1796586 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

夢みるきのこ

夢みるきのこ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

2013年05月02日
XML

 能勢の妙見山は頂上の神宮寺で昼を摂ったあと、ブナ林へ行く人たちと別れて有志で下山し、阪急夙川で下車、ひとまず大谷美術館で開催中の「とら虎トラ」展へ赴き、もうひとつのシュールなおもんちゃんワールドへのモード・チェンジを行なってから、Ameen's Ovenのデッキへと徒歩で向かった。こちらも25日~29日と期間が短いので諦めていたものだったので、とてもうれしかった。

 「とら虎トラ」展は、案に違わず、阪神タイガーズをひっかけており、野球音痴のぼくには展示の半分はたいした感興も催さなかったが、後の半分の西宮や鳴尾村の近世から近代に至る町の推移の紹介はとても興味深いものがあり、またわが国には存在しなかった虎や象といった幻獣の図像化に江戸期の作家たちが大変な苦労をしたことが偲ばれ 痛快だった。

 おもんちゃん個展 (4)0003.jpg

 ようやく傾き始めた日の光の射し込むテラスで待機していたおもんちゃんは、僕たちの来訪を心から喜んでくれ、彼女の協力している祝島の原発阻止運動の経緯も語ってくださり、パン粉の袋に残った粉で書きあげた作品や展示作品のそれぞれにも詳しい解説をしていただいた。

 丁度会場に居合わせた神戸市北区で農園を営むという三宅幸江さんという素敵な女性とも知遇を得て、またまた色呆けマダラはときめいてしまい「浜の真砂はつきるとも世に魅力溢れる女性は尽きまじ」と改めて感じ入った次第である。

 おもんちゃん個展 (6)0005.jpg おもんちゃん個展 (5)0004.jpg

  OMON chan's WORLD EXHIBIYION

 おもんちゃん個展 (2)0001.jpg おもんちゃん個展 (3)0002.jpg

 日常生活からすこし浮いたところの世界をアートするおもんちゃんワールドは、このテラスのすがしさと相まってとても居心地がよく、最初ハ―ブ・ティーと雑穀パンで談笑していたが、おもんちゃんがデザインや制作に協力している岡山のなんとか牧場の地産チーズがふるまわれるに及んで「これで、ワインがあれば最高だね」とMくんと話していると、オーナーの三島祥司さんが出てきて楽聖のラベルを貼り付けたドイツのテーブルワインを出していただき、天にも昇る心地がした。

 おもんちゃん個展0007.jpg  おもんちゃん個展 (7)0006.jpg

 このアミ―ンズ・オーヴンは、おもんちゃんの痕跡がいたるところにあり、この看板(上左)やお手製ダクト(上右)も彼女の手になるものだと聞き及んでいたので数コマ撮ってきた。そして、ようやくうすづく日を浴びながらおもんちゃんワールドのもうひとつのシュール世界にとっぷりと浸り、この長かった一日は、ようやく静かに発酵しつつ夜へと流れていきました。

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年05月03日 22時53分55秒
コメント(0) | コメントを書く
[ヘテロソフィア・アート] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X