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カテゴリ:まちづくり・地域づくり
太田宿の宝物②
太田盆地に産出する玉石積みの石垣風景 太田宿一体は、木曽川の扇状地である太田盆地に形成された町です。木曽川の中流域のため、石積みに適した玉石が河原だけでなく掘れば地中からザクザク出てきます。各務原市から下流は、玉石が無くなり砂になります。特に有名なのが銀杏の生産量が多い稲沢市祖父江町の祖父江砂丘です。日本一の湖畔砂丘です。 昭和58年の大水害後、現在の堤防ができる前のライン街道付近は玉石積みの街道や民家が沢山ありましたが、堤防整備により現在では殆ど残っていないのが残念です。高さがある玉石積みは少なくなりましたが、太田盆地には今でも多くの玉石積みがあります。県内には意外と少ない風景が今でも残っています。 その顕著な祐泉寺の玉石積みと神名水神公園の玉石積みによる石垣の写真を添付しておきます。 今ではこんな綺麗な積み方ができる石工は日本でも数が少ないです。 祐泉寺の玉石積み 神名水神公園の玉石積み お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月08日 10時20分31秒
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