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カテゴリ:医療
またまた良いお天気が続きますね。 まあ 雨よりは晴れてるほうがやはりいいですけど・・・ 暑すぎ
ところで、この前 「姫路おでん」を書きましたが、姫路菓子博会場で姫路おでんが好評だったそうです。 ----------------------------------------------------------------- 姫路菓子博会場で4日、「大好き姫路DAY」と名づけたイベントがあり、各地の獅子舞やよさこい踊りが披露された。 ショウガじょうゆで食べるご当地グルメ・姫路おでんをPRしようと、特設屋台も登場、用意した千食が6時間で売り切れた。 舞台には、姫路市家島、夢前、香寺、安富町で伝統を守る五つの獅子舞保存会が登場。 太鼓や笛の音に合わせ、獅子がたてがみを振り乱して舞うと、観客から歓声が上がった。 姫路を中心に活動する播州よさこい連「夢笑志(ゆめわらし)」は、姫路おでんの具として、卵や大根に扮(ふん)して登場。 「ショウガじょうゆを付けて」などの掛け声とともに踊った。 代表の吉田靖さんは「姫路の元気を感じてもらえたのでは」と話していた。 舞台近くに設けられた、姫路おでん普及委員会の屋台は行列ができた。 大阪府豊中市の会社員有山義一さんは「暑い中、ショウガじょうゆのおかげで、さっぱりと食べられました」。 おでんの中にめんを入れた「おでんラーメン」も話題に。 尼崎市塚口町のデザイナー二宮康朗さんは「意外な組み合わせだけど、おいしかった」と話していた。(2008年5月5日 神戸新聞) ----------------------------------------------------------------- 暑い日には生姜じょうゆで食べる姫路おでんがさっぱりしていいでしょうね。 さて 本日のお題は 「漢方薬 その2」 尚、昨日のお題は 「食料自給率 その2」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 前回 「漢方薬 その1」では、漢方とは何か? という"さわり"の部分だけを書きました。 今日はもう少し突っ込んで、診断方法などをご紹介します。 まず、東洋医学と西洋医学の違いは、西洋医学が微細を極めた分析を行い、局部的に綿密な研究を成し遂げているのに対し、東洋医学はあくまで総合的に生体を全期把握しようと試みています。 つまり、全身的療法と疾患臓器個別治療にあります。 漢方薬は複数の成分が作用します。 身体の悪い部分に直接働きかけるのではなく、私たち本来が持っている「生体のバランス」を整えることで効果を生み出すのです。 漢方は免疫系・神経系・内分泌系に強いのです。 これに対し、西洋薬(一般薬)は単一の成分が、ピンポイントに身体の悪い部分などへ作用します。 例えば、熱に解熱剤・感染症に抗生物質などです。 身体の悪い部分を特定し、悪い部分を取り除くまたは改善することを中心としています。 漢方では、西洋医学的な診察に加えて、独自の診察がおこなわれます。 それが望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)といわれる四診(ししん)です。 四診とは「見る・聞く・嗅ぐ・触る」といった五感をフルに使って患者を診察していく方法です。 こうした診察の結果、「証」という漢方的な診断がなされ、その証に基づいて薬が選択されます。 逆に言えば、漢方を処方する場合は、医師は患者の証を見立てなければならず、そのために四診が行われる、といえるわけです。 【証】 本人が訴える症状(自覚症状)や検査や診察によって分かる状態(他覚的所見)、体格、その人の個人的な特徴(性格など)を総合的に判断して得られるのが「証(しょう)」という漢方独特の見立てです。 基本的に漢方の場合、証に合わせて漢方薬を処方していきます。 ただ 証に関係なく、症状などから判断して漢方を処方するケースもあります。 これを専門的には「随証治療(ずいしょうちりょう)」と言います。 従って同じ症状でも自分の証とその人の証が違えば、当然 処方される漢方薬も違ってきます。 自分が服用している漢方薬を他の人に飲んでもらうことができないのは、こういった理由からです。 【実証、虚証】 証のひとつの分け方に「虚・実」があります。これは体力や抵抗力の程度を示すものさしです。 体力や抵抗力が充実している人を「実証(じっしょう)」、体力がなく弱々しい感じの人を「虚証(きょしょう)」と言います。 また、証は年齢や体格の変化などによって変わってきます。 実証だった人が虚証に変わることもありますし、その逆もあります。 そのため、実証・虚証の判断は医師や漢方を学んだ専門家にしてもらうのが一番です。 自己判断はよくありません。 【気・血・水】(き・けつ・すい) 漢方では病気を診断するために、「証」のほかに「気・血・水」という漢方独特の見立て方をします。 人間の身体は気・血・水の3要素が体内を循環することによって維持されると考えます。 この3要素が不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてくると考えられています。 これが漢方の根本的な考えになっています。 それぞれのはたらきは下に記したとおりです。 気(き): 目には見えない生命エネルギーのこと。「元気」の気、「気力」の気、「気合い」の気です。 「自律神経(体の機能を調整する神経)」のはたらきに近いと考えられています。 血(けつ) :全身をめぐってさまざまな組織に栄養を与えます。主に血液を指します。 水(すい) :血液以外の体液全般に相当し、水分代謝や免疫システムなどに係わっているものとされています。 気・血・水が変調をきたすと、体に症状や不調が起こってきます。 逆に、医師はこうした患者の不調や症状から気・血・水の変調を探り、その問題を改善させる漢方薬を処方していきます。 気・血・水は単独で存在しているわけではありません。 それぞれが影響しあって、バランスを保っています。 気は血や水のエンジンともいえる要素で、血や水を循環させるはたらきをしています。 血や水は気のはたらきによって、体内をめぐり、栄養を与えたり、潤したりすることができます。 つまり、3つの要素はうまくバランスがとれていることが大切で、どれかが過剰でも不足していても、他の要素に影響を与えてしまうわけです。 つづく 尚、過去ログに「自己治癒能力」があります。 こちらもご参考に・・・ この中に、「免疫力」、「薬をやめると病気が治る」、「薬をやめると病気が治る Part-2」があります。 ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 ●別ブログ4/29の新着は「お米をもっと食べよう」 前回は「老眼」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月09日 00時32分27秒
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