テーマ:ベタが大好き!(585)
カテゴリ:ここから始まるベタのお話
バタフライ系品種としてもっとも代表的な品種としては「ラベンダー・バタフライ」が挙げられるでしょう。濃いローズピンクの地色に純白のバタフライバンドという組み合わせは、まぁ誰が見ても「美しい」と言えるものだと思います。ただ、バタフライの代表的品種であるにもかかわらず、最近ではまともな個体を入手するのが非常に困難になっているのが残念です。他の品種との無分別な交配によりローズピンクの発色が無くなってしまった個体がほとんどです。 いつもこのブログで書いている「品種間の交配なんて、自分の好きにやればいい」と言う持論は、あくまでもアマチュアレベルに限っての話であって、ベタを手掛けた当初からあまり「型にはめてしまう」と楽しくないだろうと言う考えからです。私がまだショーベタの世界にほんの少しだけ足を突っ込んでいた頃も、コンテスト会場などでベテランの方々がショーベタ入門者に向かって「この品種は×××じゃなきゃイカン!」とか「この品種とこの品種を交配しちゃイカン!」とか教授されているのをよく見かけたもんです。もちろん、ベテラン勢にしてみれば親切心から教えているのでしょう。でも、その「しちゃイカン!」と言われている事だって、自分自身で試してみて、どうして「イカン!」のか知る事が大切だと思うのです。書籍やネットで知識を仕入れたら、その件はもう終了では面白くないと思うのは私だけなのでしょうか。 ただ、逆にプロブリーダー達は「品種の系統維持」に注力して欲しいもんです。アマチュアは純粋にその趣味を楽しめばそれでいいと思うのですが、プロの方々は趣味の世界の維持にも気を配っていかないと、将来的に自分の首を絞めることになっちゃいますからねぇ。・・・って言いながら、毎度毎度固定度なんてまったく判らないバンコクの「色もんベタ」を大量に日本の市場に流し続けている私は何なの?って言う自己矛盾に突き当たっちゃいますけど(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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