chapter 60を読む
彼女に直接「マコさんには怒られちゃったから、本当に思った事だけ言うようにしてるんだ~」と言われた事がある。
「うんうん、すごく一生懸命考えて正直に伝えようとしてくれてるのわかる。
それってすごい大変な事だって、私もやってきてわかってるからすごく嬉しいよ。
私と違う意見や考えでも、そういう考え方もあるんだなって気付いたり出来るから楽しい。」
そう言うと「そんな風に思えるんだ~。なんかすごいね。」と言われた。
道が見え始めると進むのは早い。彼女はきっともう自分でどんどん歩いていくだろう。
まだまだたくさん躓くだろうけど、私はその時だけ手を貸してあげられるようにしよう。
きっと、彼女にはもう「頑張れ」と言ってもいい。