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カテゴリ:グルメ
日本固有の食文化である鯨食については、反捕鯨運動の高まりを受け国際論議も平行線を辿ったまま。 反捕鯨国と日本を含む捕鯨国との間で、激しい議論が闘わされている国際捕鯨問題となっています。
日本の鯨食については、紀元前6000年頃 千葉県館山市の稲原貝塚からイルカの骨に刺さった黒曜石のヤス先の石器が出土しており、紀元前3000年頃 縄文時代の三内丸山遺跡からクジラの骨が出土しています。 一方、鯨以上に国際世論の反発を受けてきた犬食ですが、昨年 韓国では行政側が「堂々と食を認めよう」と合法化を打ち出したという。 いきなり固い話題で、動物愛護○○からクレームが来そうな話になってしまいましたが・・・ かなり以前 「鯨肉」で、「尚、犬食については、また後日にでも述べたいと思います。」と書いたまま、ずーっと忘れていたので、あらためて「犬食」について書いてみます。 ということで、本日のお題 「犬食」 尚、昨日のお題は 「ホタルイカ」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 尚、今日の内容は人によって非常に衝撃的なこともあり、誤解を招くおそれがあるので、はじめに言っておきますが、鯨食や犬食を容認・推奨するものでは決してありません。 最近、東京都内の一部料理店では犬鍋や犬皿、犬スープなど「犬料理を注文する日本人客が増えている」(某料理店関係者)という。 韓国料理店が軒を連ねる東京・新大久保では、数店が扱っています。 中国延辺朝鮮族自治州と取引のある貿易関係者は「主に中国東北部の朝鮮族料理店で、メニューに『狗肉』と表記されている。 韓国語や中国語のフリーペーパーに広告を出しているが、10年前に比べればかなり増えた」という。 肉は朝鮮半島から中国にかけ、伝統的な食文化として今に伝わる。 韓国では「補身湯(ポシンタン)」といい、野菜と一緒に煮込む料理が有名。 夏バテ予防として食べられるが、最近の若い世代は食べたこともない人も多いという。 また 北朝鮮では「甘肉((タンコギ)」と呼ばれ、平壌には複数の専門店が存在。 観光地として知られる金剛山(クムガンサン)の外国人用レストランには「犬1匹(200米ドル)」というメニューがある。 中国東北地方でも一般的な料理で、市場に食用犬がつるされている光景も珍しくはないという。 東京都内では池袋、新大久保、新宿歌舞伎町、上野などの朝鮮族料理店で、主に故郷を懐かしむ韓国・中国人向けに出されていた。 メニューも中国語表記の店が多いが、新大久保には「犬肉大皿」「犬肉スープ」と、日本語のメニュー表記の店もあるという。 味はマグロの味に似ているという。 やわらかくて、トロトロに煮込んだビーフシチューの肉みたいだともいう。 また「肉は繊細な味で刃物で切ると鉄の味が移ってまずくなる」そうだ。 農林水産省の畜産物輸入検疫統計によると、1998年に9トンだった肉の輸入量は2007年には約8.5倍の77トンに増加している。 本場 韓国・ソウルの隣、城南市にあるモラン市場のなかには、犬の肉や犬の丸焼きを店頭に並べ、注文があれば生きた犬を殺して売る店が集まった「犬市場」がある。 「今は電気ショックで殺していますが、かつては棒で殴って殺した。 死ぬ時に恐怖を感じさせた方が肉がうまくなると言われていたからです」(某犬肉卸業者) しかし れっきとした「牧場」で食用として育てた「雑犬」と呼ばれる国産種を食材としている。 なかでも人気はセリやネギとともに唐辛子や山椒のスープで煮込む「補身湯」という鍋料理。 これは韓国人にとっての健康食品の意味も強く、日本の鰻のように暑い夏を乗りきる「スタミナ食」として親しまれ、ソウル市内では専門店は500軒をゆうに超えているという。 ところが、そんな国民的料理にもかかわらず、材料たる肉は都市部のスーパーや肉屋では買うことができない。 韓国では犬は一応「保護動物」という位置づけで、法的に牛や豚のような「食肉用畜産」ではないからだ。 原因は、「国際世論からの批判」 きっかけは88年のソウル五輪。 「人類のパートナーであるを殴り殺して煮て食う者と、我々文明社会に生きる者が手をとりあって「平和の祭典」を開くことなどできるわけがない」 と欧米諸国がボイコットをちらつかせると、ソウルは犬肉料理店を「美観を損ねる」と営業禁止にしてしまった。 店側は看板を変え、表通りから路地に店を移し、ひっそりとなじみの客をとることで、どうにか生き延びたが、02年の日韓ワールドカップで再び同じような批判が起きた。 そして、互いの理解はすすめられぬまま今日に至っている。 つまり、を「食肉用畜産」にしないことは国際世論に対する一種の「保険」なのだ。 昨年3月、そんな韓国の犬事情が大きく動いた。 20年ぶりの「大規模な衛生検査を行なう」とソウル市が発表した。 市は「多くの人が肉を食べているのが現実だから、安全性を確保する必要がある」と説明している。 「実はこれまで肉の多くは中国からの輸入に頼っていたんですが、数年前に基準値の数万倍という防腐剤を散布していることが判明し、大問題になった。 その時から市場での切り身は信用性が下がり、目の前で選んで屠畜するというスタイルが主流になった」(某犬肉業者)という。 中国産食品への不安のおかげで結果として、国内肉市場は潤った。 「昔の韓国の農村部では、どの家庭でもを飼っていて家族が病になった時などにこの補身湯を食べました。 それほどこの料理は長い歴史と意味がある。 私はうまくアピールすれば、キムチのように世界に誇る韓国の食文化になると信じています。 ただ、国の力が弱いので今は難しいだけです」と地元の韓国人は言う。 男性は強壮、女性は美容、老人や子供は健康促進、それが補身湯がここまで人々に愛されている理由でもある。 「栄養いっぱい、味も抜群、それが罪ですか?」と言う。 日本の鯨食と決定的に違うのは、韓国人がを食うのは、ただ 自分がうまいと感じ、そして 身体にいいと信じているから ということ。 「文化」だからというようなナショナリズムよりも、まずそれが勝っているのではないだろうか。 それに、は絶滅種でもない。 鯨を食べることも「文化」かもしれないが、彼らと同じようなことを胸を張って言える日本人が果たしてどれだけいるのか、疑問である。 、、、などは良くて、はなぜいけないのだろうか? 尚、中国には・の肉球を食べる料理があり、手(足か?)がそのままの形で出てくるそうだ。 まあ 中国は何でも食材にしてしまう国だが・・・ あ ワタクシ れっきとした愛犬家であります。 旅行でもどこへでも愛犬「ごんた」を連れて行きますが、決して非常食料ではありませぬ。 大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ4/13の新着は「アトランティス伝説」 前回は「謎の企業 B-CAS社」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月24日 12時42分31秒
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