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カテゴリ:古典
迷惑書き込み 一時のようなラッシュではありませんが、相変わらず来ているようです。 一瞬 止まったようですが、どうやら一番ハデなところが一時的に止めただけで、また 再開しているようです。
尚、常連の悪質業者ついては、過去ログ「土手鍋」、「二夜連続 迷惑書き込み リスト」をご覧ください。 そして、この対処方法として、ページの設定の「日記」をクリック。 禁止したいドメインの中にドメインを入れる。 ただし この方法はこのドメインの人をすべてシャットアウトしますので、よくある ocn.ne.jp などは一般の人をも排除することになります。 また 一番下、「禁止するURL」に禁止したいURLを入れると、そのURLを含んだコメントは書き込み不可になります。 ただ これも「二夜連続 迷惑書き込み リスト」のコメント欄で、X-FACTORさんに対するレスで、「一時的には効果はありますが、上にも書いたように、URLを変えてこられればOUTです」と書いてます。 というのは、きゃつらもそれを知ってか、しょっちゅうURLを変えてきます。 しかし 実際に表示されるURLはほとんど同じです。 つまり 変えたURLから本URLに飛ぶようリンクしてます。 もちろん、しょっちゅう変えてくるURLを、その度に入力すればシャットアウトはされますが・・・ 尚、迷惑書き込み業者の多いドメインは、(*.so-net.ne.jp)、(*.infoweb.ne.jp)、(*.cyberbb.ne.jp)、(*.alpha-net.ne.jp)、ですが、前2つは一般の人もよく使ってます。 ちょっと前までは、(*.ocn.ne.jp)、(*.dion.ne.jp)、(*.nttpc.ne.jp)、(***.ad.jp)、(***.bbexcite.jp)、(*.asahi-net.or.jp)、(*.yournet.ne.jp) も多かったのですが、最近は少なくなりました。 もし ドメイン禁止にするなら、一番被害の少ない )、(*.cyberbb.ne.jp)、(*.alpha-net.ne.jp)、(***.bbexcite.jp)、(*.asahi-net.or.jp)、(*.yournet.ne.jp) がお奨めです。 それでも一般の人を巻き込みますが・・・ IPアドレスで禁止できれば一番効果的なんですが、楽天ではその方法はありません。 また IP抜きしないと現在の楽天ではわかりません。 IP抜きは初心者でも慣れれば案外簡単にできますし、フリーソフトもあります。 ただ メンドイですが・・・ そして「楽天会員以外のコメントを禁止する」にするのも効果はありますが、楽天会員以外のコメントがある方は困ります。 それに、楽天登録してくる業者もあります。 まあ 今のところ完全に防止する方法はありません。 こまめにログインして消すしか・・・ あまりログインしない方のところが狙われやすいです。 ということで、本日のお題 「もむない」 尚、昨日のお題は 「記憶喪失」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ さて、「もむない」って言葉、ご存知でしょうか? 大阪弁で「まずい」っていう意味ですが、個人的イメージとしては「水臭い」といった意味合いが強いです。 例えば、「こんな もむない うどん食べたの初めてや」とか、「こないな もむないもん、よう食えまんなぁ」と言う風に使います。 また、カルピスをケチって水で薄め過ぎた場合、「なんや、このカルピス、えらい、もむないなぁ」とか、 レーコーを喫茶店で頼んで、2/3くらい飲んだ後、雑誌を読むとかしてるうちにかなり時間が経ってしまって、氷がとけてしまったものを「もむないコーヒーになってしもうた」とか言います。 注) レーコーに関しては、過去ログ「レーコー」参照。 しかし、この言葉 あまり知っている人がいないのです。 大辞林によると、「うまくない。まずい。味がない」といった、近世上方語なのだそうです。 元は、モミナイという形容詞であったのが、さらに訛って、モムナイになったようです。 近世では、東海道中膝栗毛・下巻(岩波文庫)に、淀川の船下の場面で「この汁は、もむないかはり、ねからぬるふていかんわい」と乗客が言っている場面があります。 意味: 「この汁はまずいうえに、ひどくぬるくていかん」 また 『物類称呼』には、「あぢなし」とあり、「いにしへ、吉野の国栖(くず)の邑人、かへるを煮て上味とし食ふ。 名付けて毛瀰(もみ)といへるよし、『日本紀』に出づ。 今云ふもみないとは、もみな物と云ふ心なるべし。 いは助字なり」とあります。 つまり、日本書記の時代の吉野の村人が、カエルを煮て食って、あまりのうまさに、「もみ」と名付けたわけです。 だからうまいものは「もみなるもの」、まずいものは「もみないもの」、というわけです。 ルーツはなんと、カエル料理だったのです! 『摂陽奇観』にも「毛瀰(もみ)無シ」と題して、こんな説もあります。 「大和・河内・津の国方の言葉に、食物の味うすきをもみない といふは、うまくもなしといふ義也。 或人云、日本紀に、古しへ吉野の国栖の邑人、かへるを煮て上味として食ふ。 名づけて毛瀰(もみ)といふ。 故に、隣国迄も下味のものを毛瀰にあらずとして、かく云ひならはせりと也。 又、或人云、大和の毛瀰、すなはち、うまみの転語也と。 凡そかやうの義多く有るべき事なり」 「うまみ」の転語という説まで出ていますが、ちょっと無理があるので、ここはやはり毛瀰(もみ)語源説が妥当なところでしょう。 でも、「もむない」の指摘する意味合いとしては、「味が薄くなった」、「水くさい」なので、ほぼ正確にこの使い方と一致しているわけです。 万葉の昔からの言葉が今も大阪に生きているなんて、実に興味深いと思います。 用法として面白いのは、人形浄瑠璃の『今宮心中』にある例です。 「一人の娘に親の身で、もむない男を食はさうか」というセリフがあるのですが、これなどは「しょうもない男」、「すかたんな男」、「どんならん男」てなニュアンスが伝わってきて、楽しいですね。 注) 「どんならん男」=どうしようもない男 種々の資料によると、もみないを使う地方としては、大阪、大和、摂津、河内、和泉、和歌山県海草郡、京都府何鹿(いかるが)郡、淡路島、九州などがあげられており、やはり関西と一部西日本(特に奈良地方)ということらしいです。 でも、いにしえの日本人は、カエルの煮物料理がごちそうだったのでしょうか? 中華料理でカエルの唐揚げはよくありますが、煮付けとなると、どうなんですかね。 ●別ブログ2/07の新着は「美術鑑賞とグルメ三昧」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は停止しております。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月19日 23時40分59秒
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