会への委託事業「心と暮らしの相談室」で、ひきこもり当事者等の方たちとの プロジェクトを実施しています。詳細は、市ホームページまたはTwitterをご覧ください。 ・心と暮らしの相談窓口(市ホームページ) ・@minokamo_se_kon(Twitter) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年12月10日 16時07分12秒
[健康・福祉] カテゴリの最新記事
|