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カテゴリ:ペット
衆院選挙では民主圧勝、自公大敗となりました。 特に公明党は代表までが落選するという大番狂わせになり、議席数も半数に・・・
他にも自民の大物議員が落選するなど、あまりにもの惨敗ぶりが目立ちます。 自民はこれを真摯に受け止めて、党内改革をしてもらいたいもの。 そして 民主圧勝とはいえ、国民は完全に民主党を信頼したわけではなく、自民は、民主に「一度やらせてみよう」というだけですので、一層の努力が必要でしょう。 おりしも、1954年(昭和29年)12月 ワンマン宰相といわれ、強引な政治手法で国民の人気を落としていた吉田茂・自由党内閣を総辞職に追い込み、政権を奪取したのが鳩山一郎率いる日本民主党。 吉田茂の孫が麻生太郎氏、鳩山一郎の孫が鳩山由紀夫氏。 なにか因縁めいたものを感じますね。 しかし、圧勝した分、責任もそれだけ重い ということをかみしめてもらいたいものです。 さて、イリオモテヤマネコをご存知でしょうか? 名前のように世界でも西表島だけにしか生息していません。 国の特別天然記念物で、現在 生息数が100頭前後と推測されています。 この沖縄から遠く離れた西表島に、問題が起きています。 西表島に、ネコ免疫不全ウイルス(FIV)感染症が存在する事がわかったからです。 そのため、ペットとして飼われているすべての猫について飼い主が町に報告するよう義務付ける条例案が提案されました。 そしてまた、野良猫の対策にも乗り出す方針を打ち出されました。 この条例により、FIV感染症の脅威からイリオモテヤマネコを守ろうとしています。 すでに長崎県の対馬に生息しているツシマヤマネコへのFIV感染が確認されています。 また、アフリカのライオンにもFIV感染症が広がっています。 では このFIVとはどんなものなのか? ということで、本日のお題は 「猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症」 尚、昨日のお題は 「宇宙の誕生」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症はのエイズと言われる事がありますが、やには感染しません。 人間のエイズ(HIV)と同様に、感染してしますと根本的な原因療法は未だ確立されていません。 ■感染経路 猫免疫不全ウイルスは、この病気にかかっている猫の唾液や血液に含まれ、喧嘩などでこのウイルスが傷口から体内に侵入して感染するのがほとんどです。 空気感染や飛沫感染は認められておらず、生まれてくる子猫への感染の可能性も非常に低いといわれています。 ■症状 FIVウイルスの感染を受けると約4~8週間後に微熱や下痢、そして好中球(白血球の一つ)が減少し抗体が陽性となります。 そしてリンパ節の腫れる時期が2~9ヶ月続いた後に無症状期となります。 この中にあるものは、数年後にすべての病気に対する抵抗力が衰えてしまいます。 そのためウイルス、細菌、カビ、原虫や寄生虫などに感染を受けてしまいます。 多くのに歯肉や歯周組織、そして舌や口の中に口内炎や潰瘍がみられます。 また 慢性の呼吸器病として慢性気管支炎、肺炎、鼻炎がみられます。 皮膚や外耳に慢性の化膿がおきていたりします。 頑固な発熱、食欲不振、貧血、体重減少、全身性のリンパ節の腫れなどが続いて次第に体力が消耗してしまいます。 次の症状が見られた時には、速やかに受診するべきです。 下痢や発熱が続いたとき 傷や口内潰瘍がなかなか治らないとき 顎の下や内股の付け根、そして膝の後などのリンパ節が腫れてきたとき 食欲不振、貧血、体重減少がみられたとき 予防注射はありません。 感染予防が最良の方法です。 そこで感染猫との接触を断つため、を自由に外出させないことが一番です。 また、新たにを飼う場合は血液検査を受けることです。 検査の結果が出るまでは、他のと一緒に遊ばせないで下さい。 一度感染すると一生FIVウイルスを持っていますので、抗体陽性となったはできるだけ快適な環境で飼育して下さい。 <追記> 「予防注射はありません」と記していますが、お問い合わせにコメントレスしていますが、今はコメント欄を閉じていますので、それを表示します。 ------------------- 昨年8月に認可された不活性ワクチンのことでしょうか? 特定された病原性ウイルスに対する効果はあるようですが、接種回数や個体差などによってかなり差があるようです。 国内の獣医さんの間では、効果あり派と、イマイチ派に意見がわかれているようです。 ------------------- 上記にもありますように、この不活性ワクチンの効果については、効果あり派のほうでも「これを施術したから、かからないという保証はありません」と言われています。 つまり、リスクは軽減できますが、予防としてはまだ確立されていない、未知数の部分が多いのです。 それと、副作用が強く、どの猫でも接種可能ではありません。 その副作用とは、発熱や食欲不振や嘔吐下痢や呼吸困難などの過剰アレルギーで、場合によっては治療が必要です。 また 接種部からのガンの発生なども疑われています。 しかし、これらを考慮してリスクを下げて接種した場合は、効果あり派では「FIV感染のリスクをかなり低減できる」としています。 よって、まだ不明瞭部分が多いため、今のところ完璧な予防法はありません。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ 更新しました ●別ブログ 8/30の新着は「宇宙のはじまり」 前回は「山小屋メンテナンス」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月08日 09時51分09秒
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