テーマ:旅のあれこれ(10278)
カテゴリ:その他
一番ポピュラーな食べ方は、体の周りに塩をまぶし竹串にブッ刺してそのまま炭火焼!頂く際には、やや辛(日本人には激辛かも)のシーフード用のソースに、毟り取った白身の肉を浸して食べるのが普通ですが、体表をびっしり覆う塩の味だけでも十分美味しくいただけます。 このナマズに限らず、タイの庶民向け市場では海産魚よりも淡水魚の方が圧倒的に多く扱われています。何人かにその訳を尋ねてみましたが、一番多いのが「淡水魚の方が美味しいから」と言う物で、中には「バンコク近郊の海は汚染が激しいので、怖くて食べられない」と言う意見もありました。確かに、バンコク近郊の海は鉛色で実に危なそうな色の海水ですからね~。実際、最近になって環境汚染による漁民の体調不良が良くタイのニュースで取り上げられています。その一番の原因と思われるbのか、工場からの汚染された排水にあるとの事です。また、それらの工場の多くは日系企業の物であることを我々日本人は忘れてはならないと思います。自分の国の環境汚染だけに厳しい監視の目を向け、その原因となる工場などを規制の緩やかなアジア諸国に押し付けてそのままと言うのはいかがな物かと思います。 もっとも、河川だってお世辞にも綺麗とは言いがたく、バンコク市内の河川は一昔前の神田川と同じで、メタンぶくぶく状態です。特にこの「クララ」と言うナマズは、こういった汚染された環境にもめちゃくちゃ耐性あるようで、メタンのあぶくと一緒に水面に空気呼吸のため浮かんでくるクララをバンコク市内でもよく見かけます。 ちなみに、食用のクララはもう少しましな環境で捕獲されているなどと言う甘い考えは捨てた方が無難です。バンコク市内の川沿いにあるレストランや屋台で食事をする際には、近くを流れるどぶ川を注意深く観察してみましょう。ほぼ確実に、クララ捕獲用の網が仕掛けられていたり、屋台のガキどもが両親の仕事を少しでも助ける為に、川のほとりで釣り糸たれてますから。もっとも、最近では養殖も盛んなようで大手のレストランなどでは、その様な養殖業者からクララを仕入れていると思われます。・・・でも、何だって食べちゃうし、どんなババッチイ環境でもヘッチャラなコイツラが、いったいどんな養殖環境で育っているのか考えると、その辺のどぶ川で捕獲した個体とあんまり変わり無い気もします(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/17 08:01:10 PM
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