テーマ:旅のあれこれ(10278)
カテゴリ:その他
東南アジアや南米などの熱帯アジアを旅行していると、見知らぬフルーツに良く出くわします。欧米諸国や我が国の様に、品種として大量生産されたフルーツばかりではなく、各自が自分の家の庭先に実った果実をもいで来て市場に並べている事もあるので、フルーツや野菜の種類は、日本の八百屋では信じられないほどバリエーション豊富です。 今日紹介するフルーツもそんな若干マイナーなフルーツです。タイ名でマパン(実際にはマップランと言うそうですが、店のおばちゃんに何度聞き返してもマパンとしか聞こえませんでした)とかマヨンとか言いうこのフルーツは、大きさや形はやや小ぶりの鶏卵みたいです。外見からはビワそっくりにも見えますね~。 マンゴーなどと同じくウルシ科の植物で、大きさはともかく見た目が良く似ていることから「リトルマンゴー」だって言うタイ人にも出会った事があります。そうそう頻繁に見かけるフルーツではありません。どうも季節的なフルーツのようで、2月3月辺りに良く出回るようなので、この時期運良くこのフルーツ見かけたら是非ともチャレンジしてみてください。 肝心のお味の方は、「リトルマンゴー」だけあって、結構濃厚な甘味と程よい酸味があります。ただ、何だか柿のようなネットリ感があるので個人的にはあまり好みではありません。どちらかと言うと、シャキシャキ・パリパリ派ですので。また、若干ですがマンゴーのようなトロピカルフルーツ独特の芳香もありますので、マンゴーがお好きな方ならば結構美味しくいただけるのではないでしょうか。 ちなみに、外皮はマンゴー同様薄いのですが手で簡単にむける訳ではなく、また皮ごとまるかじりするには少々モシャモシャした食感です。それと、中心部分に大きな種がありますので、その意味でもまるかじりは避けた方が賢明だと思います。そうそう、種子の部分が赤色の為、我が国ではアカタネノキという和名が付けられています。結論を言わせていただくと、個人的には「一度食べてみたら後は結構です」と言う私としてはかなり珍しい位置づけのフルーツでございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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