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カテゴリ:医療
昨日のブログ「実年齢と気持ちの年齢」の追記で書いたように、今日は朝から雪が降って、そこそこの積雪がありました。
尚、大阪管区気象台によると、各地の正午までの積雪量は京都市1cm、奈良市3cm、兵庫県豊岡市6cmなど。 気象庁は、10日午前6時までに、近畿中・南部や四国地方で0~10cm、近畿北部で1~15cm、中国地方で20~30cmの降雪量を予測しています。 さて、先日 東京都心に積雪があったときも、救急車がフル稼働して大変な騒ぎだったようで、都会は雪にすこぶる弱い。 ----------------------------------------------------------------- 東京都心に積雪があった4日、4日、路面凍結による転倒事故などで救急車がフル稼働状態になり、新たな出動が一時困難となったことが8日、分かった。 東京消防庁によると、出動件数は2397件で、日付別統計が残る2001年以降、歴代4位だった。 同庁は今後も積雪が予想されるとして、事故防止を呼び掛けている。 同庁は4日、各消防署の救急車229台と非常用30台を編成したが、通学や通勤時間帯の午前9-10時には、全救急隊が出動し、新たな要請に対応できない状態になった。 以下 略 (2008年02月09日 時事通信) ●太平洋側で平地も大雪の恐れ 前線を伴った低気圧が発達しながら関東沖に進む影響で、9日から10日朝にかけて太平洋側では、平地でも雪が積もる恐れがあり、気象庁は9日、交通障害や路面の凍結に注意を呼び掛けた。 気象庁によると、10日朝までの降雪量予想は、いずれも多いところで北陸、甲信、中国地方で20-30センチ。 東海地方は山沿いで20-30センチ、平地0-5センチ、関東、近畿北部は山沿い15センチ、平地1-10センチ。(2008年02月09日 共同通信) ●西日本から関東地方で雪 前線を伴った低気圧が日本の南海上を通過した影響で、9日は中国地方から関東地方にかけて雪が降り、名古屋市で13センチの積雪を観測。 10日朝までに、東海地方から東北南部の太平洋側では、平地でも雪が積もる恐れがあり、気象庁は注意を呼び掛けた。 雪の影響で全日空では9日、中部国際空港や大阪空港などを発着する37便が欠航。 東海道新幹線は新大阪-浜松間で減速運転した。(2008年02月09日 共同通信) ----------------------------------------------------------------- 自宅前を2階から見ました。 午後3時 さて、本日の本題は 「うつ病 Part-3」 最近 うつ病にかかる人が多くなっています。 ストレスの多い現代。 ストレスとうまく付き合わなければ、溜め込むばかり。 ストレス発散は現代人の重要な要素です。 実は私の会社関係で、お2人、個人交友関係で、お2人、「うつ病」で長期治療を余儀なくされている人がいます。 これ 本格的になると、ちょっとやそっとでは治りません。 どの方も仕事はできず、自宅療養されていますが、一進一退を繰り返しているようです。 また うつ病は周りがいくら気を使っても、結局は本人の意思が重要なのです。 周りがあまり気を使いすぎると、かえって悪い結果を生むことがあるので、かなりやっかいです。 憂うつな気分が長く続き、何事もやる気が起きないうつ病。 早期に診断、治療を受けることが大切です。 日本人で生涯に1度でもうつ病になる人は15人に1人と、だれでもかかり得る病気なのです。 良くなったり悪くなったりを何度も繰り返しやすいのも特徴ですが、初期の場合 適切な休養、服薬によって、数か月で完治することが多いのです。 そして、今日は、そのうつ病で処方される薬について、注意点を述べたいと思います。 尚、症状については過去ログに 「うつ病」、「うつ病 Part-2」がありますので、ご参考に・・・ うつ病に使う抗うつ薬を服用すると、10~20歳代の若者を中心に、自殺したい という衝動を引き起こすことがある、と指摘されています。 薬との因果関係ははっきりしていないものの、専門家は「副作用に留意は必要だが、うつ病を治療しないことは危険で、適切に服用することが大切」と話している。 うつ病は、気分が落ち込む抑うつなどの症状が表れる病気で、「死にたい」という考えが浮かぶこともある。 