関西出身者の血ぃと広島県民の血
数日前、ダンナのTシャツに血が付いていた。出来物とかかきむしったりしたんだろうなー、きっと。私「なー、シャツに血ぃ付いてんで。どっかから血ぃ出てんのちゃう?」夫「はぁ?チイって何?」私「血ぃ言うたら血ぃや。シャツに血が付いてんねや。」夫「チ・イ? 何で血のこと、チ・イって二文字で言うの?」私「二文字と違う。血ぃや、血ぃ。目ぇいうたら目ぇやし、手ぇいうたら手ぇやし、毛ぇいうたら毛ぇや!」・・・思い出した。中学・高校時代、父の転勤で福岡に住んでいたんだけど、『毛ぇ切った』って言うのが友達に通じなかったなぁ・・・そういえば。「え?けーき?きった???何?」とか聞かれちゃったっけ。なーんてことを思い出している間、ダンナは「ちぃ?ちい?めぇ?」とか嬉しそうに私の真似をしている・・・。うるさいなぁ~、もう!それから数日。歯医者から帰ったダンナは、治療中の歯の痛みに苦しんでいた。薬ギライのダンナも、さすがに痛み止めを飲んでしょんぼりとおとなしい。痛みが薬で治まると、なにやらごそごそしてたけど。夜寝る頃、薬が切れたのか、歯が痛む様子。私「歯ぁの薬飲む?」ダンナ、途端に目を輝かせてしゃべりだした。夫「は・あ? はぁの薬?」私「(またかよー) 歯の薬!」夫「手ぇ?目ぇ? じゃ、胃は?」私「胃ぃ」夫「何で伸ばすの? 蛾とかは?」私「蛾は・・・蛾やろ・・・?? あ、やっぱり蛾ぁって言うわ。」夫「あ、数字数えてよ。一から十まで。」私「いーちー にーぃー さぁーん しぃー ごぉー ろーくー ひーちー(しち) はーちー きゅー じゅぅ」夫「ねぇねぇ、どうして数字数えるのに節をつけるの?」子供のときからそうやって数えてきたんや。・・・・・早く寝ようよ・・・・・なぁ。