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カテゴリ:シゴト
私が編集をしている雑誌もどきは、昨日が入稿。
相変わらず原稿がギリギリまで来なかったり、ページ数が中途半端になって穴埋め記事を書いたりとばたばたしてしまいました。(~_~;)

ある会社の法務部の方に原稿を書いていただいたのですが、「こういう方向で」と何点か挙げたら、それに沿って回答のような形で原稿があがってきました。
それなので、インタビュー記事に仕立て上げてみた。
法務インタビューとかいって。
いやー簡単に変わるもんだ。
紹介文や説明文なんかで文字数も埋まるし。なはは。今度からこういう手も使えるもんだ。
はっっ!
すると、雑誌で「座談会」やら「インタビュー」やらやってる記事は、実際は会って話してないのも多いのか??
なんちって。w
(こんなごまかしウチだけだって。)

さて、判例解説ページは、顧問弁護士に依頼。
注目すべき最高裁判決が目白押しなので、ネタには事欠きません。w
今回企画があまり決まっていなかったので、ページ数を指定せずに依頼したら、けっこうな量の原稿がやってきました。
判例分析も詳細、的確。
裁判官か学者になった方がよかったんじゃないか、というくらいのすばらしいのが来て、感動しました。
必ずしも法務のプロが読むとも限らないため、一般の読者がこれを理解できるかは疑問ですが・・・。ま、いっか。

原稿締め切りや編集、発行の都合で、同じ判例の解説を先に他所で見ることがよくあるのですが、同じ取り扱ってるのを発見したので読んでみたら、
うちの顧問弁護士の解説では気がついた点を、他の解説では見落としていました。
弁護士によって、判例の読み込み方も違うようで。(^_^;)
うちは顧問弁護士が優秀でよかったなあーなんて思って読みました。

それにしても、弁護士選びって、そういう意味で難しい。
顧問にしても相談にしても仕事の依頼にしても、
依頼してみないと分からないし、依頼してみても、簡単には他と比較できないので分からない。
裁判なんて依頼した日には、終わるまでは簡単に変えられないから、誰に依頼するのかってけっこう重要なんですよね。

弁護士の広告が解禁になったとはいえ、電車の中にある債務整理なんとかとかの広告以外は、弁護士の広告ってそんなに見ないし。

よく言われる「専門」ってのも当てにならない。
経験上専門といえる分野があるかも知れないけど、条文や判例の読み込みがよい人やヒラメキや経験や知識や記憶力が豊富にある人は、初めての分野でも変わらずいい仕事をする。

どちらかというと、
専門というより、
文章がうまいのか、交渉がうまいのか、裁判経験が豊富なのか、ビジネス向けか、個人向けか、話し方が丁寧か、聞き上手か・・・などなどの
何が得意な点なのかというのが重要なのかも知れません。
こういうのは、口コミが一番かなあ。

弁護士ももっと、自分が得意な点(もしくはやりたい仕事?)をアピールしてほしいですね、一般人向けに。

もっとも、ちょっとした風邪だったらどこの医者にかかっても処方はほぼ変わらないように、
司法試験に合格して資格をもっている人たちですから、ちょっとした相談だったらどこに相談しても同じなのかも知れません。
まぁ、相談する方は人生の一大事なので、かなり悩んで相談するんですけどね。





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最終更新日  2006年02月01日 15時06分59秒
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