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カテゴリ:トルコと日本と世界の出来事
【4月15日・土曜日】 日本で、先月24日の終業式の日に家を出て間もなく、登校途中で行方不明となっていた、千葉県松戸市六実の小学校3年生の女の子、ベトナム国籍のレェ・ティ・ニィャット・リンさんを殺害、遺体を捨てた嫌疑をかけられていた容疑者が、任意同行を求められ、ついに検挙された、と朝のNHK(正午)のニュースのあと、ずっと続報を追っていたら、なんと、46歳のこの男は児童を守るための、保護者会の会長でもあったという。 9歳、3年生の女の子と言えば、まだ、人を疑うことも何も知らない、まして犯人は熱心に児童達の登校時に、交通事故や犯罪から守るために、通学路で見守りをしてくれる顔見知りの、安心出来るおじさんだったに違いない。 それが、この事件であってはならない幼女誘拐殺人事件を、いともやすやすと引き起こし、あろうことか、カムフラージュの陽動作戦でかえって疑いをかけられることになったようである。それとも、恐ろしい殺人事件の犯人であることを、見せびらかしたい劇場型犯罪を目論んだのであろうか。 ましてや、自分にも同じ小学校に通う子供2人がいたと言うのでは、他人の大事な子供を殺害した手で、どんな顔をして自分の子供達の手を引いて学校に連れて行くことが出来るのだろうか。 まあ、そういう人物は得てして、これからもどんな説得にもほだされず、自分のことだけを考えて罪を認めようとしないのではないだろうか。ああでもない、こうでもない、と嘘でも何でも言って、検証をひっくり返そうとするに違いない。 身勝手な変質者としか言いようのないこの男は、自分の魔手にかけて殺害したリンさんと同じくらいに可哀想な、いや、考えようによっては、一生犯罪者の子、という烙印を押して、2人の子供を不幸のどん底につき落したようなものである。 私も貰い泣きしか出来ないけれど、天国でのリンさんのご冥福を心からお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年04月20日 05時24分40秒
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