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カテゴリ:スポーツ
我が宿に、もみつ蝦手(かへるて) 、見るごとに、
妹(いも)を懸(か)けつつ、恋(こ)ひぬ日はなし 作:田村大嬢(たむらのだいじょう) 万葉集より <家の庭の紅葉した楓(かえで)を見るたびに、あなたのことを思って、恋しくないなんて日はありません> 関西以西では、まだ少し早いですが、紅葉も今が盛りのところも多いでしょう。 そして、紅葉が終われば、寒~い冬がやってきます。 今年も、あと2ヶ月たらず。 ホントに月日の経つのが早いと思うこの頃です。 あ 歳のせいではありません。 ところで、話は変わって、秋の青空に漂う飛行船なんて、の~んびりした気分になれるのですが、そうもいかない事態が大阪・堺で起こりました。 ------------------------------------------------------------ 大阪府堺市中区の府立東百舌鳥高校が信州大学から借りていた飛行船が、体験入学の授業中に誤って教室から飛び立ったまま、行方不明になっている。 10月29、30日には奈良市内で目撃情報が寄せられ、同校で情報を求めている。 飛行船は銀色の楕円球型(全長1メートル、幅50センチ)のアルミ製。 底部のプロペラをコンピューターで遠隔操作し、方向や高低を変える仕組み。 10月25日の体験入学授業「飛行船を操縦しよう」で、中学生約20人を前に教室内で飛ばしていたところ、窓から外に出た。 教職員らが追いかけたが見失い、警察などに通報した。 内部のヘリウムガスが抜けて落下するまでは、相当の時間が必要。 これまでに5件の情報が寄せられ、うち3件が奈良市内での目撃だった。 情報は同校(072-235-3781) (2008年11月1日 読売新聞) ------------------------------------------------------------ 秋のよいお天気に飛行船もふらっとお散歩したくなったのでしょうか? 早く見つかるといいですね。 さて、秋ももう終わりですが、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、また スポーツの秋、とさまざまに形容されます。 お天気もよく、子供相手や人に誘われてスポーツをすることも多いですよね。 そのとき、日頃 運動不足の人は筋肉痛に悩まされます。 日曜日にやって、どうもなく、月曜日に通常勤務。 「ああ まだ充分スポーツができるんだ」と思ったのもつかの間。 翌、火曜日には筋肉痛で動くのがつらい。 そいういう経験はありませんか? ということで、本日のお題は 「筋肉痛の加齢遅延」 尚、昨日のお題は 「一重?二重?」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 年を取ると「筋肉痛」が2・3日後に起こる とよく言われます。 確かに、年を取るにつれ、久し振りのスポーツなどによる「筋肉痛」が翌日ではなく、2日後や3日後など、若い頃に比べて遅れて起こるようになり、「筋肉痛が遅れる」ことが「年を取った証拠」などと、世間では言われたりしているわけです。 だが「筋肉痛のメカニズム」自体が完全に解明されているわけではない、という。 一般的な説明として多いのは、「運動で生じる疲労物質『乳酸』の一部が筋肉中の毛細血管に長時間残存し、これが筋肉への酸素供給を阻害して鈍痛を引き起こす(肩こり等と同様の現象)」という仮説。 しかし、伸張性運動の場合に筋肉痛が発生しやすいこと、血液中の乳酸値が運動後比較的速やかに下がってしまうことなどとの矛盾が指摘されています。 現在 最も有力なのは「筋線維とその周りの結合組織の損傷が、回復過程において炎症を起こし、この際に発生した発痛物質が筋膜を刺激する」という説ですが、実際にどのようなメカニズムで炎症を起こしているのかについては、詳しいことがわかっていません。 筋肉痛が運動の翌々日以降に発生すると「年取った証拠」などと揶揄されることがあり、これは「筋肉痛の加齢遅延説」とも呼ばれ、様々な仮説が立てられているが、科学的にこれを証明したデータはなく、通説に過ぎない。 が、この遅れて起こる「筋肉痛」は「筋肉痛ではない」、この痛みの正体は「筋膜痛」といって「筋肉痛とは全く別物」という説がある のだそう。 「筋膜」というのは、皮下組織から存在する「白く薄い膜」で、筋肉だけでなく、骨や内臓、血管や神経など身体のあらゆる構成要素を包み込んで、それぞれを適正な場所に位置するように支える働きを担う膜。 要するに、全身が「筋膜」という「ベール」で中身が傷つかないように包まれているわけです。 「筋肉」の「随意筋」が、自分の意思によって即座に「伸び縮み」できるのに対して、「筋膜」は、粘土のように「一定の圧力で形を変えることができる」という「可塑性」を持つ「コラーゲン」が主成分である為、「筋肉」ほど俊敏な反応ができない。 つまり、「筋肉痛」が「過度の運動」による「筋肉の炎症」であるのに対して、「筋膜痛」は「運動不足」などで、あまり「動かされていなかった筋膜」が「突然の激しい運動」などの際に、その「スピードに対応できず」炎症を起こした状態なのです。 しかも「筋膜」は俊敏な反応が起こらない為、痛みも「2~3日後」になって表れるのでは、と考えられます。 この説によると、「2日後くらいに筋肉痛が起こる」ということは「年を取った証拠」ではなくて、日頃の「運動不足の証拠」ということになるわけですね。 ま どちらにしろ、日頃の運動不足は筋肉痛が起こる原因。 毎日の適度な運動は必要なのです。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ やっと更新しました。 ●別ブログ10/26の新着は「医療費、介護費用」 前回は「北野・異人館街」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月06日 21時48分59秒
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