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カテゴリ:グルメ
筑紫哲也さんが昨夜 亡くなった。 「NEWS23」(TBS系)でニュースキャスターの地位を世間に知らしめた人でもある。 巾広い見識を持ち、それまでのニュース解説者の専門バカにはない、わかりやすい口調で好評を得た。
芸能人ばりの多弁(駄弁ともいう)なニュースキャスターは多くいるなか、本物の報道魂を見せてくれた人でもある。 だいたい今のキャスターはしゃべりすぎる。 しかも 自分本位で・・・ 昔から、女のしゃべりはよくあるが、職業とはいえ、無用の多弁(駄弁)は見苦しい。 ま これは一般人でも言えるが・・・ あちこちでピーチクパーチク、見苦しいったらありゃしない。 本物のニュースキャスターを教えてくれた、筑紫哲也さん。 ご冥福をお祈りします。 ところで、今日は寒かった。 ここ、大阪は12月中旬の気温だそうだ。 早速 灯油の出張販売がやってきたが、ホントにストーブが要るような肌寒さ。 もっとも まだストーブは出してませんが・・・ 話はいきなり変わって、秋も過ぎ、コオロギの鳴き声も聞かれなくなった。 これからはどんどん寒くなるんだろうな。 ああ こうなると夏の暑い日が懐かしい。 人間 勝手なものである。 ということで、何の脈絡もなく、本日のお題は 「昆虫食」 あ 「こんちくしょー!」ではありません! 尚、昨日のお題は 「使用期限はあるのか?」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 昆虫食というと、とかくゲテモノ扱いされます。 でも 少し歴史をさかのぼれば人類は虫を日常食として生き延びてきました。 世界的に見れば虫が好んで食べられている地方もあり、日本でも信州などではいまでも土産物店やスーパーなどにイナゴの佃煮などの缶詰や瓶詰が売られています。 こちら参照→「エコフード」 また 中国には紀元前10世紀、周代の書『周礼』にアリで客をもてなした記録もありますし、ヨーロッパにおいても、古代ギリシャや古代ローマでセミなどを食べたという記録が残っています。 さて、上記「エコフード」でコオロギパスタを紹介したが、カンボジアでは「揚げコオロギ」が普通に食べられているらしい。 カンボジアのコオロギにいたっては、あまりに日常的に住民たちが食べているので、長期滞在しているうちに“ゲテモノ”だの“虫”だのと思わなくなり、普通の食べ物に見えてきた と長期滞在の日本人も言う。 カンボジアでは、どの地域でも揚げコオロギが路上で売られているので、「コオロギがムショーに食べたくなってきた!!」という人にとっては天国ともいえる国。 もっとも日本人にはいないと思うが・・・ 特に観光客が多いアンコールワット付近の街・シェムリアップの国道沿いには多数のコオロギ屋台があるので、観光に行かれた方は目にしているかもしれない。 また、ベトナム・ホーチミン市内には、コオロギのヌクマム焼き、揚げコオロギのタマリンドソース添え、コオロギとマンゴーのサラダなど、一皿平均300円前後でコオロギ料理が食べられる店が数軒あるという。 コオロギ屋台はあまりにも簡素なつくりで、揚げコオロギを乗せる折りたたみ式テーブル、店員が座るイス。 これだけなので、屋根も灯りも何もない。 しかも、コオロギ屋台は深夜に出現することが多く、真っ暗闇のなかで売られている。 カンボジアは街灯がないのが当然で、あったとしても薄暗いので、自動車の通りが多い国道沿いなどで売らないと誰も店の存在に気がつかない。 そう、自動車のヘッドライトのおかげで屋台の存在を知ることができるのだ。 とはいえ、自動車がまき散らす粉塵がすごいので、揚げコオロギが砂でジャリジャリすることもしばしば。 フラッシュをたいて写真を撮ると、砂粒が浮遊しているのがわかるほどだという。 揚げコオロギの調理法はいたって簡単。 そこらへんでとっ捕まえたコオロギたちを生きたまま油で揚げ、味の素や塩などで味付けをして売るだけ。 ただ 日本のコオロギの倍くらいはありそうな、デカイもの! 店員の話によると、最近は蛍光灯や電球などでコオロギをおびき寄せて捕まえる方法がポピュラーとのこと。 たまたま店の前を通りかかったコオロギを油にブチ込むこともあるそうで、コオロギにとっては災難な話である。 そして 揚げコオロギの味だが、イナゴよりもサクサクしたクリスピーな食感をしているそうだ。 かる~いスナックといったところ。 信州のイナゴの佃煮と食べ比べてみたい気がする。 しかし、真っ暗闇のなかで揚げコオロギを売って儲かってるのだろうか? 「売れなくても、腹が減ったらそれを食べるから大丈夫」とのこと。 えっ ホント? 余談だが、東南アジアの人はみんな虫を食べていると思っている人は、けっこう多いのではないだろうか。 しかし それは誤解である。 確かにイモムシやタガメやサソリなどを食べることもあるが、最近の若者はゲテモノ扱いをして食べない人も多いようだ。 これは信州でも言えることで、最近の若者にはイナゴとかザザ虫の佃煮は好まれないようだ。 タイでは衛生的に問題のある屋台で調理されたコオロギが原因で食中毒になった人もおり、政府の衛生局が「屋台のコオロギを食べることを推奨しない」と注意喚起したこともある。 ちなみに、カンボジアやラオスでは料理に“あたりまえのように”コオロギを入れることがあるので「虫が入った料理はちょっと」という人は注意するべし。 ほとんどの人が嫌だと思うが・・・ なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ10/26の新着は「医療費、介護費用」 前回は「北野・異人館街」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月09日 10時46分38秒
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