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カテゴリ:防災
中国四川大地震では2万2千人超が、ミャンマーサイクロンでは4万3千人超が命を落としています。
それを見て見ないふりしていそしむ行為は、それより価値のあるものなのでしょうか? ----------------------------------------------------------------- ●四川大地震:わが身犠牲に教え子救出 新婚旅行出発前に… わが身を犠牲にし、教え子を助けた新婚先生……。 中国・四川大地震で、24歳の男性小学校教師が被災現場に飛び込んで子供を助け出して亡くなった。 教師は「村のヒーロー」とたたえられる一方、新婚旅行に出発するはずだった14日、葬儀が営まれ、地元の悲しみを誘っている。 中国英字紙チャイナ・デーリーなどによると、亡くなったのは四川省通江県の小学校教師、苟暁超さん。 12日の地震発生時、苟さんは校舎の揺れに気づき、同僚とともに児童がいた教室に駆けつけ、5人を助け出した。 「まだ教室に児童が取り残されている」。 苟さんは直ちに引き返したが、既に校舎は崩壊寸前。 落下してくるがれきの中、ふらふらになりながら3人を救出した苟さんは、病院に運ばれる途中、出血多量で死亡した。 今月2日に結婚したばかり。昨年、地元の教師資格試験で1位になった優秀な人材だったという。(2008年5月15日 毎日新聞) ●死者2万2000人超=中国四川大地震 中国四川省で発生した大地震で、新華社通信は16日、死者が2万2069人に達したと報じた。 一方、四川省政府は同省の死者が2万1500人を超えたと発表。 生き埋めとなっている人は1万4000人に上っているという。(2008年5月16日 時事通信) ●サイクロン被災者、難民化も マウン医師警告 ミャンマーと国境を接するタイの町メソトでミャンマーの少数民族への医療活動を続けるマグサイサイ賞受賞者の医師、シンシア・マウンさんは15日、毎日新聞と会見。 大型サイクロン「ナルギス」の被害のひどさを説明し「数カ月後には被災者が難民として隣国のバングラデシュやタイに流れる可能性がある」との懸念を示した。 マウンさんらのグループは6日、サイクロンの直撃を受けたイラワジ川下流に18チーム、計約40人のメンバーをひそかに送り込み、被災者への支援を続けている。 現地からの報告によると、最も大きな被災地の一つ、ラブタ地区だけで人口約20万人の半数が死亡したり行方不明になっているという。 マウンさんは「他の地域も合わせると死者・行方不明者数は政府の発表(死者約4万3000人)を大きく上回り、国連の推計(同最大10万人)も上回るのは間違いない」と話した。 また、現地の窮状について「支援物資が行き渡らないうえ、被災者の多くは家を失い、自分の土地で生活できなくなっている」と訴えた。 ミャンマー軍事政権は国際社会の圧力を受け、少人数ながらも救援関係者の現地入りを認め始めた。しかし、民間の援助団体の入国は依然として認めていない。 マウンさんのグループは独自に築き上げたネットワークを通じ、被災地域への支援活動を開始。軍事政権による拘束の危険を避けるため、頻繁に場所を変えながら活動している。 物資を持ち込めないため、持ち込んだ現金で食料や台所用品を地元で買い付け、配布している。(2008年5月16日 毎日新聞) ----------------------------------------------------------------- 私の知人にも中国人が数人います。 幸い福建省などの海岸寄りの人ばかりですので、関係者には被害にあった人はいませんでした。 しかし 彼らはほとんどの人がインハン(銀行)へ行きました。 送金(寄付)するためです。 グルメなんかも縁がなく、趣味すらもてない、安い給料で、日々切り詰めた生活をしている人たちばかりです。 中国人は同胞意識が強い ということもありますが、日本人が忘れてしまった「人の痛みを知る」ことは決して忘れていないのです。 尚、一昨日のブログは 「災害時のペット」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 ●別ブログ5/12の新着は「鹿せんべい」 前回は「お米をもっと食べよう」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月16日 23時14分23秒
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