以前にも紹介しましたが現在公開されてる映画
パイレーツ・オブ・カリビアン-デッドマンズ・チェスト-
で大活躍中のジャック・スパロウ。
彼の少年期の頃(16くらい?)を描いたこの小説、
レビューを書け!との要望により(笑)
登場人物とあらすじを紹介したいと思います。
これから読む方、今後読む予定の方はネタばれに注意の上
ご覧になってください。
(その部分は隠してありますので、ドラッグしてくださいw)
~ジャック・スパロウの冒険 1 嵐がやってくる!!~
☆ 登場人物 ☆
●ジャック・スパロウ
勇敢で機知に長け、利にさとい男ながら、
決して憎めない愛すべき個性を持った天性の海賊。
自由を愛する性癖は、少年の頃から変わらない。
はた目にはマヌケに見えることもあるけれど、剣術と航海術に天賦の才あり。
●アラベラ
トルトゥーガ島にある酒場「フェイスフル・ブライド(貞淑な花嫁)」で働く女の子。
酒場は父が経営している。
母親を海賊にさらわれ、父の言いなりで働いているが、
自由になるチャンスをいつも探している男勝りの面も。
ジャックを救い、冒険の最初の相棒になる。
●フィッツウィリアム
通称フィッツ、またはフィッツィー。
イギリスの名家の子息だが、家に縛られた生活に嫌気がさして
ジャックたちの冒険に加わる。
育ちの良さとは裏腹に、母を幼い頃に亡くし、姉のアンを海賊に誘拐されている。
英・仏・独語に加えて、ラテン語とギリシャ語にも堪能。
●ジーン
トゥーメン、コンスタンスと共にイギリスの船籍の商船に乗っていたが、
船が沈没し、ガイコツ島にたどり着く。
ジャックたちより2~3歳年下で13歳くらい。
●トゥーメン
ジーンの相棒。ジーンとほぼ同じ歳だが、航海術を心得ている。
●コンスタンス
ジーンの妹と、ジーンが言い張る猫。
ジーンには呪術師、ティア・ダルマの呪いで猫の姿に変えられた。
●キャプテン・トーレンツ
悪名高い凶暴で残忍な海賊。
ジャックにコルテスの剣の鞘を奪われ、ジャックとそのクルーを追いかける。
デイヴィー・ジョーンズの呪いにより、怒ると周囲に嵐を巻き起こす。
●石目のサム
伝説の海賊。ジャックの最初の帽子は、もともと彼の所持品。
●ケツァルコルテス
メキシコ神話に登場する豊穣の神。
ケツァルコルテスの神事には、必ずいけにえが供えられたと伝えられる。
●フェルナンド・コルテス
16世紀半ば、わずか600人あまりの手勢でメキシコのアステカ帝国を滅ぼし、
制服したとされるスペイン人。
*****
☆ あらすじ ☆
父の経営する「フェイスフル・ブライド(貞淑な花嫁)」で働くアラベラ。
金褐色の髪をなびかせ、今夜もビールをせっせと運ぶアラベラだったが、
客の海賊たちのひそひそ話しに耳を傾けていた・・・。
(以下反転w)
「スペインの財宝は奥地にしか残っていないぜ。」
「おれが言っているのは、スペインの財宝の事じゃない。」
海賊としては二流のハンサム・トッドは目をギラギラ光らせながら、こう続けた。
「アステカの金貨のことさ。失われた王国の宝だよ・・・。」
ここで伝説の内容に聞き耳を立てるアラベラ。
石目のサムとエスケレティカ島-。
伝説によると、サムはコルテスの剣を持っていて、
島全体に災いをもたらしたと言われている。
その伝説の中に『石と大理石で出来た美しい小さな町があり、
それはまるでローマのようだった』と・・・。
その石目のサムの金の話で盛り上がっていたようだった。
その金こそが次々と違う人の手に渡ると言われている伝説の金貨-?
アラベラの存在に気付かれ、話を途中で遮られてしまい、
これ以上聞く事が出来なかった。
その時、嵐の中から一人の少年が店に飛び込んできた。
ボサボサの髪、両目には稲妻が映り光っている。
見た事もない濡れ鼠のような少年はアラベラより若い。
少年は誰かを何かを探すような怒った表情で客達の間をくぐり抜けて行った。
薄茶色の目が一瞬きらりと光り、手を伸ばした先には古いずた袋があった。
すると大きな体格の海賊が、それに気付き少年にビールのジョッキを投げつける!
運悪く、他の海賊たちにぶつかり、酒場の乱闘が始まってしまった。
大男は剣をはじかせ少年めがけて突進してくる。
少年はそれをかわし、こう叫ぶ。
「オレはあざ一つできちゃいないぞ!
ジャック・スパロウは傷ひとつないぜ!!」
そのとき、彼の後ろで大男の海賊が「あの袋を返せ」と立ちはだかっていた。
ジャックがどーしようかと考えているとアナベラがジャックの襟首を掴み
大男からの攻撃を避け、店の外へと飛び出した。
ジャックの手には「あの袋」がしっかりと握られている。
外は蒸し暑い嵐で、激しい雨が二人を打ちつけていた。
第1章を簡略的にまとめてみましたw
意味通じたかな・・・?(汗;
ジャックとアラベラの出会いでした♪
後半へ続く…w