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迷えるビジネスマンのお話

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『潮騒』（三島由紀夫）

去年の１２月から三島由紀夫全巻読破に挑戦中です。厳密ではないですが、できるだけ時代順に読んでいます。今のところ９冊目と、相変わらずの遅読です。昨日、読み終えたのが、あの有名な『潮騒』でした。三島作品は以前何冊か読んでいるのですが、『潮騒』は今回初めて読みました。まだ、三島作品の半分も読んでいないのに言うのもなんですが、『潮騒』は彼の作品の中でもかなり異質です。『金閣寺』や『仮面の告白』などと比べると、描写、表現が平易で、するする読めます。また、内容は良くも悪くも単純な純愛小説であり、三島独特の死の影や、耽美（エロティック）なところがほとんどありません。三島の意外な一面が見れてそれはそれで楽しめる作品でした。

2007.01.29

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オカンとオトン

今日は、両親の呼び方について。僕は、今クールに放映されているテレビドラマ「東京タワーオカンと僕と、時々オトン」を見ているのですが、母親のことをオカン、父親のことをオトンというのが、どうもひっかかります。主人公の育った場所が九州の筑豊地区なので、もしかしたらそこでは当たり前のことというか、違和感がないのかもしれないで、良い悪いの話ではありません。僕の育った大阪（といっても大阪でも地域によって言葉に差がありますが）では、一般家庭で普通は、おとうさん・おかあさん、とうさん・かあさん、とうちゃん・かあちゃんあたりが親に対しての呼び方のように記憶します。中学生や高校生の頃に、友人と話をする時に、たまに、オヤジ・オフクロ、そしてオトン・オカンということはありました。オトン・オカンという呼称は深夜ラジオか何かから広まったような気がします。定かではありません。でも、自分の親に面と向かって、オトン・オカンは絶対に言わないですね。なので、自分の親に向かって、オカン・オトンと呼んでいる「東京タワー・・・」には、すっと入れない部分があります。これが、おっとう・おっかぁとかなら、なんとなくわかるんですけどね。でも、日本にはいろいろな方言がありますから、なじみの問題なんでしょうね。これ以上書くと、問題発言になりそうなので止めときますね。ちなみに僕は、今は、親に対しては、おとうさん・おかあさん。友人たちに対して言う時は、オヤジ・オフクロです。

2007.01.25

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そのまんま東氏、知事になる！

昨日の宮崎県知事選により、タレントのそのまんま東氏が知事に当選しました。学歴うんぬんというだけでなく、彼は賢い人だと思いますし、嫌いなタレントさんではないのですが、こと政治家になるっていうことを考えると、宮崎県民さん本当に彼に県政を預けていいの？って疑問に思ってしまいます。いままでのタレント議員、特に知事でいうと、東京都の青島幸男氏、大阪府の横山ノック氏などが浮かびますが、彼らが県民のために何をしてくれたのでしょうか？ことに、そのまんま東氏は過去に、未成年に対するわいせつ行為で事件を起こしたことのある人です。選挙活動中にわいせつ行為をした横山ノック氏の二の舞を踏まないことを祈るばかりです。いままで政治の世界にいなかった人が政界に進出すること自体は反対しませんが、これからの選挙が人気投票にならないことを祈るばかりです。なにせ私たちの生活の将来を決めていく人を選ぶわけですから、市民自身が真面目に政治を考える必要があるのでしょう。東さん、初心を忘れずに、高い志をもって頑張ってくださいよ。

2007.01.22

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ホワイトカラー・エグゼンプション制度

今、一定条件の会社員を労働時間規制から除外する「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」導入が話題になっていて、どうやらこの法案の通常国会での提出が見送られることになりそうです。会社で働いている人はわかると思いますが、日本にある企業は成果主義を推し進めていて、給与も時間ではなく、成果に対して支払うものという考えが、経営サイドでは共通認識になっています。人事に携わる身の僕としては、この考えに基本的には賛成です。同じ仕事を手際よくやり定時に退社する人よりも、仕事が遅く残業をして仕事をやり終えた人のほうが、残業代をもらえて給料が多く支給されるというのは理に適っていませんよね。ただ、物事は多面的にみないといけないので、働く人の心身の健康管理の面から考えた場合には、エグゼンプション制の導入は問題が多いといわざるを得ません。日本では既に、大企業を中心にフレックスタイム制度や裁量労働制が導入されていますが、それですら、社員に時間管理は任せるという表の理論のもとで、裏では無給の長時間残業を増加させるという問題が発生しています。もし、エグゼンプション制度が導入されたら、現状ではますますサービス残業の増加、労働強化につながるのは目に見えています。その根底にあるのは、行き過ぎた効率性の追求です。社員はモノではなく、生身の人間です。このような表層的な議論にとどまるのではなく、社員のモチベーションを高めて、企業の競争力を向上させるような仕組みをまずは論じるべきです。

2007.01.18

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１月１７日

１月１７日は何の日でしょう？そう、１２年前に６，０００人以上の人が亡くなった阪神大震災が発生した日です。僕はこの日、東京の自宅にいて、たまたまテレビをつけたら阪神高速道路が倒れている映像を目にし、なんかすごいことになっているなぁと感じたことを覚えています。その時にはこんなにすごい被害が発生した大震災だったということは夢にも思いませんでしたが。当時勤めていた会社では、関西出身の社員で、業務をやりくりできる人は神戸にボランティアに行きなさいという指示があったので、僕は、１週間だけですけど、神戸の病院等でお手伝いをしました。その時に、僕の神戸にある母校の近くも歩いて、被害状況を確認したのですが、当時僕が一人住まいをしてあたりは、町ごと跡形もなく崩壊しているのを見て、愕然としたのを覚えています。この年１９９５年には、阪神大震災のほかに、東京では地下鉄サリン事件がありました。東京の人にはサリン事件のほうが身近な出来事なので、阪神大震災はやや他人ごとのように思っているかもしれませんが、東京や東海地方はいつ地震が来てもおかしくない状態です。地震の怖さを覚えておき万一に備えること、また、まだ心的外傷を負って苦しんでいる人がいることを僕たちは決して忘れてはいけないと思っています。

2007.01.17

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賞味期限

消費期限の切れた牛乳を使用してシュークリームを製造・出荷していた問題の責任を取って、不二家の社長が辞任を表明しました。このことから、僕が思ったのは、日本の製造業の品質管理がやはりルーズになってきているな、ということと、社長が辞任しなければならないほど悪質なことなのかな、ということです。前者に関しては、日本経済がグローバル競争の中で勝ち残るためのキーなので看過できない問題ですよね。問題は、後者です。これに関しては、素人である僕がとやかく言えることではないし、消費期限と賞味期限の違いは何かもよくわかっていないので、ここでは賞味期限の話に限定して話をしますね。食べ物を買う時には、ほとんどの方が賞味期限を確認するでしょう。僕も確認します。そしてその食べ物を食べるか判断する時に、賞味期限を参考にするのは確かです。でも、僕はあまり神経質に賞味期限にはこだわりません。食材にもよるとは思いますが、たとえば、菓子類などの賞味期限はまったくといっていいほど無頓着です。賞味期限って何なんでしょうね？もし、賞味期限が、その食べ物を安全に食べるためのタイムリミットなのであれば、僕もかなり気にすると思いますが、たぶん日本で表されている賞味期限は、その食べ物をおいしくいただくには、いつまでに食べてくださいねっていう目安なんじゃないでしょうか？そうなんであれば、僕には賞味期限はあくまでも参考データでしかありません。ＢＳＥ問題にしてもそうですが、日本は食に関してあまりに過敏になりすぎているような気がしてなりません。もちろん、そういうことに敏感な人がいてもいいんです。でも、情報提供さえきっちりされているのであれば、最終的には消費者の自己責任で判断すればいいことのように思います。皆さんは、賞味期限についてシビアに考えていますか？

2007.01.16

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久々の図書館

どうも正月から喉が痛くて、身体がだるい状態が続いています。会社にいけないほどではないですが、軽い風邪ひき状態なのかもしれません。なので、お休みの今日は、昼まで横になっていました。少し外での用事があったんだけど、あまり人の多いところには行く気がしなかったので、通勤途上にある港区「三田図書館」に行ってきました。年頭の日記に書いたように、今年の目標は「シンプルに生きる」こと。その一環として、これまで読みたい本があれば、とにかく買っていたのをやめて、できるだけ図書館を利用しようと考えたんです。いままでよく行っていたのは、「日比谷図書館」や、たまに「国会図書館」だったのですが、結構、アクセスの便が悪いので、ＪＲ田町駅から５分程度で、かつ、いつも利用する田町のＴＳＵＴＡＹＡの近くに図書館があることを知ったので、今日は、ＴＳＵＴＡＹＡでＤＶＤを返却、借り入れのついでに「三田図書館」に寄ってみたわけです。行ってみると、こじんまりとした図書館で蔵書数もあまりないようなしょぼい図書館でした（苦笑）。借りたい本は、ビジネス書が２冊と、小説が１冊ありました。ところが、小説は置いてあったものの、ビジネス書はベストセラーという本でもないのに、どちらも７人待ちですねといわれてしまいました。そんなに急いで読もうと思っている本じゃなかったから、一応、予約だけしてきたんですけど、読みたいときにすぐに借りられないんじゃ、ちょっと物足りないですね。でも、無料で借りるわけだから、ある程度妥協は必要です。正直言って、いままで浪費家というか、お金に無頓着だったのを、今年は態度を改めて、メリハリのついたお金の使い方をしていこうと誓うのでした。

