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【9月22日・木曜日】 トークショウ番組で達者なトルコ語を駆使して人気を得た日本人タレント、小林正貴さんが番組の夏休みを利用して、ほぼ2ヵ月間日本に帰り、クルバン・バイラムの始まるころイスタンブールに帰り、日本からお土産があるので、それを加瀬さんに届けがてらウイグル料理でもご一緒にいかがですか、と誘ってくれた。 月曜、火曜と雨模様の日が続いたので、今日も大した降りではないにしても、小雨が時々ぱらついていたが、午後1時頃約束のイエニカプ駅前で落ち合い、3月の私の誕生日にご馳走になった店が、どうも休業しているのか何度電話しても誰も出ない、とのことで、駅からもそう遠くない最近知った別な店に案内してくれた。 妻のシェナイさんも坊やも元気で、慶次君は「あれぇ?」と言うような顔つきで私を見た。5月30日にタキシム広場の近くで会ったときからすれば、赤ちゃんを脱してかなり男の子らしくなってきた。福島の小林さんご一家は、3人がトルコに帰ってしまったあと、さぞかしがっかりして、寂しくなってしまったに違いない、と思われた。 動きが素早く、休みなく走り回って、みんなを慌てさせたらしい慶次君。 何てったって海外旅行を経験してきましたから~。 5月末にあった時は、まだまだ赤ちゃんの面影を宿していたのですが・・・ アクサライ地区には、昔はロシア人が溢れていたものだが、今はもう、ロシアからの買い物客はなく、数年前からシリアから移住した人々や、アラブ諸国の人々がたくさん住んでいるとのことで、ウイグル料理店のメニューにも、アラビア文字が躍っている。 私は定番のウイグル・ラーメン(ラグメン)と、サムサという、挽き肉パイをご馳走になった。夫妻はそれぞれ好みの物を頼み、水餃子を中央に一皿置いてみんなで食べた。 ちょっとピリ辛、麺は腰が強くて美味しい。やっぱりたまにはウイグル、いいですねえ。 茹でた水餃子も大きくていい味です。挽き肉ではなく、こま切れを叩いたもの。 子連れで荷物も多いところにこうして私にまでお土産をありがとう。 電車通りの、みんなで以前よく行った店は、客が増えて強気となり、1年の間に急激に何度も値上げしてしまい、味は値段と反比例して落ちたので、今はもう私達はほとんど行かなくなってしまった。 シェナイさんは新婚旅行でも日本に一度行っているので、いろいろな日本的習慣や人々との対応にも慣れたそうだ。クーデター直後に日本に出発した夫妻が、2ヵ月近く留守だった間に、トルコの政治事情や国民感情などがだいぶ変化したのを感じたことだろう。 小林さんも新たな展開を求めて「明日からでも動き出しますよ。帰ってすぐいろいろ準備を始めています」と言う。久々のウイグル料理をご馳走になって3時過ぎに店を出た。日本からのお土産の食材や、小林さんがかつて旅行でお手伝いしたことのある大学の先生と会ったとき、私もご一緒したので、先生は私にも小林さんに託して、ご厚志を届けて下さった。 小林さん達がアクサライのスクランブル交差点のところまで送ってくれたので、年内に坊やの誕生日があるので、また伺います、と約束して別れ、地下道を通り、交差点を渡った。 幸い近くのバス停で、タキシム広場行きのドルムシュに空席があったので、スムーズに広場に戻ってくることが出来た。 スラセルビレル通りを下り、土・日の来客に備えて食材を買ったあと、ペット・ショップにも寄って猫達の餌や砂を購入、明日の午後、全部揃えて配達してくれることになった。 先生、ありがとうございました。小林さん、ご馳走さま、日本のお土産ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年09月27日 23時22分50秒
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