テーマ:ベタが大好き!(585)
カテゴリ:ここから始まるベタのお話
ブルーの3大基本品種は「ロイヤル・ターコイズ・スチール」ですが、それ以外にもブルー系の品種は幾つか存在します。中でも、最近良く見かけるのが「マットブルー」です。これはスチールブルーに似ていますが、それよりも明らかに青みが増している品種です。ただ、純粋なブルーの発色ではなく、青の絵の具に灰色を少し混ぜたような感じなので、ロイヤルとスチールの中間のような感じと言えば判りやすいかもしれません。 ベタの色彩は、赤・黄・白・黒・虹色素胞の5種類が何層かにそれぞれ独立して存在する事により複合的に表現されたものなので、その表現形は千差万別です。工業製品の様に「青なら青、赤なら赤」と言うような単純なものではありません。例えば、マットブルーとスチールブルーの間にも、明確な境界線があるのではなく連続したものと考えた方が無難です。従って、見る人によってスチールになったりマットブルーに感じたりと言う、どちらとも付かない個体が存在します。 ただ、最近は明らかに「マットブルー」に区分できそうなソリッド・ブルーが増加傾向にあり、「ピュアな発色のロイヤル」や「渋い発色のスチール」などはだんだんと数を減らしている気がするのが少々気にかかります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/05/07 08:40:20 AM
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