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カテゴリ:グルメ
今日は久しぶりに青空が見えました。 昨日までは不安定なお天気で、雷が鳴ったりしてましたが、やっと秋の空を見ることができました。
ところで、以前 「バイオ」で、「バイオ燃料への転換で食料不足の影響が大きくなっている」と書きましたが、食料に影響しないバイオ燃料の元が注目されています。 ------------------------------------------------------------- 中南米生まれの「ジャトロファ」という木が、新参のバイオ燃料として世界から注目されている。 聞き慣れない名だが、日本人との付き合いは案外古い。 国内でも栽培する人が現れた。将来性はどうなのか。 「地元でできた油で、漁船を動かせれば」と夢見るのは、石油などに代わる燃料の開発に取り組む特定非営利活動法人「なでしこふぁみりー」(東京)理事長の薗部みどりさんだ。 漁船のディーゼルエンジンに使おうと漁業が盛んな東京・伊豆諸島の八丈島に昨年、地元の人らとジャトロファの苗約800本を空き地などに植えた。 台風と寒波に見舞われながら一部が花を咲かせ、秋には実もできそうだ。これまでに全国約30か所に種を送り、試験栽培の輪を広げている。 水道工事会社経営の傍らバイオ燃料事業に取り組む東京都日野市の加藤信雄さんは「減反などで各地に広がった休耕地を利用できる」と考える。 どの地域でよく育つのかを見ようと、今春から熊本、香川、栃木県の知人に種を送り、プランターなどで栽培してもらっている。 ジャトロファは、東南アジアやアフリカなどに育つ高さ3メートル以上の落葉樹で、和名はナンヨウアブラギリ。 梅の実ほどの大きさの実を付け、中の黒褐色の種を搾ると、3~4キロ当たり約1リットルの油が取れる。 実に毒があり、食用にならないため需要が増えてもトウモロコシなどのように穀物価格の上昇につながらない。 荒れ地や乾燥地でも育つので、森林を破壊してまで植えなくていい。 燃料不足に苦しんだ旧日本軍も、目を付けていたらしい。 インドネシアの英字紙「ジャカルタ・ポスト」は2年前、バイオ燃料に関する記事で、旧日本軍が戦車や飛行機に使おうと同国で栽培を奨励していたと紹介。 八丈島では「零戦用に近縁のトウゴマを栽培しようとしていた」と話すお年寄りもいる。 以下 略 (2008年8月1日 読売新聞) ------------------------------------------------------------- 何度も書きましたが、バイオ燃料の生産も研究も必要ですが、そのために食料不足に輪をかけることは本末転倒と思います。 廃材やおがくずなどを利用するとか、このような食料に影響のない研究を優先すべきでしょう。 今晩もパラリンピックがNHK教育TVで、午後10時からあります。 ぜひ ご覧を・・・ 尚、これを見ただけですべての苦悩がわかるわけではありませんし、また 今までの過程などはわかりません。 しかし 一見の価値はあります。 そして 「目薬の使用期限」で書いたように、健常者顔負けの競技に驚愕します。 ただ ここまでなるには、人の何倍もの努力があります。 「健常者と肩を並べて競技できる」などといわれることもありますが、とんでもない。 勘違いもはなはだしい話です。 詳しくは、また後日に書きますが、彼らは健常者と同じ日常生活ですら負担がかかっているのです。 もちろん障害の部位、程度によって大きな差はありますが、それですら負担になるのに、スポーツをするとなると、もっと負担です。 健常者と同じ会場でするなどは、負担が大きすぎます。 パラリンピックもそうですが、本来は彼ら用にボラ人員も揃え、施設なども考量してやるべきなのですが、人員も要ります。 費用も要ります。 それができないから、同じ会場で混合というはめになることも多いのです。 もちろん健常者と交流を図ることはおおいにいいことですが・・・ ある国などは、身障者用の大会はなく、すべて健常者と同じ、というところもあります。 それは上記のような理由が大きいのです。 それに 一般の理解が薄い ということもあります。 まあ わが国も最近ですからね、そういう考慮がされだしたのは。 まだまだ理解は薄いです。 これについては「メガネ」参照ください。 