テーマ:旅のあれこれ(10279)
カテゴリ:その他
厳つい外観ですが、中身は意外にも乳白色でちょっとネットリした感じです。中には沢山の黒褐色の種があり、その周りの乳白色のネットリが囲んだ構造のものの集合体、極論を言えば中心部に種を入れたラッキョウを20個ほど無理やりオニギリにして、緑色のビニール袋に踏め込んだみたいなもんです。 この種子の周りの乳白色のネットリを頂く訳ですが、少しも美味しそうではない外見にしては意外な事にかなりの芳香の持ち主です。それでもって、肝心のお味の方は?・・・まず第一印象は「甘いっ!」です。しかも、どちらかと言うとしつこい位に。やや酸味もあるのですが、何しろ甘味がそれをすべて打ち消すほど強いんです。大の甘党のくせに、過剰な甘味を嫌う私としては少々ツライですね~。 そうそう、種子の周りの乳白色のこのネットリとした果肉ですが、実際に食べてみるとシャリシャリもしてたりします。丁度梨や洋ナシみたいな感じです。これは果肉に多く含まれる石細胞による物だそうで、ネットリしてるくせにシャリシャリの不思議な食感を好む人も多く存在するようです。まぁ、私に言わせりゃすり潰したバナナにグラニュー糖ぶち込んで食べてるみたいですけどね(笑)。ちなみに、シュガーアップルと言う英名はこのシャリシャリした食感から来ていると言われています。 もちろん通常は生食ですが、冷凍庫で凍らせてシャーベット状にしていただく事も出来ます。私個人としては、こちらの食べ方の方が気のせいか強い甘味が抑えられるような気がしてお勧めです。まぁ、なんだか否定的なブログ内容になってますが、正直な所、知人の間でもこの「ノイナー」が好きか否かって言うのは50%ずつ位に意見が分かれてる感じがしますので、当たり前の事ですがまずはご自身の舌で試してみるのが一番ではないでしょうか? それと、「ノイナー」と同じバンレイシ科の果物で「チェリモヤ」って言うのがあり、この2つを混同している記事を見かける事があります。でも、「チェリモヤ」の方は世界3大美味果のひとつとされる事があるほどで、より洗練された味をしてますのでお間違いなく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/08 04:33:39 PM
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