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カテゴリ:グルメ
長野・木曽です。 寒いです。 気温11度(お昼間で。 今はもっと低い)、ファンヒーターをガンガンつけて、やっと室内温度16度。
お彼岸なので、お墓参りをしてから来ました。 前夜がだったし、この頃は歳のせいで夜間走行がつらくなってきたし・・・ なによりも2年前、居眠りでをおしゃかにしましたしね。 でも、暖冬のせいか、雪はほとんど溶けて道路わきに残ってるのみ。 昨年はもう少しあったし、一昨年は道路にも雪が残ってました。 年々積雪の消えるのが早くなってるようです。 大阪ではここ数日、5月並みの気温で、暖かいのを通り過ぎるくらいの日でしたが、やはり全国的にも暖かかったようです。 地球温暖化、身にしみて感じるこの頃です。 ところで、ちょっと季節は過ぎてしまいましたが、寒いときには鍋料理をよく食べると思います。 大阪では名物?のうどんすきなどは、お酒を飲まない人にも満足できる鍋ですね。 大阪名物?の鍋といえば、てっちり(ふぐ鍋)もあります。 ふぐ鍋といえば、お高いのが常識。 が、大阪のてっちりは意外とリーズナブルなのです。 ブログ仲間のriminさんも、大阪に来れば、必ず「ふぐ鍋」を召し上がるのだそう。 また、鍋に限らず、冬のシーズンはふぐの天ぷらや ふぐ雑炊など、ランチタイムにまでふぐが登場します。 大阪湾にそれほどふぐが獲れるのか? 答えは当然 No! ですね。 では、なぜ 大阪でふぐがこれほど好評なのか? ということで、本日のお題は 「大阪名物?ふぐ料理」 尚、昨日のお題は 「外来語」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 大阪で食べられているふぐは、ほとんどが山口(下関)などから取り寄せられたもの。 今は輸送が発達しているが、数10年前は鮮魚の輸送は冷凍するしか遠方にはできなかった。 そして、ふぐは鮮魚が決め手。 特にてっさ(刺身)は・・・ 冷凍なんてお呼びじゃない。 そして、大阪のふぐ料理の多さは、この10年やそこらでできたものではない。 かなり以前からあったもの。 では、なぜ山口から遠く離れた大阪でふぐがこれほど好評なのか? 「身離れがいいのでせっかちな人には好まれるのかもしれません。 それに高級感のあるところも人気のひとつでしょうか」と 和食店関係の人が言うが、イマイチ明確ではない。 すると、「ふぐをさばける人が多いので、ふぐを出しやすい と言うのもありますね」と言われる。 むむむ、これはちょっと気にかかる言葉だ。 ご存知のように、ふぐは資格を持っていなければさばけない。 “ふぐ取扱登録者”(大阪府)の資格がいるのです。 実は、ふぐの検定を全国に先駆けて最初に取り入れたのは大阪なのです。 ただ、ひと口にふぐの検定と言っても、大阪での資格名は「ふぐ取扱登録者」、東京では「ふぐ調理師」、山口では「ふぐ処理師」 と名前が変わり、試験内容も県によって様々。 しかもこの資格、受けた県でのみ有効なのだそう。 引越しなどで県を変わってしまった場合は申し出が必要であり、県によっては再度資格を取り直さなければならないこともある。 そして県によって試験の内容は異なるが、大体どの県でも“ふぐの処理の業務に○○年以上従事した者”など受験資格が設けられている。 が しかし、大阪の場合、受験資格は必要無し。 つまり誰でも受けることができる。 といっても試験が簡単なわけでも通りやすいわけでもないが、受験資格が無いだけで受けやすさは格段に違う。 だから魚屋さんなどに有資格者が在籍することも多い。 そのおかげで、どのお店でも資格所有者が多く、美味しいふぐが食べられる、そしてふぐ好きが増える、というわけ・・・かな? 資格所有者に資格を取った理由を聞いてみると、単純に「ふぐが好きだから」という。 大阪人のふぐ好きポテンシャルは昔から高いのかも・・・ 尚、「てっちり」とは「鉄ちり」のことであり、鉄とは鉄砲の略でふぐのことを言う。 つまり、ふぐのちり鍋。 フグも鉄砲も当たると恐いというシャレからきている。 また、「ちり」は刺身を生で食べられない外国人が、鍋にチリチリと湯に通して食べたことからきている。 大学からアクセスの多い別ブログ まったく更新してませんが・・・ ●別ブログ2/25の新着は「謎の企業 B-CAS社」 前回は 「クレーマー保護者」 前々回は「アナログ放送終了」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月21日 11時58分56秒
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