2007.01.13

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いじめの問題

最近、あまり新聞に載らなくなってきましたが、昨年はいじめの問題、それから発展して自殺する子供が続発しましたね。少し前の新聞に、今年成人式を迎える新成人に対するいじめの調査結果が載っていて気になりました。その調査によると、新成人の５割が学校や職場でいじめられた経験を持ち、このうち３割はなんと自殺まで考えたことがあるそうです。自分の過去を振り返ってみると、幸いなことなのか、いじめを受けた経験はないですし、逆にいじめをした経験もありません。これは僕が、わりと人と協調性を持つ性格によるのかもしれないですが、考えてみると、僕のまわりで大きないじめ問題が発生していたことが、まったくといっていいほどないんです。僕が例外なのかな？　もちろん一時的に「あいつ、嫌な奴だね」とか、いたずらをしたりといったたわいもないことはあったと思うけど、慢性的にいじめが存在したことはないし、ましてや、机のうえに「死ね」と書かれていたり、「花瓶に花が入れられて置いてあった」とか、いじめグループが恐喝するってこともなかったです。優等生の集まる進学校（その中で僕は劣等性だったけど）だったせいか、住んでいた地域がわりと品のいい地域だったせいか、そういう時代だったのか、たぶん、その全部なんだろうね。もし、僕が今の子供やteenager だったらどうだろうな？よくわからないけど、なにがしか、いつ自分がいじめの被害者になるかわからないと不安におびえながら、加害者になっているかもしれないなぁって思う。同情とはちょっと違うんだけど、今の子供はきっと昔の子供よりも生きることが難しいんだと思う。若い世代が夢を持てない時代に、幸せな社会は築けない。それは、子供の責任ではなくて、大人の僕たちが背負わなければならない課題だ。差別や偏見のない世界を想像してごらん。久しぶりに、John Lennon の「Imagine」を聴きたくなった。

2007.01.12

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東京は好きですか？

例のごとく、日経ビジネスからのネタです。新年特大号の特集は「東京大膨張」。その中に、２万人を超える読者からの東京に関するアンケート結果が載っていました。Ｑ１：　あなたは東京が好きですか？　首都圏居住者は、６９．９％が好き。１０．７％が嫌い。　地方居住者は、好き４８．５％。嫌い２１％　でした。僕は、大学を卒業してから就職で大阪から東京に出てきました。この問いに対する僕の答えは、東京が好きです。でも、東京が好きな理由は、昔と今では変わってきていますね。昔（２０代の頃）は、東京という街が刺激に満ち溢れていて、ワクワクした。ファッションにしろ何でも最先端のものに触れることができることが嬉しかった。今はどうだろう。情報の発信地である点は今でも好きだし、コンサートや美術展なんかも東京じゃないと見れないものに触れることができることは以前と同じだけど、それだけじゃなくて、銀座のような大人の楽しめる場があるところも好きだし、東京の街が緑が多くきれいな点も最近気に入ってるな。あと、郊外の自然に触れるにしてもアクセスがよい点も好きです。もちろん、嫌なところがないわけじゃないです。慢性的な都心の交通渋滞。車を持っていない僕にはあまり関係ないけどね。路線によっては殺人的な満員電車。物価（主に家賃かな）が高いこと。でも、そのマイナスを考えても余りある魅力が東京にはあります。かといって、地元の大阪が嫌いなわけではありません。なんといっても、多くの古い友人がたくさんいるからね。でも、街の魅力としては、僕は東京の方が好きです。いずれにせよ、都会育ちの僕にとっては、地方で暮らすことは不可能というか、考えられないです。皆さんはどうですか？東京は好きですか？

2007.01.10

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東京散策（吉祥寺）

穏やかな日曜日だった昨日、吉祥寺を散策してきました。吉祥寺というと、ちょっと遠いかなというイメージがあったんですけど、僕の最寄り駅から、ＪＲと井の頭線を使って約４０分しかかからず、思ったよりも身近なんだと実感しました。吉祥寺駅に着いたのが、１１：４０。まずは腹ごしらえということで、雑誌に載っていた、讃岐うどんのお店「葱坊主」に向かい、お薦めで数量限定の「高菜肉うどん」を食べました。具は、高菜と豚肉にネギといったシンプルなもの。東京では蕎麦屋さんは多いけど、うどん屋さん、特に讃岐うどんの専門店はあまり見かけないので、腰のある讃岐うどんをはじめて東京では味わうことができました。７３０円也。席はテーブルとカウンターがあり、２０人くらいしか入れないこじんまりとしたお店です。人気店らしく、僕が店を出る時には外の階段に数名のお客さんが並んで待っていました。お腹を満たしたあとは、ＪＲ吉祥寺駅を挟んで北側のエリアを散策。どうやら、北側が繁華街のようで、商店街があり、スーパー（西友）があり、デパート（東急と伊勢丹）まである活気のある街でした。そのあと向かったのが、駅南側にある井の頭公園です。南側は、ＯＩＯＩがあるものの、基本的には閑静な住宅街のようでした。井の頭公園についた頃には、すこし日が翳ってきていたんだけど、風がなくわりと暖かい日だったので、たくさんの人が公園にいました。井の頭公園には大きな池があり、白鳥かアヒルの形をしたボートに乗れるんだけど、冬にも関わらず、何人かの家族連れやカップルがボートに興じていました。僕は、池の周りをぐるっと歩いて回ったんですが、ジョギングしている人、犬の散歩をしている人、子供と遊んでいる人を横目で見ながら、冬の公園の写真をたくさん撮りました。冬の公園も風情があるものです。たくさんある木が何の木なのかはわからなかったんだけど、季節のよい時には、もっと多くの人で賑わうんだろうなって思いました。広い公園なので、池のほとりを一回りするだけで、よい運動になりました。唯一残念だったのが、公園の横にある「三鷹の森ジブリ美術館」に行きたかったのが、チケットが前売り制になっていて、当日、行き当たりばったりでは入館できなかったこと。井の頭公園は、梅林が有名だそうなので、その頃にもう一度訪れて、「ジブリ美術館」に行くことにしようと誓うのでした。散歩で疲れたので、１時間ほどカフェで本を読んでくつろいだ後、公園の近くを流れる「玉川上水」沿いを歩きました。ここには、敬愛する太宰治の入水自殺した場所があり、その記念碑まで歩いて、黙祷。今度は井の頭公園の裏側の遊歩道を歩いて駅に向かう。しばらく、駅近くのスタバで休憩して、夕食に、これも雑誌で紹介されていたカレー屋さんの「OH! INDIA」で野菜牛すじカレーをオーダーする。味はあっさりしていて食べやすかったけど、これは人によって好みが分かれるかも。僕にとっては、野菜たっぷりだし、おでんに入っている牛すじの大きなものもやわらかく煮込んであり、結構満足しました。１，０００円也。半日かけて、吉祥寺の街を散策したわけですが、時間があればまだまだいろんな発見があるような奥深い街です。繁華街あり、公園ありとここで生活が完結できるし、都心にでようと思えば渋谷、新宿には１０～１５分でいけるアクセスのよさ。さすがは、東京で住みたい街の上位にくる街でした。僕も住みたいなって思ったけど、不動産屋さんの物件情報を見ていたら、さすがにお値段の方も高かったので、しばらくはたまに散策に行く街になりそうです。

2007.01.09

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今クールの連ドラ

正月の特番が終わり、いよいよテレビ放送も通常に戻りますね。そこで気になるのが、今クールの連ドラです。僕は連ドラが大好きなんだけど、今まで仕事や勉強が忙しくて見ている時間がなかったりして、連ドラを見ていない時期が長く続いたんだけど、昨年、今の会社に入ってから、比較的時間に余裕ができてきたので、連ドラをまた見始めました。とはいっても、毎日のように見ているわけにもいかないので、これというものを２本決めてみようと思っています。前クールでは、「たったひとつの恋」と「役者魂！」を見ました。その前は、「結婚できない男」がよかったです。そして、今クールですが、今のところ考えているのは、今日から始まる「東京タワー」と「ハケンの品格」あたりを考えています。「東京タワー」は確定なんだけど、もう１本は、なにがいいか迷っています。なにかお薦めのドラマがあったら教えてくださいね。ちなみに僕が今まで見た最高のテレビドラマは、「ロング・バケーション」です。

