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カテゴリ:医療
今年もあと1か月をきりましたね。 この1年、いい年でしたでしょうか?
世相的には、ガソリン価格の乱高や、景気の下降、政局の不安定、凶悪事件の多発、など、あまり良い年ではなかったような気もします。 来年こそは良い年になってもらいたいものです。 ところで、先日 大阪・南港のインテックス大阪で「国際次世代ロボットフェア」があったのですが、そこで「お好み焼きロボット」が注目を浴びていました。 ------------------------------------------------------------ お客の注文も聞き分ける「お好み焼きロボット」が26日、大阪・南港のインテックス大阪で開幕した「国際次世代ロボットフェア」に登場した。 大人並みの大きさで腰の前には鉄板。 ボウルの中身を混ぜて鉄板に流したり、コテを持って裏返したり。 音声認識で「ブタ玉」と「ネギ焼き」の注文を区別し、焼き上がるまでアニメの主題歌などを歌ってくれる。 産業用ロボットのシステムメーカー、東洋理機工業(大阪市)が1500万円かけて製作。 昨年はタコ焼きロボットに挑戦した細見成人社長は「サービス業でロボット利用が広がるようになれば」と夢見る。(2008年11月26日 読売新聞) ------------------------------------------------------------ いまやいろんなロボットが開発されていますが、このロボット "お客の注文も聞き分ける"というところがミソなのです。 あ お好み焼きにミソは入ってませんが・・・ 今までのロボットはたいてい人が制御しています。 ある程度はロボット自身の集積回路で自己判断しますが、どうしても主回路は人間が操作します。 まあ これは自分で考える能力が低いからしようがないのですけどね。 ところが、近年 開発されるロボットは自己判断の範囲がだんだん広くなってきてます。 以前にご紹介した介護ロボットなども開発途上にありますが、これもかなりの自己判断ができるようです。 将来のロボットはどうなるのでしょうか? 楽しみでもあり、怖くもあります。 尚、お好み焼きのコテについては、過去ログ「コテかテコか」がありますので、お時間のある方はこちらもご参照ください。 さて、12月に入って、そろそろ忘年会などの季節。 また 年が明ければお年賀 と、お酒を飲む機会が増える季節です。 飲みすぎて体調不良にならないよう、ご注意! ということで、本日のお題は 「内臓への気遣い」 尚、昨日のお題は 「各種手当」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 中年にもなると、「胃がもたれやすくなった」とか「食べ過ぎるとすぐに下痢になる」といった、内臓の衰えを妙に実感したりしませんか? 体力や筋力なら この年になってもトレーニングなどで、ある程度向上しますが、同じように「内臓を鍛える」ことはできないのだろうか? 残念ながら、内臓を鍛えることは基本的に無理なのです。 内臓は筋肉とは別物ですし、そもそも自律神経に支配されているため自分の意思で動かすことができません。 では 暴飲暴食すると普段より内臓がよく動いて結果的に機能が高まる、なんてことにはならないのか? これも残念ながら、ブッブー! お腹が不調になる理由の大半は「消化力の不足」 ですから、内臓に許容以上の負担をかける行為は避けた方がいいのです。 特に脂肪は分解されにくいので要注意。 それに、人の内臓は使えば使うほど疲弊していくという、残念な一面もあります。 消化不良を起こすと食べた物が胃に残って胃もたれの原因になったり、未分解のまま腸に流れて下痢の原因になるのだそう。 消化力には個人、または民族の遺伝的特徴によって差があります。 例えば、すい臓から分泌されるリパーゼやトリプシンといった消化酵素は脂肪やタンパク質を分解しますが、日本人はもともと農耕民族で穀物が主食だったため、肉を主食としていた欧米人よりもこの働きが弱い傾向にあります。 私たちが肉や脂分を多食するようになったのは、ここ数十年の話。 現在の肉中心の食生活に内臓機能が遺伝的に適応するまでには、まだ3~4世代はかかるらしい。 尚、アルコールを摂りすぎるとすい臓の機能に悪影響を及ぼし、消化力全般にダメージを与えてしまうことがあります。 ただ、「消化力の不足」と「消化不良」は違います。 前者は恒常的なもの、後者は一時的なものです。 消化不良は一時的に誰でもがなる可能性があり、胸やけなどの腹部の不快感、吐き気、不快な満腹感、膨満感などの症状の総称です。 胸やけは、胃酸が食道に逆流してくるために起こります。 肥満、食べ過ぎやアルコール、特定の食物などが原因となります。 予防としては、煙草やアルコール、コーヒーなどの刺激物を避けたり、食べ過ぎに注意する。 就寝直前の飲食、食後の激しい運動を避ける。 また きついベルトやきつい衣服の着用も避けたほうがよい。 特に女性は下着の締め付け感が強いので、なるべくゆるいものにしたほうがよい。 「消化力の不足」は、これが普段から注意が必要なのです。 昔は食べられた、飲んでも大丈夫だった、というのは年とともに消化力は低下してきます。 そして ムリをさせればさせるほど疲弊度も大きく、ボロボロになってしまうことも・・・ 内臓を健康に保つには、肉と脂、そして酒を控えるのが一番なようです。 ン! なんだか だぁれかさんの好物ばかりが並んでますが・・・ とりあえず暴飲暴食はやめるということで、内臓への気遣いを始めてみませんか? なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ11/11の新着は「CAもプロレタリアか?」 前回は「医療費、介護費用」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月03日 14時03分15秒
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