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カテゴリ:まちづくり・地域づくり
太田宿の宝物⑫
中山道には常夜燈が3か所あります 常夜燈(灯)は夜道の安全のために街道沿いに設置された石、木で造られた建造物です。 一晩中火を灯すのは難しいので、どちらかというと街道のランドマーク(道標)的な扱いで設置されました。街道沿いの神社前、枡形、木戸に多くみられます。 常夜燈と灯篭の違いですが、目的は同じで街道沿いにあるのが常夜燈で、庭園にあるのが灯篭になります。 常夜燈は道標の役割ですので、形はシンプルで台座が高くなっていますが、灯篭はデザインに優れ、様々な大きさがあります。 数年前には中山道会館沿いの木曽川堤防上に常夜燈を模した時計台が設置されました。 以下太田宿の常夜燈を紹介します。 西の入り口にある虚空蔵堂(こくぞうどう)前で桝形地 虚空蔵堂は旅人の安全祈願のために祭られたお堂で、旅人の旅人が休める安息の場でもあります。 安永2年(1773年)設置 祐泉寺前の桝形にある秋葉神社(火伏せの神) 文政11年(1814)設置 寄進者は若竹屋林冨三郎(当時質屋、宿屋経営) 祐泉寺観音堂前 安政3年(1856)設置 中山道会館前の木曽川堤防に常夜燈を模した時計台 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月29日 13時58分35秒
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