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テーマ:仕事しごとシゴト(23730)
カテゴリ:シゴト
友人のわん公さんのブログに、「『傾聴』は立派なコミュニケーション技術!」という記事があって、興味深く読ませていただきました。
自分や家族宛ではない郵便物がたーくさんポストに入ってて、いい加減にクレームに来たおばさんの話。 郵便局の対応は、 「法律上、郵便物は投函された以上、私たちには配達をする義務がある」 「自分で処分しろ(または)受取拒否しろ」 そんな感じです。 (要約しすぎ?・・・詳しくは上記リンクへ行ってくださいね。) でも、そんな、他人宛てのものを勝手に処分していいのか不安だし、受取拒否っていっても、やったことない人にとってはなんのことやらさっぱり、ちんぷんかんぷんですよ。 で、思い出しました。(以前記事にしたかなと思って探したのですが、なかったので書きます。) 数年前裁判所の事件受付係で、訴状を提出するために待っていたときのこと。 一般の方(弁護士や法律事務所の職員ではない)と思われる中年の女性が、事件受付係の裁判所職員に対してなにやら怒っている。 自分が提出した事件についての問い合わせをしたい風なんだけど、ちっとも教えてくれない、というふうな感じです。 裁判所の人は、何言ってんだ、という風で、 「だーかーらー! ここは事件受付係で、部に回るんですよ!」 てな感じです。 でも、それ聞いてて思ったんですが、 一般の人からしてみれば、本人で訴訟やっててやっと訴状提出したと思って、単に出したときに問い合わせしに来たわけで、 だいたい、提出した訴状が各部に回って、今度はそこが担当になるなんていう裁判所の仕組みなんて、普通知りませんよ。 そこは、ちゃんと丁寧に教えてあげないと。 で、「部」って言ったってどの部に行ってるか、案件によって違うんだから、どこの部に行ってるかとか、それがどの階にあるかとか、ちゃんと丁寧に教えてあげないと。 なんか、あれですね。 自分の常識が、他人の常識とは限らない、っと。 プロ的な常識、普通の人には通用しませんよ。 自分の仕事にも言えることなので、反面教師とさせていただきました・・・。 法律用語や法律、訴訟の仕組みって、慣れてしまっているから普通に使ってしまっているんですが、 問い合わせが来たときなどに、噛み砕いて相手が話を理解してくれているかどうか、呼吸をおきながら話さないといけません。 面と向かって話しているならまだいいですが、電話では相手の様子が分からないので、より一層気をつけなければ。 慣れてしまうと、忘れがちです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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