いろいろ【まっち】んぐ

11/26　長女がダンナの海外赴任にあわせて渡米しました。
しかし、荷作り中に、日本郵便や各運送会社の米国あての航空小包の引き受けを停止　という事態に・・・

事の発端は、

米シカゴあての航空小包に爆発物が仕掛けられた10月末のテロ未遂事件を受け、米国政府は各航空会社に対し、航空便の輸送要件強化を通達。

ということである。　一時的ではあるが、荷作りしていた長女は大変。　急遽、船便に切り替えるなど、おおわらわだったそう。

船便だと数ヶ月はかかるので、当面の暮らしに必要なものなども不自由するだろう。

どのみち、しばらくはホテル暮らしとは言っていたが、ホテル暮らしが長くなるかも・・・　まあ、そのほうが楽かもしれないが・・・

ところで、この夏に長女の子供が誕生したが、次いで次男の子供も誕生したとの報告。(次男は4月に入籍してます)

　　　　　　　　　　　

あらら、一気に2人の孫が・・・　ま、何にしてもめでたい！めでたい！　どちらも女の子なのが、チト気がかりだが・・・


さて、発達した低気圧のせいで各地で暴風雨のような状態になった天候。　暖かかったのもつかの間、一転して冷え込みがきつくなり、寒暖の差が激しい昨今。

お天気も政界なみに荒模様状態ですな。


ところで、寒くなってくるとほかほかの「豚まん(肉まん)」が恋しくなります。

　注)大阪では「肉まん」のことを「豚まん」と言います。　特に年配者は・・・

ほかほかの豚まんを小皿に移し、添付のカラシをちょいとつけ、別皿に入れたウスターソースをつけながら食べる。　あ～　身体が温まります。(酢醤油の場合もあります)

ここで「待った！」と思う方も多くいるでしょう。

添付のカラシ？　ウスターソース？？

この食べ方、大阪ではごく普通の食べ方なのですが、他の地方ではどうやら違うようなのです。　

何もつけないで食べる　とか、醤油をつける、また　酢醤油、などと、いろいろあるようなのです。　肉まんの食べ方、地方によってどう違うんだろう？

まず、つける派では、醤油(からし醤油)、酢醤油、ウスターソース、とんかつソース、味噌、カラシのみ　など。　そして、何も付けない派。

この中で､地域の食文化に根付いた主流派といえるのは、醤油､酢醤油､ウスターソースの3つ。

また、個性的な嗜好による調味料として、餃子同様に、醤油とラー油といったものから、ポン酢(カラシ併用)、酢のみ、マヨネーズ、甜麺醤、にんにく、タバスコ、ケチャップ、とろけるチーズまで様々。

ちなみに、肉まんに何をつけて食べるか？について調べていくと、ソースや味噌などなど、様々な食べ方があるようです。

北海道地方
何も付けない派が主流。　一部に醤油、酢醤油。　

東北地方
何も付けない派が主流。　ウスターソース、とんかつソースという人もいるが、東北地方では、一部。

宮城では、何も付けないのが普通だという説と、醤油が普通だという両方の説がある。　新潟では何もつけない派が多いが、醤油もけっこう普及している模様。

関東地方
何も付けない派が主流。　一部に醤油。　個性的な例として、醤油とラー油、ポン酢、酢、マヨネーズ、甜麺醤などさまざま。　ソース派、酢醤油派も関東地方では、個性的だといえる。

中部地方
何も付けない派が主流。　一部に醤油。　個性的な例として、にんにく(チューブ入り)もある。

近畿地方
神戸・大阪にはほとんどの調味料の派閥が混在し、様々。　ウスターソースが一番で、これが普通だと信じて育った人も多い。　大阪人は何にでもウスターソースをかけたがるという声もあるほど。(ワタクシです)

大阪でのウスターソースはポピュラーな調味料。　が、醤油、酢醤油もかなり勢力が大きい。　京都では、醤油(とカラシ)が一般的で、カラシのみが一般的という声もあるが、明らかに神戸・大阪とは異なり、ソース派は少数。

大阪「551蓬莱」で豚まんを買うと、何も言わずともカラシの袋を付けてくれる。
　

中国地方
何も付けない派が主流。　酢醤油、一部に味噌。　山陽と山陰では嗜好が違うのかもしれない。　

山口のコンビニでは、調味料として酢醤油・カラシのどちらを付けるかを聞かれるらしい。

四国地方
酢醤油を正統とする一方、ウスターソース派、何も付けない派も多い。　南部では、何も付けない派が主流。

九州地方
酢醤油派が主流。　長崎では、肉まんの皮の表面だけをかじって、酢醤油をしみこませて食べるコダワリ派も。(具だけにかけるという人もいる)　個性的な例として、ケチャップ、とろけるチーズ、タバスコなど。

福岡のコンビニで肉まんを買うと、何も言わなくても酢醤油が付いてくるのは当たり前らしい。　長崎でも酢醤油を付けてくれるらしい。　または、酢醤油、カラシのいずれを付けるかと聞かれることもあるらしい。

沖縄地方
醤油を付けるというのが多い。


結果、中部地方より北(東)は「何も付けない派」が主流。　近畿地方より西(南)は「ソース、酢醤油などのつける派」が主流ということになりました。

まだまだ地域によって独自の食べ方があるのかもしれない。　肉まん、あなたは何をつけて食べてますか？

尚、何も付けない派の多い地域では、人前でウスターソースを付けると変人扱いされるかも・・・　大阪人はご注意！



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