2007.01.08

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『犬神家の一族』

正月休みに『犬神家の一族』を観ました。ご存知のとおり、この映画は３０年前に映画化されたもののレメイクです。原作は横溝正史で、ミステリー映画です。僕は原作を読んだことも、前作も観ていなかったので、ちょっと楽しみにして観に行きました。上映は１６：０５からでしたが、劇場はかなり空いていました。観客の多数は、なぜかわからないけど、若い人が多かったです。さて、内容はミステリーものなので詳しく言いませんが、資産家の当主が亡くなり、その莫大な遺産相続をめぐり、腹違いの３人姉妹自分たちの息子を、遺書に書かれていた相続権の鍵を握る養女と策略結婚をさせようとするが、次々と残酷な殺人事件が巻き起こり、その真犯人を私立探偵の金田一耕助が見つけるというストーリーです。湖の中に足だけが表れて沈められて殺害されている場面はあまりにも有名。あと、息子の１人のスケキヨが気味の悪い白いマスクをしていることも有名ですね。僕の評価では、★★★（映画館で観る価値あり）です。あまりミステリー映画は観ないのですが、最後まで犯人が誰なのかわからずにはらはらするのと、スケキヨの白いマスクに隠された謎など、とにかくスクリーンから目を離せず、飽きさせることがありません。最近の日本映画の隆盛のひとつの要因に、ＴＶドラマの手法が採られていて、観客を引き付ける場面をたえず繰り出すのがあり、この映画でもそれが採用されているのだと思います。とにかく、観ていて飽きさせない映画です。えっ、主演女優の松嶋菜々子が好きなだけなんじゃないかって？それは大いに言えています。菜々ちゃんファン必見です！

2007.01.07

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『白い巨塔』を読み終えて

この正月休みに読もうと思っていた『白い巨塔』全５巻を昨日やっと読み終えたので、読後感を。そもそも、社会派小説には今まで馴染みがなく、昨年の松本清張についで第２弾が山崎豊子でした。３年くらい前に、ＴＶドラマをやっていたのは知っていたし、友人から薦められているので、ＴＶドラマも見るつもりですが、それに先駆けて、原作を読んでみました。筋立てはしっかりしているし、コンセプトも明確で、邪道な読み方なのかもしれないけれど、エンターテイメントとして楽しく読みました。大学病院の暗部を痛烈に批判する姿勢や、うずめく欲望に翻弄される人々の心理描写は読み応えがありました。ただ、残念なのは、善人と悪人がステレオタイプ的にあまりにもはっきりと色分けしすぎているなぁと思ったことです。ＴＶドラマにするには、わかりやすいのかもしれないけれど、僕は、悪者として描かれている主人公が、そんなに悪い人間と思えないし、医療過誤の問題を夫を手術で失った未亡人への同情で捕らえすぎているように思いました。山崎豊子の作品では、「二つの祖国」と「大地の子」を是非、読んでみたいと思っています。あと、東京に帰ったら、ＴＶドラマの「白い巨塔」のＤＶＤを見る予定です。「白い巨塔」を原作で読んだ人、ＴＶドラマで見た人がいたらどういう感想を持ったか、教えてください。

2007.01.06

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読んだ本の始末

僕の実家には、僕が学生時代や大阪に住んでいた頃の本が、まさに山積みされている。母から、「いずれ処分しないといけないからなんとかしなさい」といわれたので、BOOK OFF に売りに行くことしました。全部売ったわけではないけど、ビジネス関連本などのハードカバーを主として３０冊ほど、天王寺のBOOK OFF に持って行きました。対応してくれた店員さんが、査定するのに１５分くらいかかるので、お待ちくださいというので、店内の古本で何かいいのないかなと思いながら、１５分経過。レジに行くと、査定金額がはじき出されていた。僕の見込みでは、２，０００円前後を期待していたんだけど、結果は、た、た、た、た、たったの１，２００円。怒りを通り越して笑ってしまいました。定価合計の１０分の１にも達していない。。。恐るべし、BOOK OFF。でも、これからは家に物をためないシンプルライフを目指すので、これからも読み終えた本はBOOK OFFに売るつもりです。僕が読んだ本を、誰かがまた読んでくれたらそれだけで嬉しいからね。本当は近くに図書館があれば、図書館で借りるのが賢明なんだけど、残念ながら近所に大きな図書館がなくて、残念。そうそう、今年の僕のnew year`s resolusionは、シンプルに生きることです。あなたの新年の誓いは何ですか？

2007.01.05

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僕の『尾崎豊』論

正月休みに、弟が、『尾崎豊』のライブＤＶＤ２本を持ってきたので、久しぶりに尾崎のライブを見ました。年の初めに、自分の生き方の原点を見つめ直すいい機会になりましたよ。僕が尾崎豊を知ったのは、リアルタイムではありません。弟が大学生か大学院生だった時に、僕が例によって正月か何かで実家に帰ってくると、弟が「兄ちゃん、すごい奴おるで、ビデオ見る？」と言われて、尾崎のライブビデオ見たのがきっかけで尾崎を知ることになりました。皆さんは、『尾崎豊』ってどう思っているのかな？尾崎と同年代の人は、「１０代の教祖」「若者のやり場のない怒りの代弁者」と思っているかもしれないし、あまり興味のない人は、テレビで使われた「I love you」「Oh! My LittleGirl」などの曲で、甘いバラードを歌う歌手と思っているかもしれないですね。確かに尾崎にはバラードの名曲が多いし、早くに亡くなったこともあり、成熟していないところはあるかもしれないけど、僕の尾崎豊の見方はまったく違います。はじめに戻るけど、はじめて彼のライブビデオを見た時に、「日本にも、魂の叫びを歌にしている奴がいるんだ！」という衝撃でした。彼の歌がすべてせぱつまった歌ではないけれど、正気と狂気のぎりぎりのところで、命懸けで曲をつくり、詩を書き、歌っています。ＣＤで完成した歌を聴くのもいいけど、彼の真髄はライブです。たとえば、ドリカムの吉田美和のように歌がうまいわけじゃないし、サザンのようにお祭りの演出でもない。尾崎はライブの中で、彼の魂をむき出しにして、オーディエンスにぶつけてくる。心をわしづかみにします。尾崎豊の真髄は、もちろん初期にも名作はたくさんあるし、好きだけど、むしろ、精神を病んでいた頃につくった「街路樹」というアルバムや、その後の再生ともいえる「誕生」というアルバムにこそ、尾崎豊の真髄がある。その点では、１９７０年代のビートルズから独立したあとのJohn Lennon に酷似している。尾崎豊は聴き心地のよい音楽じゃあない。絵画でいうと、ゴッホやムンクだ。いつもいつも、そばにいると疲れてしまうが、たまにそれに触れると心を揺すぶられてずにはいられない。尾崎豊かとはそんなアーティストであり、日本では彼のほかに例を見ない稀有な存在だ。この正月に見た復刻ＤＶＤのテロップからの引用で締めよう。「尾崎豊の歌は、音楽ではなく精神である」

2007.01.04

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『武士の一分』と『硫黄島からの手紙』

年の瀬にお正月と、帰省をして寄生をしている僕は、夜は友だちと会うのに忙しいけど、昼は時間があるから、どうしても映画館に足を運んでしまいます。今日の日記は、正月映画について。ひとつは、木村拓哉主演の『武士の一分』。もうひとつは、この正月映画でもっとも前評判の高いクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』です。まずは、『武士の一分』。これは年末に観ました。ほんとはこの映画、観る予定じゃなかったんだ。木村拓哉は結構好きなんだけど、「何も映画で観るほどのものでもなかろう。ＤＶＤで見れば十分。」って思ってたんだけど、たまたま近所（天王寺アポロビル）の映画のスケジュールが変更になっていて、これしか観るものがなかったから、まぁ、いいかって思って観た映画です。という期待値が低かったからかもしれないけど、これがなかなかの良作で、★★★★でした。『武士の一分』は藤沢周平３部作の最後の作品で、監督は、山田洋次。時代劇が基本的にはあまり好きじゃないんだけど、この作品は、ベースはラブストーリー。夫婦の絆のために、盲目になっても剣の達人との果し合いを行うというもの。主演の木村拓哉の抑制の効いた演技も悪くなかったし、何より、妻役の「壇れん」が最高によかった。「壇れい」は、これが映画デビュー作。もと宝塚スターの２６歳。とにかく上品な、愛嬌のあるかわいく綺麗な女性。すっかりファンになりました。藤沢周二３部作のうちの、『たそがれ清兵衛』と似た感じの映画だけど、あの時の「宮沢りえ」も綺麗に撮ってもらっていたよね。『たそがれ清兵衛』がよかったと思う人には、この作品は絶対にお薦め。時代劇だからといって、毛嫌いしなくても、楽しめて、最後にはほろっときて、ハッピーな気持ちになれる映画でした。そして、今日観てきたのが、『硫黄島からの手紙』。２部作の前編『父親たちの星条旗』が僕にはしっくりこなかったけど、日本側の視点で描いた『硫黄島からの手紙』には、期待していた。評価は、★★★。『父親たちの星条旗』とどっちか観るなら絶対にこっちを薦めます。どちらも、戦争という大義名分のもとに行われる大量殺戮を、クリント･イーストウッドの冷徹なリアリズムで描いているんだけど、やはり敗戦した日本側の悲惨な戦いぶりを描いた『硫黄島からの手紙』のほうが、生と死について深く考えされられた。それと、戦争という不条理な中で人が狂気になっていく様。その中でも、史実かどうかはわからないけど、最期まで、正気を失わずに戦った兵士の姿には感動せずにはいられない。でも、この映画から何を得るの、っていわれたら、僕には疑問が残る作品だった。これで「やっぱり戦争ってよくないよね。」っていう安直な平和主義を確認するだけなら、残念な映画だ。この映画は、本当は日本人が作らなければならない映画だと思った。皆さんは、正月映画に何を観ましたか？これから何を観ようと思っていますか？

