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カテゴリ:個人情報保護・コンプライアンス・CSR
以前、「ウィニーは自分のデータも盗られるって自覚しなさいよ」って記事を書いたのは、3月でした。
防衛庁とか、裁判所とか、警察とか、とにかく情報流出のニュースが立て続けにありました。 これは、緊急事態だと思っていないのか。 全然対策が進んでないようですね。 「なってない情報管理、外務省や警察庁など6省は最低」(yahooニュース読売新聞 7月26日) 「内閣官房情報セキュリティセンターの調査」で、「重要情報を扱う外務省や法務省、警察庁をはじめ6省庁が4段階評価で最低の『D』評価とされた一方、『A』評価はゼロだった。」(上記yahooニュース読売新聞)だそうです。 事故や問題が起きないと分からないのか、と思っていましたが、事故や問題が起きても分からないようですね。 パソコンの情報流出って、現実の被害が見えないからなあ。 ウイルスだって、目に見えるわけではないし。 「富山で精神疾患データ、1千人分がウィニー経由で流出」(yahooニュース読売新聞 7月26日) 「流出したのは、県の相談機関『心の健康センター』(富山市)と高岡市が管理している患者の病名、氏名、住所、生年月日、男女別、障害の等級、医療機関名などの個人情報。 県によると、流出した情報の記載内容などから、データは2002年に登録されたものとみられる。 富山県や高岡市は、データの悪用は確認していないとしている。」(上記yahooニュース読売新聞) 「データの悪用は確認されていない」というフレーズはよく出るみたいですが、そんなの確認できるのか?どうやって確認するのか? それこそ、データの重要性を自覚していない発言に聞こえます。 流出したこと自体は、単なるミス、悪用されなければ問題ない、というような。 国や自治体に、安心して情報を預けられませんね。 別に預けたくて預けてるつもりはないけど、とられてるから、しょーがない。 自分の情報預けなくていいならそれでいいですけどね。 ちゃんと管理してくださいって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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