テーマ:ベタが大好き!(585)
カテゴリ:逸品堂通信
スタート当初は「プラカット専門店」のつもりで始めたおさかな逸品堂でしたが、今ではすっかり「ベタ専門店」に(苦笑)。逸品堂会員様からの仕入れ要請を受けていると、どうしてもショーベタの仕入れが多くなりますからねぇ。ショーベタブリーダーの所に行けば、それなりの数を仕入れないと悪いし・・・。そんな事で、かつては一回の仕入れで200尾前後仕入れていたプラカットも、最近では80尾前後に。更に、その半分程度が会員様からの事前仕入れ要請の個体ですから、逸品堂で売りに出すのはせいぜい40尾位なものです。 メスにいたっては更に仕入れ数が少なく、まったく仕入れの無い月もしばしば。これにはいくつか理由があります。まず、第一に「良質のメスは高い」と言う事が挙げられます。我が国ではベタのメスと言えばオスよりも地位が下で、価格的にもずいぶんと低いのが普通ですが、バンコクでは少々事情が異なります。市場にあるショップあたりではメスを扱っていない場合がほとんどです。また、ブリーダーから直接メスを仕入れるとなると、最低でもオスと同等、場合によってはオスの数倍の値段の場合さえあります。でも、逸品堂で販売する時は、オスの半値くらいじゃないと売れないんですよねぇ~。そんな訳で、利益率の低いメスはどうしても仕入れの際に後回しになってしまうと言うわけです。 もう一つの理由は、バンコクから持ち帰る際の飛行機に搭載できる預け入れ荷物の重量の問題があります。今、ほとんどの航空会社でエコノミークラスの無料預け入れ荷物の重量は20~23kg辺りだと思います。ショーベタやプラカットのオスの重量だけで既に25kg位は軽く行ってしまうので、それ以上の重量だと超過料金必至です。この重量オーバーの際の超過料金は結構馬鹿にならず、「ANAやJALのエコノミークラスで超過料金を支払う位なら、チャイナエアでビジネスクラスいけちゃいますっ!」位の感じです。観光旅行で行くのならともかく、零細企業が仕事で出張に行くんですから、航空運賃にそうそう大枚はたいてられませんから。 そんな訳で、逸品堂では結構冷遇されているメス個体ですが、今回は久々に気合を入れて「プラカットのメス」を仕入れてきました。・・・って言うか、単に久々に自分でもトリカラー・マーブルの繁殖を楽しみたくなったんで、繁殖用の種親を捜したついでなんですけどね(笑)。トリカラー・マーブルならコイツっ!って決めているブリーダーの所に出向き、彼が種親候補として育成しているメスの中から結構な数をチョイスしてきました。 さすがに種親候補だけあってなかなかのレベルですが、やはり問題は「お値段」!ショーベタのオスが3,4尾購入できる価格でしたが、このクオリティなら仕方ないでしょう。ただ、自分で繁殖に用いる分はそれでもいいんですが、逸品堂の販売用となるとねぇ(苦笑)。そうかと言って、オスの倍とかの価格設定する訳にもいきませんし・・・。と言う事で、ひとまずオスと同等の価格設定にしましたが、どうなる事やら(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/09/18 11:00:39 AM
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