テーマ:ベタが大好き!(585)
カテゴリ:ここから始まるベタのお話
地色がカッパーのバタフライと言う系統は、品種的にはかなり古典的なバタフライと言えると思います。ただ、現在では結構レアな存在になっていてその入手は正直容易ではありません。 といっても、別に品種的に系統維持が難しいとか作出難易度が高いとか言う訳ではなく、原因はただ一つ「カッパー系は人気がないため、ブリーダーが手掛けたがらない」と言う点に尽きます。 個人的には渋い魅力のカッパー系は嫌いではなのですが、やはり実際に購入する立場としては、より華やかな品種に目が向いてしまうのもやむを得ない事なのでしょう。ブリーダーにしてみれば、少しでも売れ行きの良い品種を生産するのは当たり前ですからねぇ。生活かかってますし。 本来この手の品種は採算とは無関係に自由に楽しめるアマチュアブリーダーに系統維持をになっていただきたい所ではありますが、「アマチュアだって華やかな方が好きだぃっ!」となるのもこれまた人情ってもんでしょう。そんな訳で、バタフライ系に限らず、カッパー系の全品種が最近ではどんどん姿を消しつつあるのが現実です。 正直、過去10年以上にわたる私の「ベタ画像コレクション」を捜してみても、これぞカッパー・バタフライの逸品!と言えるような個体が見当たりませんでした。今日の個体も、バタフライバンドが半ばクリアに色抜けしてます。もちろん、バタフライの本質から言えば、この部分は「純白のバタフライバンド」である方が好ましい事は言うまでもありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/02/20 06:42:55 AM
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