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カテゴリ:経済
今日は午前中はお客さまのところへ打ち合わせ。 以前から資料不足で止まっていた仕事がやっと動き出す。 工期がかなり先だからお客さまものんびり構えてます。
しかし 蒸し暑いです。 歩いているとじっとりと汗がまとわりつきます。 ところで、一昨日も廃油燃料を使ったエコロジーをご紹介しましたが、自動車関連や部品メーカーでもこの動きは広がっています。 ----------------------------------------------------------------- アイシン精機は9日、社員食堂で使った食用油を自社の通勤バス燃料に再利用する取り組みを始めたと発表した。 これまでは廃棄していた天ぷらを揚げた油などを回収して、バイオディーゼル燃料に精製して使用する。 二酸化炭素(CO2)排出量の低減につなげる。 まず本社(愛知県刈谷市)と知立駅(同知立市)を結ぶ1路線で、再生燃料の利用を始めた。 今後、愛知県内の事業所と駅を結ぶほかの路線にも順次広げるほか、従業員宅の食用油を回収して燃料にすることも計画している。 油の回収やバス運行、給油はアイシンのグループ企業が手掛ける。 アイシンの社員食堂で使う食用油は年に約2万リットル。 全量をバイオディーゼル燃料として利用すると年間50トンのCO2を減らせるという。(2008年5月9日 日本経済新聞) ----------------------------------------------------------------- こういうことはどんどんやってほしいですね。 できることから少しずつ。 エコを進めるコツはここにあるのかもしれない。 さて、本日は昨日の「格差」に続き「格差 その2」 ↑ご覧になってない方はこちらもどうぞ 最近 よく言われる「ネットカフェ難民」 私も客先へ短期出張のおり、客先でIT接続ができないときなどは、近くにあれば昼休みに時々利用します。 しかし 私の利用するのはビジネス街にあるネットカフェ。 見ている限り、ビジネスマンやそれ以外でも健全な利用者が多いようです。 でも 以前の会社の同僚が利用していたところなどは、怪しげな人物が多かったとか。 昔は深夜映画館が帰宅しない者の宿代わりになってましたが、最近は映画館自体が少なくなっており、急進してきたネットカフェに集まるようになってます。 ということは、今に始まったわけではなく、こういう人たちは昔から居たことは居たわけです。 ただ その数が増えてきただけなのです。 厚生労働省によると、住居を失い、ネットカフェやマンガ喫茶などで寝泊まりしながら不安定な仕事を続けている、いわゆる“ネットカフェ難民”は、全国で約5400人に上ると推計されます。 また ここ数年、日雇い労働者向けの簡易宿泊所が密集している大阪のあいりん地区に、日雇い経験のない若者が増加傾向にあり、特にネットカフェを“住居”にしている人が増えているようです。(特に電気の街「日本橋」周辺から少しはずれたところ) NPO釜ヶ崎支援機構は、ネットカフェなどを寝泊りの場所として利用している100人を対象に聞き取り調査を行いました。 調査場所はネットカフェまたは漫画喫茶、自立支援センター、NPO釜ヶ崎支援機構、ファストフード店。(調査時期は2007年6月から12月まで) ●ネットカフェ難民の実態 「ネットカフェ難民」と聞くと、年齢は10代後半~20代前半、日雇いの仕事に就き、ネットカフェで寝泊まりしている若者を想像しますが、これはマスコミによって作られたイメージであり、実態とは異なる という。 この度 調査に協力した65人の内訳を見ると、30~34歳が20人で一番多く、35~39歳が14人、25~29歳が12人。 20歳代後半~30歳代が中心であることが分かる。 40歳以上も13人おり、このうち7人は50歳以上。 彼らがネットカフェなどを住居にしている原因は何だろうか? 最も多かったのは「失職し、住み込み先を出なければならなくなった」が35%、次いで「失職し、家賃を払えなくなった」29%、「日雇派遣または非正規で働いていたが家賃を払えなくなった」20%ということが、今回の調査で分かりました。 