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カテゴリ:文学
関西は梅雨明け宣言が出てませんが、もう夏です。 セミがガンガンうるさい。 日差しも完全に夏の日差しです。
夏の祭り、祇園祭が京都ではじまっています。 ただ、祇園祭は毎年雨に降られるんですよね。 予報も明日は雨だし・・・ さて、麻生総理が衆議院解散を決めましたね。 任期満了まで、あと少しというのに・・・ しかし、衆院解散方針に反対する所属国会議員の1/3の署名が集まり、自民党内は混沌としています。 国民不在の日本の政治、ころころ変わる総理大臣にG8サミットでも世界各国から総スカンを食い、国民からも見放された与党、自民党。 この先、行き着くところは何なのか? ところで、2年前の今日 7/16、15人が亡くなった中越沖地震が起こりました。 県と柏崎市、刈羽村による合同追悼式が同市の市民プラザで開かれました。 こちら→「中越沖地震2年で合同追悼式」 新潟日報 尚、時間の経過とともに記事が指し替わることがあります。 私も2回、震災ボラに行きましたが、行った当初はまだかなりの惨状が残ってました。 その後も毎年訪れていますが、今年5月に行ったときは、もうほとんど面影はありませんでした。 まあ 裏通りなどにはまだ一部残ってますが・・・ 日本に住んでいる限り、何時、どこで起こるかわからない地震。 最低限の備えはしておきたいものです。 話は変わりまして、文壇の世界では芥川賞・直木賞が決まりました。 賞は逃しましたが、今年はイラン人のシリン・ネザマフィさんも候補に含まれ、日本語を母語としない外国人の芥川賞候補は昨年受賞した中国人の楊逸さん以来だと注目を集めました。 さて、最近の小説では、『彼は問い詰められると「わかりました。全部お話しします」と、観念した様子で答えた』・・・というように、句点(。)に関しては、会話を表す「 」の途中には付け、大体において末尾には付けていません。 ところが、森鴎外、泉鏡花など、少し前の作家の作品だと、皆「 」の末尾に(。)を付けています。 一体、小説などの出版物から「 」の末尾の(。)が消えたのは、いつごろから、どんな理由で消えたのでしょう? ということで、本日は 「末尾の句点」 ちょっとムズイですが・・・ 尚、昨日のブログは 「1人 3000万円」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 文化庁HPに「参考資料」として掲載されている、1946年(昭和21年)3月に文部省教科書局調査課国語調査室で作成された(ふるっ!)「案」における「くぎり符号の使ひ方」という項目では、符号(。)に関して、 『「 」(カギ)の中でも文の終止にはうつ。』と定められています。 そして『この案は、発表以来半世紀を経ていますが、現在でも公用文、学校教育その他で参考にされています。』と明記されています。 従って、国語の表記としては、原則として文末には必ず句点を打つことになっています。 教科書は句点をきちんと打っているはずです。 原則に従っているわけです。 また、小論文を書くときの原稿用紙の使い方で、【句読点(。)、かぎかっこ(「」)について】という注意書きがあり、 これらの記号を使うときには、必ず1マスを使って書くようにしてください。 ただし、行の末尾に句読点やカッコが来てしまった場合は、文字と一緒に書いてください。 次の行の最初に「。」や「、」がきては、おかしいですから。 というように指導しているそうです。 それでは「小説」などの出版物から「 」内の末尾の句点が消えたのは、どんな理由からなのでしょうか? 「確かに、現状では句点を付けない文章が多くなってきているが、特に取り決めがあるわけではなく、言ってみれば、著者の好みによるもの。」(「旭屋書店」、「新潮社」、「日本書籍出版協会」)なんだそうです。 従って、明確な理由や経緯、傾向が顕著になってきた時期に関しても定かではない とのこと。 また、小学校低学年向けの本において、かぎ「」の内の会話文末尾につける句点は、かつては付けられて印刷されていたように思いますが、最近では省かれていますね。 児童文学においても作家次第です。 古いものはそのままにしておけばよいのですが、新しい作品に出版社が句点を打つにしても勝手には出来ません。 これも作家次第です。 本屋さんで調べてみたら、古い時代に初刊行された児童文学は、刷を重ねた現在でも句点がついています。 その一方で、同種の子供向けの本で最近書かれたものにはかぎの内の会話文末尾に句点がついていません。 つまり、「句点を付けないようにした方が良い」という「取り決め」は存在しないので「学校で習ったことを踏襲して句点を付ける」のも良し、「時流に合わせて句点を付けない」のも良し、結局「個人の好み」ということになりそうですね。 ちなみに、新聞記事でも括弧内の末尾には句点を付けていませんが、これは「日本新聞協会」の「用語懇談会」の申し合わせに基づいて、各新聞社が設けた「表記基準」に則ったものです。 文字数やスペースの制約が大きいことを考慮して「会話を表す括弧を閉じる場合は、句点の意味を兼ねると考えて省略することも可能」として便宜を図っている次第です。 あくまでも「社内ルール」であり、一般の方々に強いたり、勧めたりする意図のものではなく、実際に、外部の人から寄せられた原稿では括弧内に句点があっても、そのままとなっていることも少なくありません。 ちなみに、私も「」内の最後の句点はつけていません。 まあ 習慣のようなものですが・・・ 私のブログ仲間、秘密の洗体レディさんが、この度 本を出すことになりました。 6/12 にamazonから発売されています。 「おくりびと」の実態をとくとご覧あれ。 本にはおもしろおかしく書かれてはいますが、実態はかなり悲惨なこともあります。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ 更新しました。 ●別ブログ 7/14の新着は 「激安ラーメン」 前回は 「七夕」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月16日 19時58分22秒
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