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カテゴリ:医療
問題1:心臓が三つある生き物は?
問題2:人工心臓のアイデアを出した意外な人物とは? 問題3:1日に心臓が脈を打つ回数は? いきなりのクイズですが、答えはこの設問の次に・・・ ところで、あなたは定期健康診断を受けていますか? お勤めの方は会社の定期健康診断などがありますが、自営業、主婦などはなかなか受けていないもの。 しかし この定期健康診断で早期発見する病気も意外と多いものです。 特に生活習慣病などは見つかりやすいのです。 少なくとも1年に1回は健康診断を受けることをお勧めします。 ところで、最近 こんな症状はありませんか? 脈が急に遅くなったり、速くなったりしませんか?(美人・イケメンに会ったときを除く) 胸苦しさがありませんか?(食いすぎ、失恋は別) 時々、気を失いそうになりませんか?(3億円当選などは除く) めまいや立ちくらみに襲われることはありませんか? 脈が飛ぶことはありませんか? ドキッとする脈の感じがありませんか?(1番に同じ) こんな症状は脈が不定期的に乱れる心臓病、いわゆる「不整脈」です。 不整脈には期外収縮や心房細動などさまざまな種類があります。 その種類によって原因はもちろんのこと、症状も微妙に異なります。 ただ ほとんどの場合は心配のない「不整脈」です。 最もありふれた不整脈ですが油断は大敵! 実は不整脈で亡くなる方は、年間2万人以上になります。 しかも、健康診断などで受ける心電図検査では見つからないことがあることもよくあるそうです。 と いうことで、本日のお題は「不整脈 PART-2」 尚、昨日のお題は 「修正写真」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 本題の前に、クイズの答え 問題1 答え:タコ ※心臓のほかに「えら心臓」(えらい心臓ではありません)という器官が2つあり、えらから効率よく酸素を吸収するためにあると考えられています。 問題2 答え:リンドバーグ ※心臓病の親戚のために、飛行機を整備する技術者としての知識を生かして人工心臓の試作器を作ったといわれています。 問題3 答え:およそ10万回。 ※年齢や個人差などはありますが、成人でおよそ10万回といわれています。 生まれてから死ぬまであわせると20億回にもなるといわれます。 ●脈が乱れる3つのタイプ 不整脈は大きく分けて3つの種類があります。 脈の遅くなる「徐脈」、速くなる「頻脈」、さらに、脈が飛ぶ「期外収縮」です。 「徐脈」は心臓の中で電気が作られなくなったり、途中でストップしたりするために起こります。 徐脈をきたす病態として、洞不全症候群、房室ブロックがあります。 「頻脈」は電気が異常に早く作られるか、異常な電気の通り道ができて電気の空回りが起こるために発生します。 頻脈をきたす病態には、心房細動、発作性上室性頻拍、心室頻拍、心室細動、WPW症候群などがあります。 また、「期外収縮」は本来、電気の生じる場所以外から早めに刺激が出てくるために起こる現象です。 この刺激が心房から出る場合には心房性期外収縮、心室から出る場合は心室性期外収縮と呼ばれます。 一方、息を吸うと脈は速くなり、息を吐くと脈は遅くなります。 運動や体温の上昇でも脈は速くなります。 これらの脈の変化は病的なものではなく、生理的な反応と言えます。 期外収縮が多発してる時は脈をとっただけでは心房細動との区別はできません。 心電図をとらないと分かりません。 これには発作性心房細動と慢性心房細動に分かれます。 慢性はいつも脈がでたらめな状態です。 発作性は普段は正常な脈なのですが、突然 脈がでたらめになる病気です。 発作性と慢性では治療方法が異なります。 不整脈の診断は動悸など具合悪い時の心電図をとらないと分かりません。 そのためホルター心電図(24時間心電図)があります。 しかし この検査をしても具合悪い時の心電図を記録できなければ診断はつきません。 ですから 自分で脈をとってみることは大事です。 ただ 必ずしも脈をとることで総て区別できるわけではありませんが、ひとつの目安と思って下さい。 また 心臓病で不整脈の起こる主な原因は、冠動脈疾患、心臓弁障害、心不全などの心疾患です。 処方薬や市販薬の中にも、不整脈を誘発する薬があります。 先天性心疾患によって起こる不整脈もあります。 心臓の伝導系に加齢による変化が起こると、特定の不整脈が起こりやすくなります。 甲状腺ホルモンが多量に分泌される甲状腺機能亢進症では、心拍数が増加する頻脈性不整脈が起こります。 甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなる甲状腺機能低下症では、心拍数が減少する徐脈性不整脈が起こります。 しかし、不整脈の原因を特定できないこともあります。 心拍数が増加するような不整脈、つまり頻脈性不整脈は、運動、精神的ストレス、過度の飲酒、喫煙、かぜや枯草熱の治療薬など刺激物質を含む薬などによって誘発されます。 心拍数が減少するような不整脈、つまり徐脈性不整脈は、迷走神経を過度に刺激するような痛み、空腹、疲労、下痢や嘔吐などの消化器系障害、嚥下などによって誘発されます。 まれなケースですが、迷走神経が強く刺激されすぎると心臓が停止してしまうこともあります。 ただし、多くの場合、このような不整脈は自然に消失します。 また 一般にはほとんど見られない「不正乱脈」というものがあります。 官庁、特に社会●●庁関係者などに見られるもので、無責任な行動をしばしばとるようになります。 政治家が絡んでいることもあり、なかなか容易に治りません。 尚、過去ログ「不整脈」に怖い不整脈と、怖くない不整脈をあげてあります。 ごんたと行くお散歩コース、公園の藤棚 (4/12) 今日(4/15)の夕方 携帯画像 ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 ●別ブログ4/13の新着は「泥酔で記憶がない という人の努力」 のんべえ必見! 前回は「朝一、午後一」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月16日 00時37分10秒
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