テーマ:ベタが大好き!(585)
カテゴリ:逸品堂通信
いきなりではありますが、ベタの繁殖に最も最適な時期が到来いたしました!今年こそベタの繁殖にチャレンジしてみたいと思っている方は、この時期を逃しちゃいけません。 理由その1:ベタの繁殖にとって最初で最大の関門である孵化した稚魚の初期餌料の給餌に関しては、その給餌スタートのタイミングがその後の稚魚の歩留まりに大きな影響を及ぼします。その為。理想的には給餌開始予想日時の前後1日くらいは24時間体制を取り対応するのが好ましい(笑)のですが、仕事や学業などでそうしたくともできないのが世の常ってもんです。しかし、ゴールデンウィークならば数日間と言う単位で自由な時間を作る事ができる訳で、自分の休みの時期にちょうど稚魚が摂餌を開始するタイミングで繁殖水槽をセッテイングすれば良い事になります。 理由その2:ベタの繁殖において一番の悩みは、成長した子供たちが、少なくともオスに関してはいずれ単独飼育が必要になると言う点です。なかには、ベタのオスは繁殖後ずっと一緒にしていれば、互いに殺しあうような闘争はしないと言う方もいらっしゃいます。確かに、その様な飼育環境ならオスたちはせいぜい小競り合い程度でうまく共存していますが、少なくともその様な環境で優れたフォルムのベタの育成は絶対にありえません。となると、やはりオスは隔離飼育すべきと言う事になります。 問題はその時期ですが、豊富な生き餌と高水温、頻繁な水換えの可能なバンコクでは、生後3ヶ月くらいからオスベタはもう販売可能なサイズにまで成長しますが、仕事や学業を本業にしている我が国の一般的なアクアリストであれば、4~6ヵ月後に成魚になるのが普通だと思います。仔魚の育成の過程で選別淘汰を繰り返し最終的には数尾のオスを残すにしても、その過程においては、大量のオス個体を単独飼育しなくてはなりません。しかし、我が国ではほとんどのシーズンは保温が必要な為、大量の小型容器を維持するのはコスト的に並大抵の事ではないのがベタマニアの頭痛の種です。 しかし、今の時期に繁殖させれば、大量の小型容器を必要とする一番大切な時期が「日本の夏=保温の必要がない」に来る訳で、この時期であればスペースさえあれば、保温対策に悩まされる事なく大量の小型容器を管理できると言う訳です。 そう言う訳ですから、ベタマニアは今すぐ繁殖の準備を!そこでメスベタを逸品堂でお買い求めくださいっ!!・・・って言おうと思ったら、メスの在庫ほとんどないじゃないですかぁ(涙)。ここん所本業が多忙で逸品堂は力はいってなかったからなぁ~。しょうがないから、いきなり無計画ですがバンコクにメスベタ仕入れに行っちゃうかぁ~??ちょうどアメリカ出張もあることだし、その帰路に(笑)。でも、今回は残念ながらアメリカからの帰路にバンコクに立ち寄るのは日程的に難しそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/04/12 12:54:39 PM
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