テーマ:ベタが大好き!(585)
カテゴリ:ここから始まるベタのお話
プラカット 各ヒレが伸長しないショートテールタイプをプラカットと呼びます。元はタイ語の「プラー(魚)+カッ(噛み付く)」から着た呼び名で、プラガットと呼ばれる事もあります。タイ語を無理やりカタカナ表記している訳ですから、どちらの呼び名でも間違いとは言えないでしょう。ちなみに、タイ人の発音を聞いている限りでは、最後の「ット」と言う部分は発音しない様ですから、どうしてもタイ風を気取りたければ「プラーカッ」とお呼びになるのがよろしいかと(笑)。 野生種のスプレンデンスと同じ様な体型なので、精悍なイメージが強い品種です。反面、ショーベタなどロングフィンタイプに較べると優雅さと言う点では少々劣るのはいたし方ありません。ただ、ショーベタに較べるとヒレが破けにくく維持管理が楽な点や、ショーベタほど品種の純系と言う物に拘らない自由な交配が出来る分、非常に豊富なカラーバリエーションを誇ります。 元々は原種同様の扇形~長楕円形の小さめの尾ビレを持っていますが、現在ではハーフムーンとの交配で、ショートフィンながらも大きめで180度前後尾ビレが開く、ハーフムーン・プラカットが主流です。タイでは我が国と違いロングフィンタイプよりも、このプラカットタイプの方が人気が高く、クオリティの高いハーフムーン・プラカットはショーベタよりも高額で取引されています。特にメスの逸品個体はオスよりも高額で出回ればまだましな方で、基本的にブリーダーは「種親候補レベルのメス」は門外不出です。 また、最近ではダブルテール・プラカットやクラウンテール・プラカット(ショートフィン・クラウン)など、プラカットのヒレの形状もバリエーションが増えてきています。それと、ロングフィンのスペードテールとの関連性は判りませんが、プラカットにも確実にスペードテールの個体が存在します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/07/21 03:51:34 PM
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