普段の鍛錬、努力の末、スポーツができるようになったのであって、健常者のように、ちょっとやればスポーツができる というのと違うのです。 私自身、障害者でもありませんから、一部始終までは知りませんが、「身体障害」で述べたように、いとこの子供が障害者で、いろいろ聞いています。 また 私自身 足の骨折により擬似体験もしました。 そして、障害者のイベントがあるとき、ボラの人員不足でSOSがきて、時々応援に行くこともあります。 半日以上、彼らと接すれば、我々 健常者が何でもないことが、彼らにとっては非常に不便なのがよくわかります。 そりゃあ誉められりゃうれしいですし、激励されれば、これまた「がんばろう」という気になります。 しかし ロクに知りもしないで、口先だけの美辞・麗句や激励よりも、もっと障害者のことをよく知ってほしいと思います。 書き出すとキリがないので、また 後日改めて書きますが、単に「すごい!」だけで終わっては何もなりませんし、うわべだけを見て終わってほしくありません。 あまりの無知さに思わず長々と書いてしまいました。 さて、前置きがずいぶん長くなりました。 本題ですが、カレーネタは何度も書きましたが、カレーと言えば福神漬、福神漬と言えばカレー。 というくらい、両者は切っても切れない関係です。 ということで、本日のネタは 「福神漬」 尚、昨日のネタは 「おみくじ」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 福神漬といえば、たいてい「赤色」だと思うでしょう。 ところが、ある日スーパーでふと気づいた。 なぜか「カレー用」と名の付く福神漬は、どれも赤くない。 茶色やオレンジ色ばかり。 いったいどうしてなのだろう? 福神漬は元々は赤くなかったのです。 福神漬が初めて作られたのは明治10(1877)年頃。 福神漬を発案した東京・上野の漬物店「酒悦」。 流行作家の梅亭金鵞(ばいていきんが)が、七つの野菜が含まれることと、店にほど近い不忍池・弁天様にちなんで「福神漬」と名付けたという。 当時は純粋な醤油の茶色だったそうです。 戦後になって、チャツネ(インドでカレーの添え物にする漬物)にならって赤く着色するようになったのではないか、とのことですが、資料が残っておらず真相は不明。 がともかく 以降「福神漬は赤色」が一般的になったようです。 では、「カレー用」が赤くないのはどうしてか? 「『カレーライスと調和する味付けと色』をコンセプトに、昭和44(1969)年、当社が業界で初めて、カレーライスに用途を特化した『カレー専用福神漬』を発売しました」と 漬物の製造・販売を手がける、やまう株式会社担当者。 ルウの濃い茶色とご飯の白色との間に映える一方で、主張しすぎない色ということで、オレンジ色にしたという。 「発売当初は用途限定の商品名が受け入れられず、販売が伸び悩みました。 しかし、2年後には高い販売実績を誇るようになりました。 そのため各社が同様の商品を販売した結果、今ではカレー用の福神漬と言えばオレンジ色に定着しています」と 同社担当者。 「カレー専用福神漬」は、カレーとの相性を考え、普通の赤い福神漬よりもさっぱりとした、酸味の強い味付けにしているという。 このあたり、らっきょうがカレーに合うことと共通するものがありそうです。 しかし、やっぱり福神漬といえば、普通の赤い方が売れているのではないか? 実際 どっちが人気なのか? 答えは・・・ 「カレー専用」の方が若干人気があるらしい。 えっ、そうなの。 健康ブームのせいもあってか「福神漬は赤色」は、もはや常識ではない様子。 福神漬本来の姿に戻ったのでしょうか。 尚、カレーネタ 過去ログはこちら→「昔のカレー」、「カレー屋 西梅田・駅ビル周辺編」、「カレー屋 天神橋筋商店街編」、「玉子カレー」、「野菜ぶち込みカレー」 他にもありますが、探しきれません。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ9/02の新着は「A. KY」 前回は「壱億円札」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月08日 23時42分18秒
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