2007.01.03

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初詣、初売そして墓参り。アクティブな一日。

いやぁ、今日は朝から活動的に動いていますよ。まずは、７時に家を出て、初詣。僕の実家の近所には「住吉大社」という、大阪では一番たくさんの人が参拝をする神社があるんだけど、特にどこに参ると決めているわけでもないので、昨年厄除けのお札をいただいた、西宮にある「門戸厄神」にお札を返しに行ってきました。「厄神」さんには、８時前に着いたんだけど、時間が早かったのと、小雨模様の天気のためか、人はまばらでした。でもさ、元旦の夜中に人込みの多い神社仏閣にお参りするのを否定するわけじゃないけど、神様仏様にお参りするのは、人の頭越しにするんじゃなくて、静寂の中で、正面を向いてゆっくりとお参りする方がいいなぁって、今日改めて思った。皆さんは、初詣行きましたか？「門戸厄神」さんには、阪急電車を使っていくんだけど、帰り道に大阪梅田の阪急百貨店の前を通ると、朝９時前だというのに長蛇の列。きっと、百貨店の初売りで、福袋目当ての人たちなんだろうなぁ。ご苦労さんと思いながら写真だけとって通り過ぎる。でも、福袋ってなにさ？最近は福袋といっても変わってきているらしく、衣料品福袋とか、電化製品福袋なんて、あらかじめ、ジャンル分けされた商品が入っているようだけど、僕の感覚では、福袋買うのはありえない。いくら通常価格よりお安く買えるのかしれないけど、目的買いしかしない僕には、あの福袋を買う感性は理解できないよ。こんな僕って、変人？そして、実家に戻ると、親父が「今から、墓参り行くぞ」と家族を急かせて、自動車で南大阪の山中にある霊園に墓参り。僕の任務は運転手。小雨の降るなか、昼過ぎに先祖にお参り。前から疑問に思っていたんだけど、墓参りって、正月にするのかね？お盆、彼岸はわかるけど、正月って墓参りの季節、みたいな。でも、うちの家だけでなく、何組かの家族が来ていたから、それもありなんだろうね。本当は正月に墓参りっていうのはないけど、正月ぐらいしか、家族が揃わないから正月に墓参りに行くのかもしれないね。（推論）帰り道は渋滞に巻き込まれて、えらい時間かかって帰宅。疲れました。そして、今夜は、毎年恒例にしている、高校時代の親友との新年会。奴は酔っ払うと話がくどくなってくるから、適当に盛り上がったところで打ち切って帰ってこようっと。では、行ってきます。

2007.01.02

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正月ネタ－うちのお雑煮

明けましておめでとう！今年もバシバシ日記書いていくからよろしくです。今年からは、文章をちょっとくだけた感じで書いていきますよ。じゃあ、さっそくだから、元旦という今年第１弾の日記として、お雑煮について。お雑煮は大雑把にいうと、関東はすまし汁で角餅、関西は白みそ味で丸餅。関東はお餅を焼くけど、関西はお餅を焼かずに入れるという場合が多いと言われています。そこで、我が家（実家）のお雑煮はというと、すまし汁に焼いた角餅、あとは小松菜とかまぼこをいれるだけという、いたってシンプルなもの。僕は大阪生まれの大阪育ちだけど、両親が三重県出身だからその流れなんだろうね。関西風とはほど遠く、どちらかというと関東に近いのかな。たまに親戚の家や友人宅で、具だくさんのお雑煮をいただくとおいしくてもちょっと違和感。やっぱり、実家のあっさりしたお雑煮が一番合ってます。お雑煮は、ステレオタイプに地域分けできるのじゃなくて、まさに家の数だけ、雑煮の作り方はあるんだろうな。皆さんの家では、どうな雑煮なのかな？僕は、朝から雑煮の餅を３つ食べて、お腹いっぱいになったのでした。。。p.s. 今、サッカーの天皇杯終了。あんだけ押していたのにガンバ大阪敗退。くやし～！

2007.01.01

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大晦日、身体のメンテナンス

いよいよ２００６年最後の日。今日は大晦日ですね。家の大掃除、洗車、おせち料理の準備と忙しくされてる人が多いんだろうな。そんななか、実家に戻っている僕は、身体の手入れに朝から行ってきました。身体の手入れ（メンテナンス）？僕は、社会人になってからの職業病で、首肩の凝りと腰痛を患っています。今はそんなにひどくないけど、一時期は毎週のように治療院に通っていました。最近はそんなに調子が悪くないので、年に数回見てもらう程度だけどね。治療法もいろいろあるよね。鍼、お灸、カイロプラクティックにマッサージ。いろいろ試したけど、僕の場合は、鍼が一番合ってます。だから普段は自宅近所の鍼医者に行くんだけど、そこがあんまりいい医者じゃないんだよね。どこか都内でいい鍼医者見つけなきゃ。鍼っていうと痛いんじゃないかと敬遠する人もいるけど、全然痛くないよ。たまに痛点さされてちくっとすることはあるけど、注射をされるほどの痛みはないから、試してみて。そうそう、話は大晦日の身体の手入れでした。実家の近所に、「筋のばし指圧治療」という独特の施術をする医院があって、大阪に住んでいた頃にちょくちょく通っていたので、今朝はそこで、念入りに首肩の凝りと、腰痛の指圧をしてもらってきました。かなり強めにやってもらったから、今はちょっと痛みが残っているけど、凝りはとれてすっきり。万全の体調で新年を迎えるぞ！東京都内で、どこか有名な治療院があったら教えてくださいね。これが今年最後の日記です。来年も頑張って日記書いていくから、よろしくね。では、皆さんよいお年を！

2006.12.31

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言葉の変化

いや～、昨日の『人志松本のすべらない話』は期待を裏切りませんでしたね。特に、麒麟の田村の幼少期の話は、悲惨なんだけど、あそこまでいくと大笑いしてしまいました。レギュラーの千原ジュニアの「残念な兄」、ケンドーコバヤシの「ラーメン屋の話」をはじめ、新参入の関根勤も面白かったな。実家に帰ってきた弟が９月に放映された前回の『すべらない話』のＤＶＤを持ってきてくれたので、正月に見ようっと。さて、本題の言葉の変化について。日経新聞土曜版についてくる「NIKKEI プラス１」に暮らしの言葉がこう変わったという記事が載っていました。数年前から同じ中身の言葉でも、使い方が変わったということを紹介してくれています。たとえば、パーマ店が美容院から今ではサロンに、という具合。なるほどね、と思ったのが、ズボンからパンツ。これは僕も今ではパンツっていいますね。ズボンっていうとなんか時代遅れな人間のようで、パンツって言ってます。ちなみに下着はインナーというとのこと。そういや、そうだな。ぼくは、使っていなかったけど、なるほどです。この記事でショックを受けたのは、僕が全然意識すらしていない言葉が変わりつつあるということを思い知らされたこと。流し　→　シンクげた箱　→　靴箱ジーンズ　→　デニムレコード店　→　ＣＤショップ　　などなど言葉は時代につれ変わるもの。若者に媚びるつもりはないけど、保守よりは革新を信奉する僕は、時代についていけるようにチェックしていかなきゃ。今日は、デニムをはいて大阪の街を散策してこようっと！

