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カテゴリ:環境
2月14日(火) おとなのための環境講座 第2回目 を開催しました! (この講座は「SDGs」をテーマとした全2回の連続講座です。第1回目の記事はこちら) 第1回目に引き続き、e-plus生涯学習研究所 代表理事 小林 由紀子さんを講師に迎え、第2回目「いまどきの脱炭素の話〜未来のエネルギーの話をしよう〜」と題してご講演いただきました。 講演では、「再生エネルギー」「再エネ技術革新への期待」「ミートレス社会」「ウクライナ情勢と日本のくらし」などについて、私たちの生活とのつながりを交えながらお話していただきました。 また、質問コーナーでは下記のような沢山の質問が挙がり、小林先生からお答えいただきました。 Q「トヨタ新社長がEV事業を促進すると言っているようにEV車が増えるなど、必要な電力は今後さらに増えていく。そうした中で安定性の低い再エネだけでは生活がさらに苦しくなるのでは、原発の運用が重要では。」 A「日本は安定性の高い地熱発電が向いており、普及すれば天候などにも左右されない安定した電気を得ることが出来ます。ただ、導入コストが高いなどの課題もあります。原発については、安価に安定した電力を供給できる一方で、事故などのリスクがあるため、最新の安全対策や運用ルールを確立した上で適切に運用することが望まれます。」 Q「温暖化によって海中の酸素量が増え、漁獲量が増えているなどの情報もある。また、地球の長い歴史から見ればニュースで取り上げられるほど、現在の温暖化は問題なのか。」 A「一部の海域でそうした効果が出ている可能性はありますが、海水温度の上昇によるサンゴ礁の砂漠化のほうが問題です。サンゴ礁がなくなればその地域の殆どの生物がいなくなります。また、たった1,2℃の温暖化でも気候に大きな影響がでると考えられており、過小評価は難しいです。」 今回の講座をきっかけに、脱炭素に向けて自分に出来ることを考えていただければと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月21日 12時00分09秒
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