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カテゴリ:グルメ
お天気、相変わらずぐづついてますね。 すっきりした青空がなかなか見れません。
さて、以前 何かのおりにお伝えしましたが、旧日本海軍の料理レシピ。 呉市観光協会がキャンペーンをおこなうことになりました。 ----------------------------------------------------------------- 海軍グルメで町おこし――。 かつて軍港で栄えた呉市は今秋、旧海軍ゆかりのメニューを市内各地の飲食店で復活させる試みをスタートさせる。 戦艦大和の乗組員からの聞き取りや、海軍で使われた献立集を参考に「戦艦大和のオムライス」など8品目を再現する予定で、27日には調理研究会が市内で開催された。 同市や地元の呉飲食組合などで作る「大和のふるさと呉 グルメキャンペーン」実行委員会が企画した。 元海自一等海佐で海軍料理研究家の広島市安芸区、日浦直史さんをアドバイザーに、「海軍割烹術参考書」や「第一艦隊献立調理特別努力週間献立集」など日浦さんが収集した当時のレシピを7月中旬から研究してきた。 「戦艦大和のオムライス」では、乗組員から「ソースとケチャップの割合は上官の好みに応じ、それぞれ変えた」との証言をもとに各店で、客の好みによってソースの割合を調合するルールなどを決めた。 この日は、同市つばき会館で行われた調理研究会に市内飲食店関係者ら約30人が集まり、レシピに沿ってオムライスのほか、プリンに米を混ぜた「ライスプリン」や鯨の肉を使った「戦艦霧島のカツレツ」など6品目を調理し、試食。 「おいしい」、「これなら店に出せる」などの声が上がった。 ライスプリンを食べた呉市中通の和食店のオーナーシェフ山本英俊さんは「料理人になって50年だがこんなプリンは初めて。 アレンジして出せば女性に人気が出るかも」と感心した様子だった。 市などでは9月10日まで協力店を募集。 各店がレシピをもとにオリジナリティーを加えながら10~12月中のキャンペーン中に限定販売する。 提供店は9月中にも同市観光振興課が紹介マップ2万部を作成するほか同課ホームページ、旅行代理店などを通じ全国へPRする。 問い合わせは同課(0823-25-3311)へ。(2008年8月28日 読売新聞) ----------------------------------------------------------------- 尚、こちらでレシピを見ることができます。→「海軍グルメ」PDF版 ちなみに 呉市観光HPはこちら→「くれナビ」 この前 「スローソウルフード」でいろいろなたまごかけご飯を紹介しました。 また たまごを生で食べる国は、世界でも日本だけ と書いたが、では海外ではたまごかけご飯というのはないのだろうか? 中国人のお友だちもいますが、韓国人も多くいます。 それに 今 仕事の関係で社長ならびに社員が韓国へ行き来しており、あちらからもよくおいでになります。 そこで まず、韓国ではどうなのだろう。 これこそソウルフード(意味が違うって!) ということで、本日のお題 「スローソウルフード Part2」 尚、昨日のお題は 「メガネの耐用年数」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 韓国にも、日本のたまごかけご飯と同じような、でも びみょーに異なるお手軽料理があるのをご存知だろうか。 それは「たまごご飯(ケランパプ)」あるいは「しょう油たまごご飯(カンジャンケランパプ)」と言われるもの。 ご飯、卵、しょう油を使うところまでは一緒だが、韓国の場合、卵は生卵ではなく目玉焼き を使用する。 しょう油をかけたご飯の上に、目玉焼き を乗せて完成。 これをスプーンで、味が均一になるまでぐしゃぐしゃにかき混ぜていただく。 炊きたてご飯のほくほく感と、チャーハンの香ばしさが同時に楽しめる。 この韓国版たまごご飯、日本のたまごかけご飯のように、「思い出の味」として韓国人の記憶に定着しており、貧乏学生の定番メニューでもある。 アルマイトのお弁当箱にキムチと一緒に詰めれば、まさにレトロなお弁当スタイル。 日本の日の丸弁当のような存在となる。 このたまごご飯 のレシピを数人の韓国人に聞いてみたのだが、上記の作り方を基本としてびみょーに差が出るのがわかった。 卵の焼き方は、黄身を軽くつぶし、両面からよく火を通すという人がいる一方で、片面焼き、黄身は半熟にこだわる人もいた。 卵に塩・コショウは基本的に不要だが、しても良いとのこと。 味付けはしょう油だけでなく、ごま油も少し入れるとおいしくなるという意見が多数。 バターを入れるという豪勢な意見も。 また、しょう油の代わりに、コチュジャンとごま油を入れてもおいしいというアイデアもあった。 お弁当に詰める場合、通常は目玉焼きをご飯の上に置くのだが、ご飯の下に敷くのも効果的だそう。 周囲の人に目玉焼きを奪われてしまうのを防ぐためだそうです。 この たまごご飯を、カフェごはんとしてアレンジするお店もあるそうで、ソウル市・弘益(ホンイク)大学前にあるアートカフェ「Siam(シャム)」では、「昔のしょう油たまごご飯」を出している。 若者から年配の方まで幅広い人気を集めているそうです。 ここのメニューは、目玉焼きではなく、韓国では珍しく生卵の卵黄を使用。 しょう油の他、ごま油、砂糖、みずあめ、タマネギや唐辛子を刻んだものを混ぜた、甘辛いオリジナルソースをかけて、やはり思いっきりかき混ぜていただく。(見た目は気にしない) 「韓国では生卵は食べ慣れないので、卵黄だけを用いてアレンジしました。 昔お母さんが作ってくれた味を思い出すと喜んでもらっています」とのこと。 もしあなたに韓国人の友人ができたら、「たまごかけご飯」、「たまごご飯」を作りあって、日韓お手軽ご飯交流をしてみてはいかがだろう。 国際理解は、それぞれの共通点と、その差異を発見することから始まるのだ。 <オマケ> シリーズ化してしまった懐メロ 「ラブストーリーは突然に/小田和正」、「伊勢佐木町ブルース/青江三奈」、「東京ナイト・クラブ/フランク永井 & 松尾和子」 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ9/02の新着は「A. KY」 前回は「壱億円札」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月04日 22時19分39秒
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