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カテゴリ:倫理
今日 11/3は文化の日。 でも ゴジラの日、サンドウィッチの日でもあるのです。
●ゴジラの日 1954(昭和29)年、東宝の怪獣映画「ゴジラ」の第1作目が封切られた。 ●サンドウィッチの日 サンドウィッチ店チェーンの神戸サンド屋が制定。 サンドウィッチの生みの親とされるイギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日。 また「いい(11)サン(3)ド」の語呂合せ。 昨日は東京地方で「木枯らし1号」が吹いた と気象庁が発表しました。 昨年より17日早かったそうで、どうやら今年は冬の到来が早そう。 ここ木曽では今日は朝から曇り空で、気温が低めです。 ストーブをつけると暑いし、切ると寒い、ビミョーなお天気。(ログ内の室温 20度) さて、以前 「天下り」で、各官庁の天下りの実態をご紹介しましたが、その他に役得といわれる違法な小遣い稼ぎがあります。 問題になった居酒屋タクシーもその一部。 しかし 依然として業者から利益供与を当然のように受けている実態は続いています。 最近の摘発もあり、接待や付け届けもこの頃は巧妙になってきているようです。 ということで、本日のお題は 「役得」 尚、昨日のお題は 「夜空をあおいで」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 「あからさまな接待は少なくなりましたが、幹部は政治家とセットで接待の席に招かれています。 5万~10万円くらいの車代は出ているはず。 こんなご時世でも景気の良い会社は存在しているようです」と、某官庁の出入り業者はいう。 「政治家や利害関係のない官僚と同席させる間接的な接待です。 政治家に呼ばれたと言い訳すれば問題にならないという、官僚への思いやりです。 官僚に渡すのは、最低でも10万円。 頼みごとがある場合だと50万円は出しているようです。 絶対にバレないようにするため、会社の金ではなく、経営者がポケットマネーから出しているので痕が残りません」とのこと。 官僚は昨今、どのような接待を受けているのだろうか? その1 「政治家が絡むパーティーの後に行きつけのクラブや料亭に流れると、業者が待っています。 接待されるのはたいてい課長以上。 官僚は高級ワインが大好きで、ドンペリやラトゥール、オーパスワンなど1本30万円くらいするボトルを平気で注文する。 昔はひとケタ違っていましたが、今でも贅沢ぶりは変わっていません」 その2 「官僚の方から『話がある』と誘ってくる場合、1人5000~8000円くらいのコースの店に行き、食事代は官僚が出してくれます。 しかし、その後もう1軒となると、こちらが払うことになります。 2次会では官僚が後輩を呼び出したりするから、人数が増えます。 安くても40~50万円くらいになります。 帰りに車代として、1次会の食事代以上が浮く程度は包むから、官僚としてはちょっとした小遣い稼ぎ と考えているのでしょうね」同様 某官庁出入り業者 今も接待は脈々と続いているのです。 「昔の官僚は翌日にちゃんとお礼をしてきた。 今はそれすらない。 最近は接待を受けて当たり前と考えている生意気な官僚が増えましたね」とも言う。 最近の収賄事件によって、官・業ともに接待に対し慎重になっている。 ただし、それは接待を受けないよう気をつけているのではなく、"慎重にやろう"としているだけなのです。 特に、先般の事件でもやり玉にあがった「ゴルフ」はかなり注意深く行なわれているようです。 「事件後、官僚とゴルフをすると同業者の"チクリ"が行なわれるので、できればゴルフ接待は避けたいのに、官僚からよく誘ってくる。 こちらからドライバーくらいはプレゼントすることもあるが、事件後は『高いからいいよ』と一度は断わるようになった。 最終的には受け取るけどね。 土産はゴルフ場に置いてあるその土地の名産品と、車代として現金を3万~5万円ほど。 官僚は『ワリ勘だった』と言うためにボール代や飲料代くらいは出す」と、某建設業者はあかす。 「付け届け」という名の贈り物も見逃せない"余禄"。 世間の厳しい目を気にしてか、自主規制をして受け取らない官僚も多くなったというが、贈る側の業者もそこは工夫している。 某省の現職の審議官が「生ものを贈られると困るんだよなぁ」とこぼすように、業者は意図的に"足が早い"食べ物を贈る慣習があるという。 「マツタケ、ふぐ刺し、牡蠣などの生ものは返送する間に腐ったり味が落ちたりしてしまうし、大きさや重さがある林檎や梨などの果物は返送料が高くつく。 返されても困るから、『ご迷惑なら捨てて下さい』と言えるわけ。 これらは無理矢理受け取らせることができる典型的な品物です」同様 某建設業者 「奥さんを落とすには健康食品がうってつけです。 コエンザイムQ10やロイヤルゼリー、ウコンなどは美容を気にする女性に喜ばれます」と、豪語する。 「接待」、「付け届け」、そこに官庁独特の「各種手当て」もつく。(これはまた次回に) 「役得」 こんなおいしい役をなかなか切り捨てられるものではない。 法律で禁止しても、業者との癒着は業者側が裏をかいてくる。 むろん「見返り」を期待して、である。 せめて 世相のために(というより、最近は内部告発も多いので)、つまらん「各種手当て」はなくしたいが、これまた内部の反発にあい、なかなか実施できない。 既得権は強いのだ! 経済感覚といえば、「カップめんは400円くらい」と、総理さまがお答えになったとか。 ま こういう方はカップめんの値段を知らなくても生活に困りませんから・・・ 官庁に限らず、条件のよいところに勤めている方は、今の条件が「当たり前」と思っています。 この前も書いたように、例えば有給休暇。 年20日なんて、法律のどこにも書いてません。 書いてあるのは、年10日以上は与えるように(労働基準法第39条)、とあり、その後 勤務年数に応じ1日ずつ増える、というだけ。 最初から20日を与えなさい とは書いてません。 当たり前じゃないんですね。 その他の労働条件など多々ありますが、言い出すとキリがないので割愛。 もっとも すべての官僚がこうではありません。 最近 内部告発が多いように、「襟を正したい」という人もいます。 が、露見されると潰されてしまう。 この体質がある限り、変われないでしょう。 ちなみに、本省の課長を務める国家公務員(45歳/妻と子2人)の場合、月収は72万5000円、年収は1219万5000円で、国家公務員(行政職I種)の平均年収は、644万3000円。(人事院公表) そして、公務員(地方含む)の年収(残業、各種手当て込み)は、1人当たり910万8888円と試算される。(内閣府「国民経済計算」の数字より逆算) また、高給取りといわれる職種で、パイロット(39.3歳)が1381.7万円、大学教授(55.8歳)1189.1万円、記者(36.3歳)962.2万円、医師814.9万円(35.4歳)、高校教諭(35.4歳)が849.6万円。 片や、一般サラリーマンの年収(45歳)438.7万円。(06年 国税局調査) ただし あくまで平均値で、巾はあります。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ やっと更新しました。 ●別ブログ10/26の新着は「医療費、介護費用」 前回は「北野・異人館街」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月03日 22時56分42秒
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