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カテゴリ:ボランティア
昨夜の雨、すごかったです。 横の側溝が普段はちょろちょろの水量なのに幅一杯に流れてました。 台風のときみたいに・・・ 近隣市で床上浸水もあったようです。
今日はやみましたが、また 今晩から降るようです。 九州・熊本でも豪雨の被害が出てますね。 一昨日 入梅した東北も地震後の崖崩れなどが心配です。 ところで、岩手・宮城内陸地震の被災地で、神戸大生の「出張足湯」ボランティアが好評を得ています。 この「出張足湯」 昨年 新潟・中越沖地震ボラでもきていました。 記事はこちら→「出張足湯」 ただし 時間の経過とともに記事内容が変わることがあります。 行政や大企業の支援に比べれば小さい支援かもしれない。 それでも「放っておけない」と現場に駆けつける学生たち。 この小さな思いやりの心が、被災者の心の支援になります。 昨年 「震災ボランティア その2」、「震災ボランティア その3」でも書きましたが、ボランティアさんたちは「何かしたい」という気持ちで行きます。 たとえ小さなことでも・・・ ボランティアは誰でもできるものです。 別に特技や資格などなくても、その気さえあれば・・・ そんな時間がとれない。 健康に自信が無い。 などなど、いろいろな障害はあるでしょう。 けど、昨年行った新潟・中越沖地震ボラでは足の悪い方(障害3級)がボラセンの受付業務をしていました。 関東の若い男性は夜行列車に乗り、1泊2日(土日)の短期日程でやってきました。 「放っておけない」、「何かしたい」 その気さえあれば・・・ ここに、NPO法人「レスキューストックヤード」 栗田暢之代表理事の話を紹介します。 ----------------------------------------------------------------- 数年前、中山間地を襲った土砂災害で、避難所から戻った老夫婦が自宅を見て絶句しました。 土砂が玄関や窓から入り込み、室内外の区別がつかない惨状となっていたのです。 2人は一度は再建をあきらめました。土砂を片付ける主体は「被災者自身」だからです。 行政は原則として私有地には立ち入れず、親せきや地域の協力を期待したくとも、地域全体が被災地です。 仮に身内で作業をしても、土砂との戦いは1日、2日では終わりません。 そこで外部からの支援が必要となり、災害ボランティアにその役割が期待されるのです。 老夫婦宅にも全国からボランティアが大勢駆けつけました。 土砂をスコップでかき出す作業から始め、一輪車に乗せて集積場所まで運搬します。 土砂に埋もれたタンスや冷蔵庫。タンスは水で膨張して引き出しが開かず、やむを得ずに後板をはがして中の物を取り出しますが、当然、中はドロドロです。 私の大嫌いな用語に「災害ごみ」があります。 昨日まで使っていた大事な宝物ばかりなのに、それはごみなのでしょうか。 ボロボロの紙切れも、被災者にとってはたった1枚の思い出の写真かもしれません。 つまり、作業を早く済ますという視点ではなく、被災者のペースに合わせながら、「大変でしたね、これはどうされますか」と会話を交わしながら作業することが非常に大切です。 今度はおばあちゃんの肌着が出てきます。 これを男性に触られたらイヤでしょう。 水害後の作業というと屈強な男性ばかりが期待されがちですが、女性の手も必要なのです。 そして、次は畳。 濡れた畳は本当に重い。皆で担ぎ上げ、集積場所まで運びます。その後はいよいよ床下の土砂です。 人の力ってすごいもの。 ボランティアが毎日十数人、10日間ほど格闘して先が見えてきたころ、傍らで懸命に作業していた老夫婦の汗が涙に変わる。 一度はあきらめた家が、「また住める」ことになるからです。 ボランティアも、もらい泣きしながら「良かったですね」と握手している。 こうして何人の被災者に「希望」の火をともしてきたことでしょうか。 阪神・淡路大震災で「ボランティア元年」と言われた1995年から13年。 この間も一つの被災地に何千人、何万人ものボランティアが駆けつけてきました。 日本社会に確実に定着してきた「災害ボランティアの文化」を続けていきたいと思います。(2008年6月13日 読売新聞) ----------------------------------------------------------------- 私も昨年 新潟・中越沖地震の災害ボラで経験しましたが、被災者の心のこもった「ありがとう」にはホントに癒されます。 