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カテゴリ:医療
お仕事 めっちゃ忙しいです。 先日 半月ぶりに動き出した物件で、今日 お客さまからメールが・・・
「○○の資料 送付します。 ところで いつできますか?」と・・・ 他の件もあって、担当者にお電話 それで そのときにも、完成日時を聞かれる。 「一応 20日の予定にしてるんですが・・・」と お答えしたところ、 「えーっ そんなにかかるんですか! 17日にできませんか?」と 「何人でやるんですか? 1人ならムリだけど、2~3人でかかればできるんじゃないですか?」とも・・・ あのねー 半月以上ほったらかしといて、急にそんなに急ぐなよ。 それに こっちゃ全員遊んでるわけじゃない。 勝手にそっちに人数かけられません ということで、むかぁ~ とはしつつも、 「できるだけ社内調整はして努力はしますが、何とも言えません」と いうことで納得(してないけど)いただいた。 ま そりゃ私どもは一種のサービス業ですけどね、あまり好き勝手言われてもね。 てなことで、現在 必死こいて お仕事しとりまふ~ さて、最近 物の値段が上がって、悩みの種がつきない。 特に小麦は数回にわたって値上がりし、小麦製品のパンやうどん、ラーメンもかなりの値上がり。 そこで、この頃は家庭でご飯を炊く回数が多くなっているようで、ご飯のふりかけなどの売上げが伸びているようです。 ----------------------------------------------------------------- ふりかけ、漬物など「ご飯の友」の売り上げが、県内の一部スーパーやメーカーでじわりと増えている。 パンやめん類など小麦製品が値上がりする中、食費節約の面でもご飯食が見直され、家庭でコメを炊く回数が増えているようだ。 長野市のアップルランドデリシア安茂里店によると、ふりかけの5月の売り上げが昨年より17%増えた。 今年に入って伸び始め、特に4月以降、目立ってきた。 5月のコメの売り上げも昨年比3.5%増。 安価な「ブレンド米」の人気が高いという。 店長は「最近は少しでも食費を抑えようとする傾向」と、ふりかけ人気の背景を推測する。 東北信地方を中心に展開するマツヤも、3月ごろから、ふりかけの月間売り上げが前年同月比で3、4割増えているという。 「行楽シーズンのこの時期は毎年1、2割は増えるが、ほかの15%ほどはコメ志向の影響とも考えられる」と担当者。 永谷園(東京)では「お茶づけ海苔(のり)」などお茶漬けのもとの売り上げが、2-4月に前年同期比30%増と大幅な伸びを記録。 丸美屋食品工業(東京)でも、主力の「のりたま」や「すきやき」など、ふりかけ商品が1-4月で10%強増加。 <中 略> 5月下旬の1週間では約1.5倍だ。 「外食を控えてコメを炊く頻度が上がっているのでは。暮らしの厳しさの表れ」(総合企画室)とみる。 野沢菜漬製造の竹内農産(小県郡長和町)でも、5月の売上高が前年より7%ほど増えた。 竹内武四郎社長は「ここ何年かは売り上げが少しずつ落ちていくばかりだった。 ちょっと驚いている」。 1-3月も売り上げがそれぞれ前年度より約10%増えた。 当初は、中国産ギョーザ問題で消費者が国産素材にシフトした影響を考えていたという。 輸入小麦の高騰が続く状況に、「ご飯や和食への切り替えが定着してくれれば」と期待をにじませている。(2008年6月4日 信濃毎日新聞) ----------------------------------------------------------------- どなたかが、日本人ならコメを食え とおっしゃってたが、確かに小麦よりは米のほうが日本人には合っているようです。 ただ 白米ばかりじゃいけません。 元々 白米ばかり食べてるといけないから、というので学校給食にパンが取り入れられたのです。 白米じゃなく、玄米混合にしましょうね。 ということで、本日のネタは 「院外処方」 尚、昨日のネタは 「機密漏洩」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 最近 医薬分業になって気になるのが、保険薬局の増殖ぶり。 あちこちに薬局ができています。 私の住んでいる街にも駅周辺に3軒もあります。 つい最近 駅前商店街のある空き店が内装工事をしていました。 ガラス張りのウィンドー、そして 大きなカウンターが設けられ、「新しいカウンター喫茶か、こじゃれた一杯飲み屋か?」と思っていると、そこに薬局ができました。 4軒目! また、大病院の近くには保険薬局が隣り合っていたりすることも多いですが、こんなに増えて商売になるんだろうか?などと、余計な心配までしたくなります。 タバコ屋のように「半径○km以内に○軒まで」とか、そういった決まりはないのだろうか? 「保険薬局を建てるにあたっては、特に○km以内に何軒、といった決まりはありません。 大病院の前に何軒もあることも多いのですが、問題はありません。 ただし、開設するための条件としては、広さなどが薬事法の『薬局等構造設備規則』という省令に定められています」(社団法人日本薬剤師会)とのこと。 