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madamkaseのトルコ行進曲

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2015年11月26日
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【11月26日・木曜日】


 トルコは、共和国を築いたアタテュルク初代大統領以来、主権在民、政教分離、世俗主義の三本柱を国是としているので、言論統制は余りないかと言うとそうでもないのかもしれない。

 26日、アタテュルク支持・硬派のジュムフリイェット新聞主幹で、著名なガゼテジ(新聞記者、ライター、評論家等々)の1人、テレビでもルポルタージュ番組など経験豊富なジャン・デュンダル氏と、同新聞アンカラ支局長のこちらもよく知られたガゼテジであるエルデム・ギュル氏が揃ってイスタンブールの検察に呼ばれたのだそうだ。

 とある事件の見解について説明を求められたのだそうだが、数時間後揃って逮捕され、イスタンブールの中心地から車で1時間弱の、シリヴリ刑務所の独居房に別々に収監されてしまったというのである。

Can Can Dundar氏は支持者の非常に多いジャーナリスト


 このところ、エルドアン大統領は、まず11月1日の総選挙でよもやの大勝を果たし、11月中旬には地中海のリゾート、アンタルヤ市で、G20サミットのホスト国大統領として諸大国のリーダー達を迎え入れ、娘婿は国会議員初当選でしかも内閣の重要ポスト、エネルギー・天然資源大臣に任命されるなど、まことにご機嫌麗しいものがあった。

 それが一転、領空侵犯のロシア戦闘機を、トルコ空軍が撃墜したことで、プーチン大統領が冷徹な表情をなお固くして、トルコの非を鳴らし、真っ向から対立してきたこともあり、クリティカルな状態になってきた。

 そこにもってきて、かねてから全く別な事件を追及していた、ジュムフリイェット紙の主幹達2人に、八つ当たりでもしたかのように、突然収監してしまった、と言うことなのではないだろうか。

 私もこの件についてはよくわからないので、これ以上は書けないが、「言論は自由、ペンは剣よりも強し」と信じる誇り高い人々にとって、これはまさに晴天の霹靂である。

 検察から呼び出しがあったとき、この2人がアダーレット・サラユ(正義の殿堂=裁判所)に向かうときは、メスレッキタシュ(同業者)のガゼテジ達が大勢彼らを守るように集結していた。

 報道陣も続々と駆けつけて来た。そして彼らみんなが抱いた「杞憂で終わればいいが」と言う希望に反し、ジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏はそのまま帰して貰えなくなったのだった。

 





   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




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Last updated  2015年12月05日 06時43分25秒
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