日雇派遣または非正規ではあるものの、働いていたにもかかわらず、なぜ住む場所を失ったのだろうか? 「仕事の準備をして出かける前に『今日は(仕事が)なくなりました』と突然言われる」とか「少ないときは週2~3回、多いときは週6日と仕事にばらつきがある」といった実態がありました。 また 日給は6000~9000円が多かったが、交通費や作業着代などを天引きされるケースが目立ちます。 仕事が不安定なために就労日数も少なくなり、働いても1日の収入は数千円。 低賃金の上に交通費なども出ないため、野宿などを余儀なくされるケースが多いようです。 例えば日雇派遣で働く、ある20代後半男性の場合。 彼は現在、家賃3万8000円のワンルームマンションを借りているが、昨年の12月末ごろから家には帰らず、ネットカフェでの生活になったという。 彼が仕事で得られる日給は6000~7000円で、月に約20日勤務しており、月の収入は約13万円。 支出は、家賃が3万8000円、食費が約4万円、ネットカフェの宿泊費が約1万円、携帯電話代が約2万円、その他ゲーム・雑誌代が約1万円。 毎月ぎりぎりの生活をしており、貯蓄もほとんどない。 彼がネットカフェ生活を始めた理由は、奈良・京都方面の仕事が増えて家まで帰るのがつらいため だという。 携帯電話代が約2万円 というのは中高年族から見れば多すぎると思うが、彼らの年代ではごく普通で、どちらかといえば、まだ少ないほう。 まあもっとも 所得が低いのだから、これを節約すればいいんですけどね。 ●給料から寮費などが引かれるため、アパートを借りるのが困難 何らかの理由で仕事を失い、住み込み先を出なければならなくなった人の日給は、8000~1万円(深夜勤務含む)が相場。 ただ 寮費などが差し引かれるため、自分でアパートを借りることは困難な状況にあるようです。 住込みで新聞配達をしていた人からは「配達、集金、勧誘の仕事をすべて行い、研修期間のうちから誤配率3%未満、集金率も97%達成しないと給料が出ない」といった意見がありました。 また「(自動車メーカーで)2年11カ月期間工として働いた。 戻りたくても、辞めてから半年たたないと戻れない」との声もありました。 尚、よくチラシなどで季節従業員を募集していますが、最高で3年以下の期間しか働けないことが多いようです。 寮といっても個室ばかりではなく、3LDKに3人、2LDKに2人といったケースもありました。 このため「人間関係の問題も生じ、それが早期に仕事を辞めて派遣会社の寮を出る要因になっている場合もある」という。 1990年代中頃から社会問題化したホームレス問題は、豊かな社会の『終わりの始まり』であったともいえます。(尚、このホームレスも年々増えています) それから10年以上経った現在、かつての中間層は存在しておらず、社会の安定も増々不確かなものになるだろう という識者もいます。 そして この格差はこれからも拡大傾向にある と思えます。 すでに現在、格差がどんどん広がっています。 これも 以前に書きましたが、自分は「中間層と思う」という人たちが減っています。 また 仮に「そう思う」と回答しても、昔のような余裕はなく、「本人がそう思っているだけ」という生活レベルが多くなってます。 尚、この「難民」という言葉は正確な使い方ではない(確かにそうですが) という意見がありますが、今回は一応 今 世間で言われている言葉をそのまま使いました。 私もあまり好きな言葉ではないですが、経済的には「勝ち組み」、「負け組み」の二極分化が進んでいることは確かです。 ただ 経済的に優位だから「勝ち組み」、低所得だから「負け組み」と分けるのは、どうかと思いますが・・・ 今朝 お客さまへ行く途中 「西区うつぼ公園」 ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 ●別ブログ6/1の新着は「足のむくみ」 前回は「長野・聖火リレー裏話」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月09日 21時39分48秒
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