2006.12.30

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今日から正月休み！帰省します

今日から待望の正月休み。今回は１２月２９日から１月８日までの１１連休です。こんな長期休暇は滅多にないから海外旅行にでも行きたいところなんだけど、今年は何かとお金を使ってしまったので、旅行は諦めて、今日から故郷の大阪に帰省します。今度の帰省では、ＳＮＳで知り合った友だちと会う予定。盛り上がるといいんだけどな。今から楽しみ。最近、新しい友だちをつくる機会がないから、こうやって交友を広げていけるといいなぁ。東京でもオフ会できたらうれしいです。大阪にもノートＰＣ持っていくつもりなので、日記はできるだけ書きますよ。p.s.　今日は東京でも大阪でも午後１１時から『人志松本のすべらない話』が放映されます。お笑い好きの方はもちろん、上質の笑いを知りたい人には必見です！

2006.12.29

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『００７　バトル･ロワイヤル』

今日は日曜日のクリスマス･イブですね。天気もいいみたいだし、良い日になるといいですね。残念ながら、僕は一人ぼっちの寂しいクリスマスです。といってもひとりは嫌いではないから、ＤＶＤや本を読んでゆっくり過ごそうっと。ところで、昨日、有楽町で『００７　カジノ･ロワイヤル』を観てきました。夕方１６時くらい開演のやつだったためか、イブイブで街に出てきた人が多かったのかわかりませんが、１時間前に入場券を買いに行ったら、既に満席に近い状態で、ほぼ最前列に近い席だけ空いていたので、仕方なくそこで鑑賞することに。実は、００７シリーズを観るのは昨日がはじめてでした。なので、今までのシリーズとの比較はできないけれど、カジノ・ロワイヤルは５段階評価で★★です。ありきたりのアクションもので、それにボンドガールが出てくるだけがちょっと違うところでしょうか？アクションものなら、『ダイハード』『リーサルウエポン』『ＭＩ』のほうが僕は楽しめました。ストーリーは悪くはないけど、ポーカーを使った心理戦を繰り広げるシーンが長く退屈。誰が本当の見方なのか疑わなくてはならなくて、人間不信になりそうでした。救いはボンド･ガール。ボンド･ガールってただ美女が出てきて、映画に華を添えるだけかと思っていたけど、そこそこ重要な役割を果たしていたし、今回のボンド･ガールであるエヴァ･グリーンがセクシーだけど知的ないい女だったので満足しました。他のボンド･ガールは知りませんが・・・。とにかくアクションものが好きな人にはそこそこ楽しめる映画だろうし、００７ファンでなくても、どうしようもない映画ではないので、観て後悔するところまではいかないと思います。では、皆さん、メリー･クリスマス。

2006.12.24

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年賀状

皆さんは来年の年賀状もう書きましたか？僕は昨日１日でなんとか書き上げました。枚数はというと４６枚。寂しい話ですけど、年々書く枚数は減ってきていますね。そもそも、会社関係の人には虚礼廃止や個人情報保護の関係で、出さなくなりましたし、新しい友人とは、メールアドレスや携帯電話の番号は交換しても、住所を聞くようなことはしないですから、年賀状は学生時代からの友人や恩師、昔の会社の同僚などに限られてしまいます。それらの人とも、引越し（海外赴任とか）やらで住所がわからなくなると年賀状も出さなくなるので、減ることはあっても増えることはありません。「日経パソコン」の記事によると、来年出す予定の年賀状調査では、プライベート用に限ると、平均５９．４枚だそうです。約４分の３が、パソコンとプリンターを使って自分で作成しているとの結果。僕は、年賀状は結構凝るほうで、以前はプリントゴッコを使ったりしていましたが、今では完全にＰＣだのみですね。でも、唯一こだわっているのは、簡単でいいから一言自筆でコメントを添えることです。印刷だけしかない年賀状は自分が貰った時のことを考えると味気ないからね。皆さんは、来年の年賀状を何枚出しますか？でも、もうしばらくすると、紙の年賀状はなくなり、パソコン年賀状と携帯メールの年賀メールだけになる日がくるかもしれませんね。そうだ、最後に、僕の年賀状には毎年写真を貼ります。今回バージョンの写真はこのとおり「神宮外苑銀杏並木」です。

2006.12.18

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『ＮＡＮＡ２』

今日は有楽町に用があったので、その後で映画を観ました。２つ観たいのがあったのですが、選んだのは、『ＮＡＮＡ２』。中島美嘉主演で話題を呼んだ『ＮＡＮＡ』の続編です。映画の開始時刻は１５時４５分。しかも封切２週目。かなり混んでいるかと思いきや、ガラガラ状態で、上等席のすぐ後ろ中央に座ることができました。客層は、やはり若い人、特に女性が主だったかな。でも中年男性もちらほらいました。映画の内容ですが、プロのミュージシャンを目指すナナ（中島美嘉）とひょんなことからルームメートになった奈々（市川由衣）が主演で、若い女性の恋、夢、そして友情を描いた映画です。ＮＡＮＡはレディースコミック原作を映画化したもの。『ＮＡＮＡ』を観た人はわかると思うけど、劇中歌がすごくいいです。今回の『ＮＡＮＡ２』はストーリーの柱をナナと奈々の友情を軸にしていて、監督の表現したいことがストレートに伝わるものだったので、『ＮＡＮＡ』より良かったです。ただ、劇中歌は、『ＮＡＮＡ』の時の歌のほうがインパクトがあったな。ラストのほうで出てくる、ＪＲ新宿駅前（アルタ前）広場でのライブは迫力満点で見ごたえありますよ。５点満点で、３．５点ですね。まぁ、観て損はしない映画です。特に女性にはいいと思いました。

2006.12.16

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クリスマス･パーティの悲しい結末

今夜は会社のクリスマス･パーティでした。外資系企業だからそう呼んでいるけど、いわゆる忘年会です。僕の勤める会社は小さいので、出席者は７０名程度でした。僕は人事総務部長（へぇ～、そうなんだ。お気楽な部長だと思っているでしょ？そのとおり！）なので、パーティ企画・運営の責任者。司会者にすごく乗りのよい社員を選んだこともあり、社長の挨拶・乾杯から、ブッフェ式の食事をしながらの歓談、ちょっとしたゲームと予定通りになごやかなムードでパーティは進みました。１時間が経過した時点で、今回のパーティの一番盛り上げる企画である「プレゼント・コーナー」へと突入。これは、参加者全員が受付時に番号を書いた紙を１枚引いて置き、ビンゴゲームで使う番号くじのガラガラをまわして、出てきたボールに書かれた数字の紙を持っている人に景品が当たるというシンプルな企画。だけど、司会の名調子で次に当たる賞品の説明を面白おかしく紹介し、また、景品も笑いが取れるものや、豪華景品を揃えていたので、場はどんどん盛り上がっていきました。景品は４０個なので、全員が当たるわけではありません。あたらなかった人は、参加賞としてブラウニーをいただくことに。はじめの３０個は、きわもの景品で、「お風呂セット」、「ハンカチ王子の青いハンカチ」、「ユンケル１０本セット」など、受け狙いであたってもそんなにうれしくない景品。３０個過ぎた時点で、くじ運がない僕は当然のことながら、何も当たらず。「あぁ、どうせ参加賞だよな」とはなから諦めムードの僕。１０位からは、結構豪華な景品が当たる。「おせちセット」「高級ワイン」「お食事券３万円分」などなど。でもね、１０位からは部長以上は当たっても無効というルールだったんだ。でも、僕は「どうせ縁がないんだから、どうでもいいけどね」と淡々としていた。２位まで済んで、当たっても無効になるから関係ないとはいえ、やはり僕の番号は出てこず。残すは１位のみ。１位は「５万円の旅行券と、５日間の特別休暇！」。当たったらめちゃくちゃ嬉しい景品。そして、ガラガラを回すのは、幹事の僕。ゆっくりとガラガラを回す時に、はっきり見えたんだ。「あ～、今から出る玉は、僕の番号だ～～（心の悲鳴）」。６７番。司会者「は～い、一等賞は６７番の方で～す。６７番の方、前に出てきてくださ～い。」と嬉々と僕の横で叫ぶ。「あの、６７番、僕なんだけど・・・。何とかならない？」と僕。司会者「あぁ、残念なことになりました。一等は人事総務部長の○○さん（僕の名前）に当たってしまいました。○○さん、すいませんね。これは無効ですから、次の番号の方に権利は移りま～す。さぁ、いきますよ」だって、軽く流されてしまった。くじ運の悪い僕がこんな時だけ、１等が当たるなんて・・・。それが無効・・・。そんな殺生なぁ・・・。そして僕の無効となった１等賞は今年１０月に入社したばかりの若い男性営業マン君の手に渡った。この営業マン君のコメント。「まだ試用期間の身である僕がこんなのもらって、休みまでもらって本当にいいんでしょうか？すみません」だって。僕なら、「サンキュウ。喜んで使わせてもらいます！社長、５日間休暇もらいまっせ！」というところを・・。と、こんなわけで、メインイベントは終わったのでした。一生分のツキが今来ていたとは！そうだ、今までの人生で一度も買ったことのない「（年末ジャンボ）宝くじ」を、明日買えば、数億円が当たるかも。よーし、こうなったら、５万円の旅行券じゃなくて、宝くじの一等狙うぜ！

