テーマ:旅のあれこれ(10279)
カテゴリ:その他
これらの説から類推できるように、非常に美味で万人受けする味のフルーツです。日持ちが悪い為、我が国に輸入される物は未成熟果のうちに収穫した物だったり、冷凍保存されていたりするので、マンゴスチン本来の味とは少々違った物になっていますから、近所のスーパーでマンゴスチン見かけてゲットし、「なぁ~んだ、果物の女王って言ったって大した事ないじゃん!」とか早合点しないように。 我が国で入手できる物は外皮が非常に硬い為、ナイフで切れ込みを入れてから横にこれを割り中身を取り出すと言う非常に面倒な手順が必要です。しかし、本来成熟した果実は結構柔らかい為、柿によく似たマンゴスチンの上下を左右の手で握り、互いの手を反対方向に数回捩じるようにすれば、バリバリって言う感じで外皮は簡単に取り除く事が出来ます。逆に、こうしたこじ開けられない果実は、まだ未成熟って事ですね。 硬い外皮の中には、ミカンの房のようになった乳白色の果肉がびっしり詰まっています。お味の方は、適度な酸味の加わった爽やかな甘味で、さすが「果物の女王」だけの事はあります。ちなみに、ミカンの房のように並んだ乳白色の果肉の房のうち1,2個だけが大きくて後は小さい不ぞろいな房になっていて、その大きな房の中には種子が入っていますからあまり調子に乗って丸齧りしない方が無難です。まぁ、「女王様のフルーツ」なんですから、お上品にスプーンなどで掬って頂くのがよろしいかと。 「果物の女王」ですが、バンコクの市場での価格はいたって庶民的。まぁ、1kg辺り¥70~¥100と言った所でしょうか。ちなみに、タイにおけるマンゴスチンの旬は6月前後だそうです。この時期にバンコクに旅行する方は是非本場の味をご賞味ください。 あっ、そうそう市場でマンゴスチン選ぶときは、山積みになったマンゴスチンを1個1個手に取りニギニギして、中身は詰まってずっしりしているけど外皮は少しプニプにした奴を選んでください。もちろん、現地の人達も皆いっせいにニギニギやってますから、「なんだこの日本人?うっとおしい奴!」なんて思われる心配ありません。店の人がビニール袋渡してくれますから、思う存分ニギニギしちゃってください。基本量り売りなので、選び終わったらビニール袋ごと店の人に手渡せば、計りで重量計測して清算ってことになります。まぁ、少々買いすぎちゃったって、2~3KG位なら楽勝でいけちゃいますからガンガン行きましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/12 04:35:42 PM
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