テーマ:ベタが大好き!(585)
カテゴリ:ここから始まるベタのお話
昨日紹介したラベンダー・バタフライの派生系でボディがブルーを帯びているものを「サラマンダー・バタフライ」と呼びます。このブログでも再三書いている事ですが、この2つの品種のネーミングにはどうもしっくり来ないものがありますねぇ。「サラマンダー=サンショウウオ・火トカゲ」と言う意味ですけど、この品種のどこが?って感じがします。まぁ、サンショウウオの一種に、こんな感じの外見の奴がいるんだよって言われればそれまでですけど。更に首を傾げざるをえないのが「ラベンダー」です。濃いローズピンクのどこがラベンダーなんでしょうか?我々のイメージするラベンダーは、青~青紫色の気がするんですけど。まったく根拠レスの個人的な妄想なんですけど、この2つの品種名は命名者の意図とは逆に広まってしまっちゃったんじゃないかとさえ思えます。「ラベンダー・バタフライ=ボディがブルーを帯びたローズピンク」で「サラマンダー=ボディがローズピンク(火トカゲのイメージに近い?)」ってな感じです。 しっくり来ないネーミングはさておき、この品種もラベンダーに負けず劣らず美しい配色で人気があります。それでもって、やっぱり最近は典型的なこの品種の発色をしている個体が入手困難です。画像の個体は、もうずいぶん前にインドネシアのブリーダーが作出したインターナショナルチャンピオン個体の系統をタイのブリーダーが導入してすぐの物ですが、正直この後10年くらい経過してますがこの個体以上のサラマンダーに出会った事がありません。要するにこの品種に関しては、明らかに退化しちゃってるって事です。 最近、ラベンダー&サラマンダーの系統を何とか立て直そうと頑張っているバンコクのブリーダーがいますが、もう既に4世代くらい経過しているにもかかわらず、ボディの発色は全盛期のようなクリアなものではなく、どうしてもパステル系の乳白色が混ざったものになってます。恐るべし、パステルの力!っていうところでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/10/04 01:25:53 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ここから始まるベタのお話] カテゴリの最新記事
|
|