2006.12.15

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『ベルギー王立美術館展』

昨日は小雨の降る寒い１日だったので、のんびり２時間も昼寝をして過ごしましたが、今日はアクティブでしたよ。朝は８時からスポーツクラブで汗を流し、昼前に神宮外苑に３度目の銀杏並木鑑賞。本当にしつこい粘着質性格ですね。でも、今日が一番よかったです。銀杏の落ち葉で敷き詰められた歩道をそぞろ歩き。さすがにくどいから、写真は載せませんね。表参道に移動し、イタリアレストランでランチを取りながら、しばし読書。そこから上野に向かい、今日が最終日の『ベルギー王立美術館展』を見に行きました。そもそも、みなさんはベルギーってどんな国か知ってます？僕はほとんど何も知りません。ヨーロッパはベネルクス３国の１つであり、ＥＵ本部が首都のブリュッセルにあることぐらいの知識のみ。もっといえば、ヨーロッパのどこにあるのかもあやふやなくらいです。そんな僕が、この美術展に行ったのは、友人から「ベルギー王立美術館展で、ルネ・マグリットの名画が見られるよ」って聞いたから。ルネ･マグリットって中学・高校の美術の教科書にも出てくるちょっとした有名な画家なんですが、僕が東京に出てきた年に、『ルネ･マグリット展』が北の丸公園にある東京国立近代美術館に見に行ってすっかり魅了されてからのファンなんです。そのルネ･マグリット作品が一番の目当てでした。今日知ったのですが、ベルギーは多くの才能豊かな画家を輩出していて、ブリューゲル、ルーベンス、クノップフなどなど、マグリット以外の画家の名画も２時間かけて堪能しました。一部宗教画もあるけど、多くは農民や一般市民、ブルジョアジーの生活を描いた作品が多かったです。ちょっと残念だったのは、目当てのマグリットの作品が３点しか展示されていなかったこと。でも代表作の「光の帝国」はやはりなまで見られてよかったです。残念ながら、この美術展は今日でおしまい。来週からは、正月映画を何本か観に行けたらと思っています。

2006.12.10

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『人志松本のすべらない話』

お笑い芸人が勢力を持っている現在のテレビ界。特に夜の番組には、お笑い番組、バラエティに限らず、最近はドラマまでもお笑い芸人が進出している時代。大阪人でありながら大阪人らしくないと、よく言われる僕ですが、お笑い好きはやはり大阪人だからでしょうか？最近のお笑いブームは嬉しい限りです。その反面、多くの芸人さんが出てきてレベルの低い笑いが増えているのも事実。大阪人はお笑いに関して厳しい目を持っています。そんな僕が好きな芸人は、大御所になってしまうけど、ダントツで、島田紳助と松本人志です。だって、笑いのレベルが飛びぬけていて、追従を許さないもの。だから、以前深夜でやっていた、『松本紳助』は最高の番組でした。ところで、皆さん。幻のお笑い番組とも言われる『人志松本のすべらない話』はご存知ですか？まっちゃんのファンやお笑い好きなら、きっと知っているでしょう。放映は不定期で、しかも深夜。年に数回しか放映されない番組なんです。内容はいたってシンプル。タイトルのとおり松本人志をはじめとする数名の芸人が集まり、ダイスで名前の出た芸人が、実話のすべらない（笑いを必ずつかむ）話を披露するという番組です。一般視聴者だけでなく、業界からも一目置かれているこの番組の第８弾が１２月２９日（金）の２３：００から２４：１５までフジテレビ系列で放映されます！（地域によって日時は異なるようです）お笑い好きの方はもちろん、今までお笑いにはあまり縁がなかった方でも、この番組を見てお笑いの真髄を堪能してください！Comin` soon!

2006.12.09

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２００６年ヒット商品ランキング

師走。今年ももう１ヶ月をきり、巷ではいろいろな今年のランキングが発表される時期です。今日は金曜なので、定番の「日経ビジネス」ねたで。今週の「日経ビジネス」の特集は、『ヒット連打の新法則』。今年のヒット商品を多く生み出した、シャープ、資生堂、松下、ダイハツ、キリンビールの戦略が紹介されています。そして最後に、日経ビジネスが調査した”今年はやったと思うヒット商品ランキング”が載っていました。１位　脳を鍛えるゲーム　やったことどころか、見たこともありません２位　ニンテンドーＤＳＬｉｔｅ　電車の中で乗客が持ってるのをみたことあったような・・・３位　ＴＳＵＢＡＫＩ　男ですから関係ないし・・・４位　おサイフケータイ　これは買いたい気がするが、持ってない５位　mixi　おぉ～！　ＳＮＳが登場。やってる、やってる！６位　男前豆腐　名前しか知らず７位　アクオスハイビジョンレコーダー　いまだに14型のブラウン管テレビデオですが、なにか７位　ヘルシアウォーター　これ、なんですか？９位　黒烏龍茶　普通のウーロン茶と違うんですか？９位　カカオチョコレート　全然しらんと、ベスト１０中、唯一、僕が関わりのあるのは、mixi１つだけ。僕って時代についていけてないなぁ。情けない。皆さんは、どれだけ関わりがありましたか？時代に流されない。それが僕の生き方だと開き直りだ！

2006.12.08

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図書館の今日までそして明日から

図書館が団塊の世代に狙いを定めているらしい。来春以降、大量の定年退職者で利用の急増が見込めるからで、再就職や起業の指南書などの蔵書を増やしたり、はては懐メロのＣＤの品揃えを増やしたりまで考えているとのこと。既に現在でも、２００３年から２００５年までの利用者総数の伸びでは、団塊の世代が２５％増とダントツの伸び率をみせているそうです。さて、じゃあ、自分が定年を迎えたらどうするかなぁってまだずいぶん先のことだけど考えてみると、やっぱり図書館に通うことが多くなりそうな気がします。よく、老後に何をしたい？っていいますよね。もちろん、旅行も好きだから旅行もするだろうけど、お金がかかるから年中旅行に行きまくるなんてことはできないから、普段の生活レベルで考えるなら、僕は本をたくさん読みたい。今まで読んだ本で良かったものを再読したい。歴史の本を読みたい。心理学や宗教・哲学についてももっと知識を増やしたい。もちろん読みたい小説は数え切れないほどある。そんな僕の欲望を空調の効いたすばらしい環境で満たしてくれるのが、まさに図書館です。だから、僕も定年を迎えたら図書館通いをすることは間違いない！ひるがえって今までの人生の中で、図書館の思い出ってなんだろうな。中学生の頃、学校の図書館で夢中になって読んだ探偵小説。近所の小さな図書館で子供が絵本を読む姿。予備校時代に、夕陽丘図書館（大阪市天王寺区にあった今はなき大きな図書館）や中ノ島図書館の勉強室で受験勉強したこと。最近では、会社で購読していなかった人事関係の雑誌を読みに、日比谷図書館に週末通ったこと。そんなことを思い出します。今は、本や雑誌は何でも買って家で読んでいるけど、図書館のあの独特の雰囲気が昔から好きでした。やっぱり、定年後は図書館老人で決定だな！

2006.12.07

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銀杏並木 again

１０日前の週末に、神宮外苑に銀杏並木を見に行ったら、まだ綺麗に色づいてなかったので少しがっかりしました。一昨日、Yahoo! で紅葉情報を見ていると、神宮外苑はもうすっかり色づいて、それどころか落ち葉になり始めていると書かれていたので、これはいかんと思い、昨日の朝、出勤途中に神宮外苑に立ち寄り、写真に収めてきました。確かにいい感じに色づいてはいたんですが、なんせ朝だったもので、太陽の加減で、銀杏並木に影ができていました。またもや、大満足とはいきませんでしたが、綺麗に色づいた神宮外苑の銀杏並木をご覧ください。

