ラーメン日記 7連発
このブログ内において、一部の方々の間で秘そかに人気のあるラーメン・ネタ、久々に公開ナリ。 ネタがたまっており、一気に7連発だ! 6月8日(土)。 大阪ミナミを散策中に「宗家一条流がんこラーメン十八代目」(大阪市中央区難波千日前10-13)に立ち寄った。初訪。 ここはなんばグランド花月の南側に位置する、塩ラーメンの隠れた名店。店の前に辿り着いても一見してはラーメン屋さんとは判らない佇(たたず)まい。「塩ラーメン えび油」を味玉トッピングにて(800円)注文。 鶏ガラベースのスープをひと口啜ると、えび油が豊かに香る。ただし猛烈に塩のエッジが利いており、一般受けしないほどのしょっぱさを感じる。スープを薄めてくれるサービスもあるようなので次回訪れた際には、ぜひ薄めてもらうとしよう。 透明感のある細縮れ麺は中々に秀逸で、シコシコと良い歯応え。3枚のバラチャーシューはホロホロと柔らかい。【今年のラーメン16杯目 ☆3.0】 6月16日(日)。 和泉市の国道26号線南向き車線沿いに位置する「スミイチ」(大阪府和泉市池上町907)へ。2度目の訪問。「九州とんこつらーめん」に味玉、チャーシューをトッピングして注文(930円)。 豚骨スープは、しっかり濃厚なれどオイリーではない。具のバラチャーシューは柔らかく味付けも良い。味玉は少々薄味か。 全体的に良い感じなのに、麺(極細ストレート)がクタクタに柔らかかったのが、このラーメン全てを台無しにしており残念。【今年のラーメン17杯目 ☆2.5】 6月22日(土)。 大阪ミナミにてバリバリジムの会合があった際、時間的に余裕があったため「金久右衛門 道頓堀店」(大阪市中央区道頓堀1-4-17)へ。 この道頓堀店には初訪だが、深江橋の本店や四天王寺店には幾度か通ったことがある。「金久右衛門」と書いて「キングえもん」と読む。大阪が誇る醤油ラーメンの名店である。「大阪ブラック」に味玉&チャーシューをトッピングして注文(1,050円)。 鶏ガラベースにイカワタや海老を用いたスープは、醤油の風味を前面に押し出した濃口。 麺は細麺・太麺の選択が可能で、俺は濃口醤油にマッチする太麺をチョイス。滑らかなストレート麺で程よい弾力だ。 おそらく本店と同じ麺・スープを使用しているのだろうが、気のせいか本店に較べると味わいがワンランク劣るような気がしてならない。具も明らかに違うような気がする。【今年のラーメン18杯目 ☆3.5】 6月29日(土)。 かねてより気になっていた「にしのみやラーメン本家」(兵庫県西宮市甲子園口2-28-19)へ初訪。なんとココのラーメン、鶏ガラや豚骨だけでなく伊勢えびを20時間以上も煮出したスープを用いているというのだ。「和牛すじラーメン」に煮玉子をトッピングして注文(766円)。 スープをひと口啜ると甘みのある醤油味で、香りが良い。伊勢えびの甘味か、はたまた具の牛すじを煮込んだタレの甘味か。 牛すじはトロトロに煮込まれており旨いのだが、少々量が物足りない。 麺はウェーブがかった細ストレートで伸びやすい。 ちなみにトッピングの煮玉子は52円で、お得感アリ。 国道2号線大阪方面沿いに位置する。【今年のラーメン19杯目 ☆3.0】 7月7日(日)。「らぁめんたむら」(大阪府東大阪市長堂2-9-14)へ。 このお店、今年3月に参戦した「JAPANクラシック・ベンチプレス選手権大会」前に訪れ、たっぷりと精をつけさせて戴いた。 遅ればせながら大会の結果報告(自己ベスト更新しての2位入賞)を兼ねて訪問。「鶏豚骨らぁめん」に味玉をトッピング(850円)で注文すると、店主さんが入賞のお祝いにと大サービスしてくれた。 なんと味玉が2個に、厚さ2.5センチ以上はあろうかという旨味たっぷりの極厚バラチャーシューが4枚・・・というより4ブロックも搭載! さらには普段でも濃厚なスープがこの日は更に出来が良く、濃厚な鶏豚骨のエキスが口腔内に滲み渡るほどの味わいであった(チェーン店のようにセントラルキッチン方式をとっていれば味わいにムラなど無いに近いのだろうが、そこは個人が職人的に営んでいるお店なので、味に多少のブレがあるのもひとつの醍醐味と言える)。 中太の縮れ麺は濃厚スープに負けないガッシリ&モチモチ感で、しっかりした食べ応えだ。 今年初の☆5つナリ。 【今年のラーメン20杯目 ☆5.0】 7月14日(日)。「幸運軒」(堺市堺区錦之町西1-1-16)へ。「ラッキーけん」と読む。4~5度目の訪問だ。 チンチン電車(阪堺電気軌道)綾ノ町駅からスグに位置する。「どとんこつラーメン」を大盛で注文だ(780円)。 濃厚かつまろやかな薄褐色の豚骨スープはトロトロで、思わず飲み干してしまうほどのウマさ。麺は弾力のある中細ストレート麺(以前は縮れ麺だったような気がするが記憶違いか)。 チャーシューは薄いがデロリと大きく存在感がある。 カウンターのみ、じつに狭いお店であるが、しばしば訪れたくなる魅力のあるラーメンだ。【今年のラーメン21杯目 ☆4.0】 7月21日(日)。 和歌山県ベンチプレス選手権大会に応援に。 試合後、選手として出場されていた「課長」さんと「コダイ・キッド」さんに和歌山ラーメンを御馳走になった。 和歌山県立体育館のはす向かいに位置する「県体前中華そば 味丸」(和歌山県和歌山市中之島1508-2)へ。 むろん初訪。 2人が、メニューの中でもっともボリューミーで値段の高い「ねぎチャーシューメンW」(1,000円)を注文してくれた。 スープは和歌山の中華そばらしい優しい味わいの醤油豚骨。麺は少々ヤワめの細ストレートが大盛。バラチャーシュー5枚に、メンマ、ナルトを搭載し、さらには別添で小鉢一杯の刻みネギが付いてくる(画像は別添のネギを投入後のもの)。 ネギが刻みたてではなく少しヘタっていたのが残念だが、じつに食べ応えのある1杯であった。 テーブルにはラーメンダレも備えており、味の濃さは各々で調整可能のもよう。【今年のラーメン22杯目 ☆3.0】 大阪府ベンチプレス選手権大会に向けての猛稽古に没頭しつつも、たまのラーメン紀行は良き骨休め&気分転換となっている。 来週はどこへ往(ゆ)こうかな。※この日記におけるラーメンに対する感想などはあくまでも個人的なものであり、決してお店や商品の価値を決めつけるものではないコトを言い添えておく。