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カテゴリ:グルメ
昨日に続き、今日も寒い1日でした。 あまりにも寒いので、帰ってからは夕食は急遽 鍋にしました。 ま 先日買った半額(またかよ)の寄せ鍋セットがあったからですけどね。
未だに業務多忙のため、ご訪問もなかなかできません。 また コメントのレスも遅れております。 ご容赦! さて、今日は遅くなったのでいきなり本題。 あ その前にいつものように、昨日のブログは「信濃の国」 ご覧になっていない方はこちらもどうぞ ところで鍋といえば、こういう話があります。 ある人が、仕事の都合で東京の社員寮で1年間暮らしていたとき、週末に男同士で鍋でもつつこう、「しゃぶしゃぶをしよう」と、トントン拍子で話が決まりました。 「トンしゃぶにしますか?」という関東男の発言にその人は?? 関東では「肉」といえば「豚肉」ということは、知っていましたが・・・ 「トンしゃぶ??豚は よう火を通さんと危ないやろ!」 「しゃぶしゃぶって、豚肉は湯をくぐらしただけで食べたら腹下すぞ。 グツグツ炊かんといかん! そやけどグツグツ炊いたら水炊きやないか。 トンしゃぶって言うのは、言葉に無理があるんや!」と吠えたてました。 そんな人も所帯持ちとなり、経済上の理由もあって、今では「豚の水炊き」を大変おいしく頂くようになりましたとさ。 大阪人ならきっとこう言う。 ワッハハハハ~ おもろい! 豚肉でしゃぶしゃぶは無理がある、名付けるなら「豚の水炊き」や! というこの方の主張は、子供の頃から「豚は生で食べたらあかんぞ!」と刷り込まれてきた関西人としては、とてもよくわかります。 所帯持ちとなった、最後の落ちも効いています。 それも、あくまで「豚しゃぶ」ではなく、「豚の水炊き」と呼んでいるところが、おちゃめです。 そうですね、関西では豚は菌があるから生はアカン、という食のタブーがあるので、豚肉はしゃぶしゃぶではあまりいただきません。 どっちかというと、この方がおっしゃるように、水炊きか寄せ鍋というスタイルです。 そして、豚の水炊きといえば「はりはり鍋」 はりはり鍋は、鯨肉と水菜を用いた鍋料理の一種で、本当の「はりはり鍋」は鯨肉で食べます。 大阪を中心とした関西地方独特の鍋料理です。 現在は豚肉、鴨肉などを入れます。 尚、「はりはり」という語源は、水菜の繊維質によるシャキシャキとした食感から来たものを表現しています。 かつて捕鯨が盛んだった時代、鯨肉を食べていた頃の日本では鯨の身は貴重なタンパク源であり、鯨のどこの部分をとっても、決して粗末に扱うことはありませんでした。 しかし、一部の地域では単に鯨油をとるだけのために鯨を捕獲し、鯨油を採れるわずかな部分以外は廃棄するなど誰の目から見ても残酷なものでした。 それを知った自然愛好家は、当然のことながら鯨を守る運動を始めました。 そうして商業捕鯨が中止され、鯨肉が入手困難になってからは、鯨が食べられなくても「はりはり鍋」の味が忘れられなかった人たちは代用食を考えたようです。 当時「はりはり鍋」に使っていた鯨肉は非常に脂っこい部分であったため、その口当たりに最も近い肉として豚ばら肉、もしくは鴨肉が代用されるようになりました。 「はりはり鍋」本来の材料である「水菜」とあわせて食べたところ、代用食というにはもったいないほどの出来映えでした。 ちなみに水菜とは関西地方では結構メジャーな菜っぱで、大阪ならたいていどこのスーパーでも手に入ります。 尚、大阪では、鯨のはりはり鍋料理を「土佐料理 司」が扱っています。 (大阪梅田阪急グランドビル) 鍋関連で、過去ログに「鍋奉行」がありますので、こちらもご参考に・・・ 尚、1/19に13万OVERしました。 ピタリの方 EZwebですが該当者がいないため、前後お2人に粗品進呈! が、未だにご返信がありません。 不審人物ではありませんので、できましたらご連絡を・・・ ●別ブログ1/7の新着は「2008年 今年の運勢」 また、前回は「救急医療」 前々回は「値上げラッシュ」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月21日 23時22分04秒
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