2006.12.06

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『プラダを着た悪魔』

このところ、劇場でもＤＶＤでも邦画ばかりみていたけど、昨日は久しぶりに洋画を観ました。『プラダを着た悪魔』。今、洋画といったらこれしかないでしょ。劇場は満員。チケットを１時間前に買ったけれど、それでも前のほうの列しか取れませんでした。さて映画ですが、ストーリーはいたって簡単。ジャーナリストを目指す主人公アンディ（アン・ハサウェイ）が、入社したのがどう間違えたのか、まったく興味のない大手ファッション雑誌社。そこの鬼女編集長ミランダ（メリル・ストリープ）の秘書。仕事の鬼で妥協を一切許さないミランダからの無理難題に立ち向かい、いつしかその仕事にのめりこむアンディ。私生活を取り戻し、自分の本来の夢を実現することの大切さに気づいたアンディは、ミランダがパリ･コレクションという一大ファッションイベントが終わり、編集長の座を追われることになった時に、自分の本来の姿に戻る決意をするというもの。結論からいうと、エスプリの効いたエンターテインメント映画で僕として、５点満点中、４点くらいの映画でした。まず、結構笑えます。鬼編集長の容赦ない要望にけなげに対応する主人公の姿や、同僚とのやりとりの会話がややブラックな笑いを誘います。ファッションに興味のある人は、主人公や編集長のファッションを見るだけでも、そのゴージャスなファッションを楽しめます。あと、出世していくため、のし上がっていくためには、２４時間戦闘態勢でいて、ライバルを蹴落としていかなければならないビジネスの世界の厳しさが、誇張されてはいるものの、アメリカ社会のホワイトカラーの現実を教えてくれます。前回劇場で観たのが『父親たちの星条旗』だったのですが、それとは正反対で、純粋にリラックスして楽しめる娯楽映画でした。なにより、主演のアン・ハサウェイが好きになりました。まだ２４歳とこれからの女優さん。本格派女優として、イギリスのキーラ･ナイトレイ（パイレーツ・オブ・カリビアンやプライドと偏見に出演）とともに、今後の活躍に目が離せなくなりそうです。

2006.12.03

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東京の終電

昨日（厳密には今日１２月２日の深夜）は、終電ちょい前の電車で帰宅しました。僕は滅多に深夜残業をしない（しなくていい？）ので、終電、終電間際の電車に乗ることはほとんどないんだけど、いつも驚くのは、朝のラッシュよりも混んでいるということ。今日も例外ではなく、超満員電車で、身体がまったく身動きがとれませんでした。まだ、忘年会シーズンには早いよね。金曜だからかな？それにしても、東京の終電はつらいです。以前、出身地の大阪で働いていた頃は、たまに終電（間際）の電車に乗ることがあったけど、ガラガラ状態です。そもそも、街の活動の終わりが早いです。きっと、他の都市も大阪と同様で、東京だけが例外なんだろうな。一時期話題になったことがあるけど、東京メトロと山手線は２４時間運行にしてもいいんじゃないかな、と思った１日でした。

2006.12.02

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東京散策（上野）－「仏像」特別展」－

今日はすっきりしない天気でしたね。昨日の睡眠不足もあり、今朝はゆっくり起きて、午前中は家でＤＶＤ鑑賞。遅いランチをとってからそういえば、上野で美術展やっているなぁと思い出して、気まぐれで上野に出かけました。気になっていたのは、「ベルギー王立美術館展」と「仏像」特別展。どちらも興味があったのですが、仏像展のほうが早く終わってしまうことがわかったので、今日は「仏像」特別展を見ることに決定。もちろん、上野公園の散歩も目的の１つ。昨日の、神宮外苑と同様に、すごい人込みでしたが、紅葉にはまだ少し早かったです。でも、一部色づいている木々もあり、まぁ、満足でした。そうした上野公園を歩きながら、公園の端っこにある東京国立博物館へと足を運びました。「仏像」特別展。僕は最近、仏教に興味を持ち始めているので（決して怪しいカルトではないですよ）、ぴったりのテーマ。奈良・平安時代から江戸時代までの約１４０点の仏像を鑑賞しました。時代や作者によって特徴が異なる多くの仏像に圧倒されながら２時間あまり見て歩きました。なかなか見ごたえありましたよ。１５００円の入館料の価値はありましたね。それで驚いたのは、結構夕方の遅い時間だったことと、展示会期間も終わりに近いにも関わらず、多くの人が観にきていたことです。それも若い人も多かったこと。若い人が、日本の伝統である仏教文化の仏像に興味を持つことは、すごくいいことだなぁと僕は思います。さて、この「仏像」特別展は１２月３日、来週の日曜までです。興味のある人は、来週がラストチャンスですよ。紅葉を見るにもベストかも！

2006.11.26

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東京散策（神宮外苑）

今朝は５時に起きてしまって、いきなりハイテンション。スポーツクラブで汗を流し、新聞を読んで外に出ると、少し肌寒いものの、雲ひとつない晴天。こんな日に家でじっとしているのはもったいない！っということで、少し会社によって所用を済ませてから、神宮外苑に行って来ました。メトロ半蔵門線の「青山一丁目」で下車。すぐにホンダの本社ビルが見える。久しぶりの青山だ。青山・表参道あたりが東京でも一番お気に入りの散歩スポット。驚いたのが、メトロの駅から地上に上がるとすごい群衆。何かイベントでもあるのかと、はじめは思っていたんだけど、どうやら皆さん、神宮外苑の銀杏並木を見に来ていたんですね。誰でも考えることは一緒なんだなぁ。実は神宮外苑にこの季節に来るのははじめて。テレビで見る金色に輝く銀杏並木道を期待していたんだけど、写真のとおりまだちょっと早かったみたいで、完全に色づいておりませんでした（残念！）。でも、もう11月の下旬ですよ。そんなのおかしいですよね。これも今年の秋が暖かいという温暖化現象の現われでしょうか？そういえば、2年前に鎌倉に紅葉狩りに行った時もピークは12月の中旬だったもんなぁ。そんなわけで、不完全な銀杏並木と人込みには参りましたが、久しぶりの青山・表参道（正確には裏表参道を歩いた）を堪能しました。やっぱりこの街はいいや！都内の紅葉を見に行こうとしている皆さん。見頃は来週か再来週ですよ。きっとね。

2006.11.25

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はじめてのドンキホーテ

はじめて「激安の殿堂」ドンキホーテに行ってきました。僕の会社ではクリスマスパーティをするのですが、今年その幹事の１人に任命され、買出しの分担で僕の担当がドンキでの買い物だったわけです。噂での、いろんな商品が山積にされていて、通路は迷路のようになっていると聞いていたので、ちょっとドキドキしながら入店。でも、期待というか、あまりにもワクワクしていたせいか実際に店内を回ってみると、商品も陳列もそれほどインパクトなし。例の火災事件以来、普通のお店っぽくしたのかな？これだったら、東急ハンズやロストの方が僕は面白いと思った。でも、確かに売っているものは安いですね。なかでも気になったのは高級ブランドのバッグや時計が売られていること。ドンキでそんなもの買う人いるのかな？なんか、偽物くさいと思ってしまうよね。それで、結局僕が買ったのは、アイマスク、青いハンカチ（ハンカチ王子にちなんで）、割と高級な日本酒、卓上鏡、懐中電灯、UNO、携帯用目覚まし時計、バブ、ユンケル10本セットの計９点。締めて、１４，０００円也。まぁ、今日は社会勉強ということで。今度幹事になったら、デパート買出し担当になろうっと。

2006.11.23

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Vitton のバッグ

今日は冬物の服を買いに、銀座に行って来ました。お目当ては、カシミア入りウールのロングコート。まだそこまで寒くないけれど、寒くなる前に買っておかないとね。有名ブランドのものだったので、結構なお値段でした。２～３年前から欲しいと思っていたので、今年唯一の贅沢です。おまけにワイシャツとネクタイもついで買いしたので、今日の予算はいっぱい、いっぱい。でも、満足した買い物でした。せっかく、銀座まで出かけたので、そういえば、前から気になっていたVitton のバッグも見にいくことにしました。女性なら、なにかしら１点は持っているブランドですよね。僕は、何も持っていないし、店にすら入ったことがありませんでした。あえていえば、欲しかったのは旅行バッグです。大阪に帰省したり、長期で出張がある時に、使えるかなと思って。ちなみにいま持っているのはＭＵＪＩの安いバッグです。今日はどっち道買うつもりはなかったんだけれど、値段を見てびっくりしました。ちょうど欲しいサイズのバッグは１５万円、少し小さめのもので１２万円！そうか、１０万円以上するんだ。そうだよね。ある種一生ものだもんね。と思いながらも、今日は偵察のみ。来年、給料が上がって、ボーナスがたくさん出たら、ご褒美として買うことにしよう。今年の帰省はＭＵＪＩの５，０００円バッグだな。

2006.11.19

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『DEATH NOTE』を独断でぶった切る！

今日は10:15分開始の『DEATH NOTE』を見てきました。ブー！5段階評価でせいぜい、２点か３点。サスペンスにしてはドキドキしないし、知的側面では古いけど『羊たちの沈黙』のような心理戦ともいえない。なんとも中途半端な映画でした。よかったのは、若手男優でもっとも演技力を買っている藤原竜也の演技だけかな。それ以外は、見るところなし。どうせ見るなら劇場でとは思うけど、DVDでも見る気はしませんでした、僕は。ただ展開が速いので飽きることはない映画です。だから、最低の１点にはしませんでした。長時間ストーリーを描けるテレビドラマではなく、２時間あまりで、観客を惹きつけないといけない映画なら、画像ならではの、美しさやアクション、壮大なスケールの映像がないといい映画とはいえないというのが僕の持論です。評判は良いようですが、僕は辛口に中の下としました。映画の評価は主観だから、あくまでも参考に。