ということで、本日のお題は 「ボランティアをするのは」 また硬い話で申し訳ないですが・・・ 尚、昨日のお題は 「禁煙すると」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ さて、本題のボランティアすが、「原義は志願兵であり、歴史的には騎士団や十字軍などの宗教的意味を持つ団体にまで遡る事ができる。 語源はラテン語の志願者である。」 とされています。 日本のボランティア活動の始まりとしては、1989年のアメリカ・サンフランシスコ大地震でした。 「救援はお金しか出さない」と言われていた(今でもその傾向はありますが・・・)日本が、お金ではなく人的活動をしたと評価されました。 そして、1995年の阪神・淡路大震災では全国から大勢のボランティアが被災地に駆けつけたことから、「ボランティア元年」とも呼ばれ、その震災の日(1月17日)を「防災とボランティアの日」とされています。 1990年に富士ゼロックスが「ソーシャル・サービス・リーブ」として開始した休暇制度が「ボランティア休暇」、「社会貢献活動休暇」などの名称で、主に大企業を中心に普及しました。 その後、国家公務員にも「ボランティア休暇」が導入されることになり、その後、自治体の多くも「ボランティア休暇」を設けるようになってきました。 しかし 職員が休暇を取得することで、業務進行や業績に影響するような場合、制度があっても取得しにくいという課題があります。 そして 大会社、官庁に設けられているにも関わらず、まだ「ボランティア」そのものが理解不足です。 むしろ 中小企業、自営業についている人のほうが積極的です。 それには、自分自身が助け合い精神が身にしみてるからかもしれません。 失礼かもしれませんが、大会社、官庁勤務の方々は暮らし向きもそこそこ良く、人の助けも不要だからかもしれません。 さて、ボランティア活動中に不慮の事故にあうときがあります。 本来 無償の志願活動ですから、その事故に関しても自己責任(これが真の自己責任です)でしたが、それではボランティア自身に負担が多すぎます。 そこで 近年は、「ボランティア活動保険」に入る場合が多くなっています。 この「ボランティア活動保険」はけっこう古くからありましたが、ボランティア活動そのものが認知されていない時代でしたから、加入率は低かった経緯があります。 しかし 最近は高齢化社会を迎え、ボランティア活動への意識が高まり、そしてそれを担うボラ ンティア活動者が著しく増加しています。 また、日本の社会経済情勢、国民の生活形態の変化も著しく、ボランティア活動の範囲・内容も福祉・環境保護・災害救助ボランティア・NPO活動などと広範囲に変貌しています。 尚、「ボランティア活動保険」の取扱いは、社会福祉協議会で行っています。 ボランティア個人、またはボランティアグループ等が加入申込者となり、 ボランティア個人を被保険者として、全国社会福祉協議会が一括して保険会社と締結する団体契約です。 最近は多くなってきたボランティア。 しかし この前「好き勝手」で書いたように、まだまだ日本の民主主義は根の浅いもの。 特に最近の日本では、自己本位な考えで事件を起こす人間も増えてきています。 どこまで人のことを考えられるか、そのへんに真の人間としての成長が問われるところです。 「ボランティアをするのは」 ただ単に困っている人がいるから、それだけなんです。 今日のお昼は「王女サファイア」で載せた、おたんじょーびぷれぜんとの「奥出雲 酒蔵らーめん」を作ってみました。 ちょっと太麺の縮れ麺。 麺に仁多米の米粉を練りこんである。 スープはしじみエキスの入ったみそ味。 ラードを混ぜてあるため、ちょっとこってりぎみ。 おいしゅうございまひた~ 以前にもらった「松江ラーメン」も同じようなスープだが、こちら↑のほうがラードの混入率が少なめなので、松江ラーメンよりはあっさり味。 本業多忙のため、まったく更新してませんが・・・ ●別ブログ6/1の新着は「足のむくみ」 前回は「長野・聖火リレー裏話」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月22日 00時37分40秒
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