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カテゴリ:健康・福祉
3月11日(木)・12日(金)の2日間にわたり、市内在住・在勤の人を対象とした「出張版!認知症サポーター養成講座」を開催しました。
「認知症サポーター」とは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対して、できる範囲で手助けをする応援者のことで、現在市内には約9,800人の認知症サポーターがいます。 今回は新たな試みとして「出張版!」と銘打ち、これまで生涯学習センターで実施していた講座を、限られた会場や日程では都合がつかない人のために全8地区の交流センターで開催し、少しでも多くの人にご参加いただけるようにしました。 さらに、講座終了後には希望者を対象にした、長寿支援センター専門職員との個別相談会も開催しました。 通常より規模を縮小し、新型コロナウイルス感染症対策をとった上での開催ではありましたが、古井会場と加茂野会場で合計16名のみなさんにご受講いただきました。 ▲高齢福祉課職員による講義 ▲感染症対策をとって開催 認知症の症状や特徴についての講義に加え、認知症の症状が出始めた「トメさん」の様子や対応の仕方などについて、寸劇を交えて講座を行いました。 受講者からは、「自分も家族もいつ認知症になってもおかしくないので、今日のことを思い出して対応できたらいいと思う」「周りの人の声かけの仕方を変えるだけで、お互いのいやな思いを減らせることがわかった」「認知症に対する意識が変わった」などの感想が寄せられました。 ▲財布を探すアケミさんとトメさん ▲電話で約束の確認をするキヨさんとトメさん 受講された人には認知症サポーターの証である「オレンジリング」をお渡しし、新たな「認知症サポーター」が誕生しました! 今後も、認知症サポーター養成講座を広く市民のみなさんへ開催し、市の認知症事業スローガンである、 「みんなで のんびり かかわりあって もし、認知症になっても住み続けたいまちに」 を目指したまちづくりを推進していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年03月22日 11時46分47秒
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