2006.11.12

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まんが喫茶

今日は朝から小雨模様。数日前からの風邪も抜けきれずずっと家で寝たり、本読んだり、TV見たりしてました。夕方、ちょっとは外に出ようっておもって、近くのまんが喫茶に行ってきました。まんが喫茶には月に１回くらい行きます。今回の目当ては、『常務　島耕作』第５巻を読むことと、あだち充の『Ｈ２』を５冊読むこと。あとは週刊誌をパラパラ読む。１時間半で４８０円也。時間や曜日によるんだろうけど、店内は空いていました。僕は仕事は内勤（人事）なので、外出する機会はあまりないけど、世の営業マンはたまにまんが喫茶でリラックスしてるのかな？まんがや雑誌は読み放題、飲み物ただ。ＰＣも使える。ほんと便利な場所ですよね。それに安いし。『島　耕作』の最新刊がでたら、また行こうっと。

2006.11.11

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『手紙』

今日は久々の有給休暇日。昼過ぎまで家でのんびり過ごして、夕方から有楽町に映画を観にいきました。タイトルは、『手紙』。東野圭吾原作の話題作です。平日に映画を観るのは久しぶりでした。こないだの３連休は封切だったこともあってか、長蛇の列でしたが、今日はガラガラ状態。後方真ん中のよい席で観ることができました。ところで、『手紙』。今年観た映画の中で一番良かった。ストーリーは書きませんが、強盗殺人犯で刑務所に入っている兄を持つ主人公が世間から様々な差別を受け、苦しみながら生きていく様と、兄弟の絆を描いた映画です。映画の設定は、殺人犯の兄という特殊な設定ですが、世の中っていろいろな差別が存在しますよね。ここの日記では書きませんが、人ってそもそも平等じゃないって思う。生まれた時点で、恵まれた人生と、つらい人生がすでに決まっている場合もある。もちろん、個人の力で挽回することはできるけど、あらかじめハンディを背負って生きているわけですよね。差別あるいは、今風にいえば格差は存在する。だけど、それから逃げるんじゃなくて受け止めて生きていかざるを得ないんですね。差別はあるけど、きっとそんなことを超えて理解してくれる人は必ずいるから。そして、映画のラストシーン。主人公は兄とのつながりを断つための手紙を書く。その区切りをつけるために、兄がいる刑務所で「お笑いコンサート」に出演することに。そこで、主人公と兄は、兄弟の絆を切ることになるが、兄弟の絆がいかに強いものであるかを改めて理解する。ラストシーンで、涙がこぼれた。

2006.11.07

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牛丼を食す

多くの方がご存知と思いますが、吉野家が限定で牛丼販売を再開しました。僕の家の近所にも吉野家があって、昼時に前を通りかかると、１１月１～５日までの期間限定販売とのこと。大の牛丼ファンということもないのですが、あの味が懐かしくなり、久しぶりに食べてみました。牛丼（並）３８０円也。以前は確か２８０円だったような記憶が・・・。まぁ、それにしても安い。昔は、吉野家さんには月に１～２回お世話になっていました。う～ん、懐かしい味だなぁ。やっぱり豚丼とは違うなぁ～。でもちょっと物足りない感じ・・・。さて？ほぼ食べ終えた頃、後から入ってきたお兄さんが、「牛丼、つゆだくで！」って。そうか、おつゆをたくさんかけてもらうことができたんだ。後悔先に立たず。でも、まぁ、満足して店を後にしました。吉野家の牛丼は、完全復活にはまだ時間がかかりそうで、しばらくは、今回のような限定販売が続くようです。ＢＳＥ問題が根っこにあるわけですが、個人的には日本人はＢＳＥにあまりにも過敏に反応しすぎているように思います。科学的根拠があいまいな現時点でここまで米産牛肉を排除するのは、どうなんですかね？みんな、もしアメリカに旅行に行ったら、ステーキとかハンバーガー平気で食べるんだろうな。米産牛肉が怖いと思っている人を非難するつもりはないけど、僕のようにまったく気にしない人も多いはず。要は、産地を明示して消費者に選択権を与えればすむ話だと僕は思います。また、来月、牛丼食べに行きます。今度はつゆだくで。

2006.11.05

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やはり投資先はインドか？

今日は勉強する日。朝ジムに行って、掃除・洗濯・買い物をしてからはずっと家で勉強です。英語に、ビジネス書を読むこと。ビジネス書は、『日経ビジネス』を購読しているのですが、今週号の記事に興味深い記事があったのでご紹介。以前の日記にも書きましたが、投資に関すること。ＢＲＩＣs って言葉聴いたことあります？Ｂはブラジル、Ｒはロシア、Ｉはインド、Ｃは中国。要は、今投資先として注目されている４カ国を総称してＢＲＩＣｓと呼んでいます。日経ビジネスの調査によると、「ＢＲＩＣｓを対象とした投資信託や株式を購入してみたいですか？」という質問に対して、ＹＥＳが３６．５％、ＮＯが４０．３％とほぼ拮抗。高い経済成長率が見込め、株価上昇への期待が高いと思う人がいる反面、投資リスクが大きいと二の足を踏む人も結構いるようです。興味深かったのは、次の質問です。「では、ＢＲＩＣｓのうち、どの国を対象にした投資信託や株式を購入してみたいですか？」に対し、インドが７８．０％と他を圧倒しています。ちなみに、次は中国で４０％弱。ブラジル、ロシアの順です。インドがトップになった理由としては、「ハイレベルの大卒者がＩＴ関連企業に集まっている」など、世界的にもインド企業が高い競争力を持つと考える人が多いようです。この調査結果は、僕の考えていたことをそのまま裏付けるものでした。僕はインド投資信託に多額ではないけれど、投資しています。今のところ実績も出ています。ハイリスク・ハイリターンであることは間違いないですが、インドへの投資は一考の価値があると思います。

2006.11.04

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『父親たちの星条旗』と『地下鉄に乗って』

今日は文化の日。朝から有楽町マリオンに行って、映画のはしごをしてきました。はじめに観たのが、『父親たちの星条旗』。前評判が高かったので期待していたのですが、僕にとっては残念ながら期待はずれの映画でした。クリント・イーストウッド監督だから期待していたのにな。徹底したリアリズムとスケールの大きな戦闘シーンはよかったけど、内容がスカスカ過ぎます。それと、人が死んでいく様がエグすぎです。気持ち悪いです。「戦争に英雄はいない。英雄に祭り上げられた人間の苦悩も大きい」というラストでのメッセージと、太平洋戦争はアメリカの余裕の勝利かと思っていたけど、内情は財政的にかなり厳しい中での戦争だったというのがわかったのは、勉強になりました。２本目は、『地下鉄（メトロ）に乗って』。あまり期待していなかったけど、かなり良かったです。何より助演の大沢たかおの演技がすばらしかった。籍まで抜いた確執のある父親の過去をタイムスリップすることによって垣間見ることで、父の生き様を理解していく主人公。そしていろいろな事象が最後につながりを持っていくところで、あっと驚くどんでん返しが！見ごたえのある映画でした。それにしても、今日の映画館はすごく混んでいました。両方とも当然満席。僕は早めにチケットを買っていたので良い席で観る事ができました。同じ映画館で今日封切の『手紙』はチケット売り場から朝早いのに長蛇の列ができていましたよ。今月は映画の月にしようっと。

2006.11.03

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インプラントって知ってます？

今朝は、歯医者に行ってきました。実は、インプラントという、簡単に言うと現代の差し歯をしてもらっているところなんです。歯茎にボルトを埋め込んでそのボルトに偽歯を貼り付けるというもののようです。誰もこんなインプラントなんて好き好んでやろうと思いませんよね。僕だってそうです。歳のせいじゃありませんよ（苦笑）。僕は高校時代に硬式野球部に所属していたんですけど、その時にボールが前歯にあたって、歯が奥に下がってしまい、すぐに歯医者に行ったんですけど、その時にきっちりと治療しなかったのが、今に来て影響がでて、歯茎の中の歯根がもうスカスカ状態になっていました。それで思い切ってインプラント。差し歯も従来からのブリッジタイプとかもあるようですが、やはり長い人生のことを考えると長持ちするものにしておかないとね。ただ、このインプラントは、めちゃくちゃ高いです！ぼったくりです！保険がきかないかららしいのですが、なんと１本４０万円。僕の場合は前歯ですが、基本的にはどの歯でも値段は変わらないみたい。他の医者やネットでも調べたけど、値段はどこでも同じようです。あと、インプラントの治療には時間がかかります。５月から治療を始めて、７月に悪い歯を抜き、８月にボルト付け。偽歯をつけるのは来年の２月の予定です。もちろん、その間、歯抜け状態じゃないですよ。偽歯の偽歯のようなものを暫定的につけています。歯は一生ものですからね。皆さんも日ごろから歯の手入れには気をつけましょう。

2006.11.01

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