こうした症状を改善するのが抗うつ薬だが、その薬でかえって自殺願望が起きるとは、どういうことなのだろうか。 問題になったのは、1988年にアメリカで「SSRI」(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬が登場したのがきっかけだった。 SSRIは、従来の抗うつ薬に比べ、のどの渇きなどの副作用が少なく、急速に普及しました。 が、アメリカで1990年、「SSRIを服用中に強い自殺願望が起きた例があった」との報告があり、「SSRIの服用により自殺した」などとする訴訟も相次いだ。 イギリス政府は2004年、「臨床試験データでは、SSRIの服用で自殺願望などを起こす危険が少し高まることは否定できない」との見解を示した。 アメリカ食品医薬品局(FDA)も2007年5月、「65歳以上では、抗うつ薬で自殺願望などを起こす危険が低下するが、18~24歳ではこうした危険が高まる」と警告した。 国内でも2006年、厚生労働省が抗うつ薬メーカーに「18歳未満では、自殺願望を引き起こすことがある」との注意を薬の説明文書に明記するよう求めた。 うつ病は、脳内の神経細胞の間で信号をやりとりし、感情や思考をつかさどる神経伝達物質のバランスが崩れることが原因と考えられている。 抗うつ薬は、神経伝達物質のやりとりをスムーズにし、活力を高める作用がある。だが、自殺願望がある場合、薬で気力が高まるなどすると、実際に行為に及ぶ危険もある。 「SSRIを服用して衝動的な行動を起こすことは、まれにある。特に若者は脳が発達途上で、衝動を抑える働きが弱いのではないか」と、杏林大保健学部教授(精神保健学)の田島治氏は指摘する。 こうした恐れがあるため、適切な服薬が大切。 田島氏は、(1)服用は少量から始める (2)ゆっくり増量し、不安感や焦燥感が増した場合、できるなら前の量に戻して医師に連絡する (3)効果が充分な量になったら、それを維持する、の3点を挙げる。 尚、服用中に注意すべき症状を次にまとめました。 息苦しさや胸の痛みなどのパニック症状が出た場合 急に早口になったり、多弁になったりする場合 眠りたいと思わなくなった場合 不安感や焦燥感が強くなってきた場合 急に行動量が異常に増えた場合 自殺願望が芽生えてきた場合。 現在 日本国内で承認されているSSRI ( )内は商品名 フルボキサミン(デブロメール、ルボックス) パロキセチン(パキシル) セントラリン(ジェイゾロフト) 最初の数日間は、特に注意が必要だが、1か月を過ぎると副作用の頻度は減る。 服用して、イライラしたり落ち着かなくなったりしても、薬が効かないと思って増量しない。 また 症状が良くなり、薬を減量する時も、数か月かけてゆっくり行う。 SSRIは、国内で使用される抗うつ薬の4割程度を占めるとされている。 患者によっては治療に欠かせず、うつ状態や不安感などの症状が改善される場合は多い。 抗うつ薬を服用した患者の誰もが自殺衝動を起こすわけではなく、自己判断による服薬中止は、症状を悪化させることにもつながる。 田島氏は「SSRIなどの抗うつ薬は、人によって効果や副作用の出方が異なる。 医師と相談し、慎重に服用することが大切」と話している。 尚、うつ病患者の約4割は、抗うつ薬の服用量や回数を自己判断で増減したり中止したりしていることが、製薬会社「グラクソ・スミスクライン」の調査で明らかになっています。 ただ 医師の指示なく服用量や回数の増減、中止をしていた最大の理由は、「抗うつ薬に対して漠然とした不安・心配・抵抗感がある」で24%。 服用量を減らした人でも21%を占め、最も多かった「症状が改善した」(26%)に次いで多かったそうです。 抗うつ薬への不安を理由に服用の中止や減量をした人の56%が「抗うつ薬には依存性や習慣性の強い薬があると思う」と回答。 「症状が改善した」というのは、まだ良いほうだからあまり問題はないですが、自己判断で中止するのはやはり問題があります。 やはり主治医と相談して、指示通りに服用することが大切です。 いつも散歩に行く公園で「ごんた」 まあ ウチのごんたは元々北海道生まれだし、木曽で雪には慣れてますからね。 ●別ブログ2/07の新着は「美術鑑賞とグルメ三昧」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月10日 10時31分45秒
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