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テーマ:気になったニュース(31001)
カテゴリ:こんなのありましたよ(法令判例リサーチ)
友人ののぶりんさんがブログ記事で取り上げていて、面白かったので紹介します。
「【こぼれ話】謝罪しやすくする法案提出=カナダ」(gooニュース時事通信 2006年 3月30日) 「カナダでは人や組織が自らの過失などについて謝罪すると法的責任を問われることがよくあるが、西部ブリティッシュコロンビア州の法務長官は29日、その恐れなしに謝罪できるようになる法案を州議会へ提出したことを明らかにした。」 「同様の法律はオーストラリアや米カリフォルニア州にあるが、カナダでは初めてという。」 というニュースです。 詳しくは、上記リンクへ。 法的責任はないけど、とにかく謝れよ、って法案。 なんか意味あんのかね。 既にオーストラリアやアメリカには同様の法があるってんで、そっちの国は謝らない国だから、法的な問題とは別に、とにかく謝らせて少しでも争いが大きくならないようにしよう、ってことでしょうね。 大学時代にアメリカ(カリフォルニア)に旅行に行った際に、添乗員さんがバスの中で言ってたっけ。 日本では、交通事故などがあったときに、とにかく車から出て「いやー、すみません。」「いやいや、こちらこそ・・・」とかそんな会話から始まるのですが、アメリカで交通事故を起こしたら、絶対に「すみません」とか言ってはいけない。 謝ったが最後、100%こちらの過失にされる、と。 まあしかし、謝罪の言葉を即、過失と決定するのもどうかと思いますし、この法案のように、法的責任と一切切り離してしまうのもどうかと思いますね・・・。 でもまあ、争いになったら、どんな言葉が使われるか分かりません。 交通事故で亡くなった方が、「残念」と言ったか「助けてくれ」と言ったかで損害賠償請求できるかどうかが違ってくるくらいですから。(昔の話ですけどね(^^ゞ) 日本でも、下手に謝らない方がいいかも?! ・・・ネタでした。(~_~;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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