具体的には「換気が充分であり、かつ、清潔であること」、「常時居住する場所及び不潔な場所から明確に区別されていること」、「面積は、おおむね19.8平方メートル以上とし、薬局の業務を適切に行なうことができるものであること」 「医薬品を通常陳列し、又は交付する場所にあつては60ルツクス以上、調剤台の上にあつては120ルツクス以上の明るさを有すること」などなど、細かい取り決めがあります。 それにしても、ずいぶん増えている印象があるけど、まだまだ足りないんでしょうか? 「現段階では特に、国のほうでも薬局の数が不足しているか余っているかなどの調査は行っていません」(社団法人日本薬剤師会)とのこと。 ちなみに、「保険調剤の動向(日本薬剤師会)より各年度2月調剤分」というデータから、保険薬局がどのくらいの勢いで増えているかを見てみると、<下記コメント欄参照> 投薬の二重チェックという意味もあり、「医薬分業」がすすめられているなか、保険薬局の増加は当然のことともいえるのですが、それにしても多すぎない? ところで、この院外処方、医薬分業という名目で当時の厚生省が推し進めたもので、病院経費の節約にもなる という一石二鳥を狙ったものです。 まず 医薬分業制度とは、医師と薬剤師がそれぞれの専門性を活かし、協力してより有効・適切な治療を進める事を目的としており、薬に関して医師と薬剤師が二重に責任をもち、調剤に万全を期すためのものです。 専門家のそれぞれの立場から健康管理の指針が得られるなど、患者さんにとって大変メリットがあります。 とのおふれこみで急速に普及しました。 今までの病院で薬をもらうシステムを「院内処方」と言い、病院で処方箋を発行してもらい、院外の保険薬局で薬を受け取るのが「院外処方」です。 一長一短がありますが、その利点・欠点は下記のとおりです。 ●利点 1. かかりつけ薬局を作れます。 病院・医者にレベルの差があるように、薬局・薬剤師にも差があります。 良い薬局・良い薬剤師を見つけ、かかる病院は違っても薬局は良いところを選び、かかりつけ薬局にしておけます。 2. 薬の名前・作用・副作用がよくわかる調剤薬局ではこれらの他、薬の色、飲み方などを書いた説明書をくれます。 他の病院にかかる時はこの説明書を見せると、医師も経過がよくわかります。 3. 医師のミスをチェックできます。 医師が似た薬の名前を間違って書いたり、薬の量を間違ったりすることもあります。 おかしな処方の時は医者に確かめ、間違っておれば訂正できます。 ●欠点 1. 手間と時間が余分にかかります。 雨の日、小さい子供連れ、歩くのがつらい老人など、実に気の毒です。 病院で待って、薬局でも待つことになります。 2. 余分な費用がかかります。 院外処方にすると薬局の取り分が増え、同じ診察・同じ薬で院内処方の約1.5倍~2倍の医療費がかかります。 医療費が大赤字で、保険の自己負担率も上がったのに、また患者に余計な費用のかかる院外処方を増やす政策をとるのでしょうか? ちょっと疑問です。 3. 時間外救急ができません。 厳密に言えば、院外処方でも病院での診察はできますが、薬は薬局が開く時間まで待たないと飲ませることができません。 もちろん 緊急の場合などに備えて、ある程度の薬は病院には保管してありますが・・・ 4. 外来看護が薬抜きになる可能性があります。 院内処方だと、薬を飲まない子は看護師がその場で飲ませます。 そして それを参考に家でもしっかり飲ませてもらうようにできます。 5. 薬局が営利を求める。(これは当然のことですが) 病院は一応利潤を追及してはいけないことになっていますが(これも 利潤追求のところも多く、いちがいには言えませんが)、薬局は違います。 院外処方の制度ができて、調剤薬局のチェーン店が多くできました。 家族で病院と調剤薬局と両方経営している所もあります。 調剤薬局の売上は病院と同じぐらいあるのです。 6. 調剤薬局では医師の薬の使用目的がわからない同じ薬でも少量なら胃薬、大量なら抗精神薬という事もあります。 下痢をしていなくても消化剤を混ぜることもあります。 調剤薬局で副作用を詳しく言われた為に、怖くなって大切な薬を飲まなかったという話もよくあります。 この問題は各地の病院・医師と調剤薬局とでよくトラブルとなっています。 7. 調剤薬局は治療の責任が不明確。 院内処方だと医師が責任を持っており、病院内外などに医師の名前を出しています。 調剤薬局は薬の説明書には責任薬剤師の名前を書いていますが(それさえしていない薬局もありますが)、外から見て薬剤師が誰かはわかりません。 治療がうまくいかなかった時、医師は当然責任を持ちますが、調剤薬局はどの程度の責任をとるのでしょうか? 今のところ、これについては責任が不明確です。 こう見ると、欠点が多くありますが、工夫次第では利点も見逃せません。 また 病院側から見ると、利点は多くあります。(患者にはどーでもいいことですが・・・) これからも増えつづける調剤薬局。 いずれ問題点も数々出て、徐々に解決されてはゆくでしょうけど、今のところ患者側の経費負担が一番の問題です。 ただでさえ医療費負担が増えているのに・・・ ●別ブログ6/1の新着は「足のむくみ」 前回は「長野・聖火リレー裏話」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月11日 22時28分28秒
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