|
カテゴリ:ヘテロソフィア・アート
しかし、今回びっくりしたのは初参加の勝(かつ)さん(1967年生まれ)の作品6点であった。すごい作家の登場である。案内のDMの作品ではそんなに鬼気迫るといったものではなかったが、会場でつぶさに見てみて圧倒された。いずれも油彩作品ではあったが、僕の大好きな浮世絵作家・月岡芳年を彷彿させるオ―ラをむんむん発しており、釘付けになった。「修羅が池」そしてもっとも気に入ったものは「南天と龍と煙管」20.9cm×41cmだ。すでに絶版になって久しい5年前の初個展の図録をベルンの社長から見せてもらったが、そのいずれも凄いの一語につきるものであった。駈けつけてしみじみよかったと思った。 最終日だったこともあって、勝さんも会場に居られたのをベルンの社長から教えてもらったが、若々しい実直そうな好男子でひと目みて人となりにも気に入ってしまった。ファンに取り巻かれていたので今夜は挨拶を控えさせてもらったが、京都在住の関西人なので、また遠からず作品に接する機会もあろうかと思う。楽しみがまたひとつ増えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月01日 22時30分28秒
コメント(0) | コメントを書く
[ヘテロソフィア・アート] カテゴリの最新記事
|